ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

愛媛県愛南町へ~ その3 びやびやカツオ(深浦漁港)

2012-12-05 23:39:07 | 旅行
朝7時過ぎに自宅を出て、愛媛県愛南町 高茂岬、石垣の里を巡って
時間をみるともう午後2時近くになっていました。

口いやしい私たちが、高茂岬や石垣の里で、のんびりとしていたのには訳がありまして・・・・

実はここ愛南町はカツオで有名な町なんです。
カツオと言えば高知と思うでしょうが、
愛南町のHPをみてみると、愛南町の深浦漁港は高知の各漁港を抜いて四国一の水揚げ量を誇っているとか~~

なので、お昼は是非とも深浦漁港にある「市場食堂」で、美味しいびやびやカツオと食べようと決めていました。

びやびやカツオってなんだ??

これも愛南町のHPを検索すると・・

    そもそもカツオとは、身質が柔らかく傷みやすい魚のため鮮度が落ちやすい魚。
           カツオ漁は、通常では早朝出港し、次の日、若しくは2日後の朝に市場にかけられるのに対し、
            深浦港では獲ったその日に港に戻り、午後には市場にかけることができるため、
              他のどこにもない“新鮮なカツオ”を手に入れることができるのです。

          獲ったその日のうちに水揚げされるカツオは『日帰りカツオ』と言われ、
            「今までのカツオが本当のカツオの味ではなかったんだ」と 錯覚するほどの美味。
              新鮮すぎて包丁が入らないくらいの身の状態であることから、
                地元では『びやびやかつお』とも言われています。

          「しかしここ数年、カツオの通る道が変わった。漁場が南に動いているんです」(愛南漁協職員談)                        
                    (今までより漁場が遠くなったという事です)

             水揚げ量は一定ながらも、今までのように、日帰りカツオが市場に入ることは少なくなりました。
                まさに幻の美味、それが愛南町の『びやびやかつお』。



折角愛南町まで行ったのだから、これは是非とも食べておかねば~~

お昼前に市場食堂に予約の電話を入れると、
今日は12時40分位に船が帰ってくるので食べられるのはそれ以降になります、というお返事。

やはりその日に水揚げされたものが、すぐ食べられるんや\(^o^)/

という訳で、2時ちょっと前に石垣の里を後にして深浦漁港に向かいました。

幻の美味「びやびやカツオ」、期待に胸躍らせて、心なしか車のスピードは速くなり30分程で深浦漁港に到着
もうすでに、セリは終わって後片付けに入っているのでしょうか、人影もまばらで静かです。
      


       



市場食堂はこの一角にあります。決しておしゃれなお店ではありません、食堂ですから~~
         




お待たせしました、びやびやカツオ定食です\(◎o◎)/
                    



ウワッ、思ったよりお刺身の量が多いね、1、2、3、4・・・・10切れも付いてるよ~~(二人でこっそり数えました(-_-;))
                     


美味し~~~い  口の中でとろけそう~~っていうのはこんなことなんやなあ\(◎o◎)/!

もちろんこんな味の刺身は食べたことがありません。
私の中では、カツオといえば、タタキで、が常識だったんだけど、
新鮮だからこそ、そんな手間をかけずにシンプルに素材の味をそのまんま味わえるんですね!

お腹空いていたけど、ゆっくり時間をかけて味わっていただきましたよ!
  


それから、もう一皿付いているのは、味のフライとジャコテン
         


このジャコテンがまた近くのスーパーで買うジャコテンとは大違い フンワカしてすごく美味しかった~

ダメもとでお店の方にジャコテンを売って貰えないかと聞いたところ、ここでは作っていないので
これを作っているお店を紹介して貰えました。

なんと、今さっきまでいた外泊のひとつ手前の「中泊地区」の浜木商店さん、

車で往復1時間ほどかかりますが、美味しいものの為ならそんなこと厭いませんよ!
元来た道を引き返し、見つけた浜木商店さん、
お魚もお惣菜も売っている浜の魚屋さんです。
            

そのままレンジでチンしてもいいし、野菜と一緒に煮てもいいし、おでんに入れてもいいですよ~~
簡単レシピ大好きです。

値段も4枚入って200円とお買い得、

あちらに行った際には、是非寄って見て下さい。
中泊地区浜木商店さんです。