音の記憶 技術と心をつなげる 小川理子 (著)
図書館でふと見つけた本でしたがとても感銘を受ける内容でした。筆者はエンジニアとジャズピアニストという二足の草鞋を履いた方の半生を描いたものです。パナブランドのTechnicsの復活を指揮、日本オーディオ協会の会長を務めてます。 この副題にある「技術と心をつなげる」というフレーズ、筆者の人生を正に表している言葉です。
好きなもの、得意なものと仕事がつながっているというのはまさに天職なのでしょうがその分、妥協できないのかなとは思いますし気分転換というわけにいかないので常に全力で取り組まなくてはいけないという辛さもあるのかなということを感じました。ジャズという即興性が求められる性質も製品開発とやや似た面があるのではと思いました。
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