ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

九州花めぐりⅧ 原尻の滝へ寄る

2012-05-22 23:50:35 | 旅行
九州花めぐりの旅ももう終盤です。

阿蘇神社あたりで、のんびりと水基めぐりなどをして過ごしていたら
もう15時を過ぎてしまいました。

後は、大分県竹田市を経由して佐賀関を目指して帰るだけですが、
当初から、帰りにはその途中にある「原尻の滝」に寄って帰ろうと計画していたのです。

熊本県阿蘇市から大分県竹田市経由して、その滝のある豊後大野市緒方町に着いたのは
16時20分になっていました。

東洋のナイアガラ」と言われている「原尻の滝」はこんな所です。



滝の幅は120m高さは20m、本物のナイアガラの滝幅が670m高さは54mだそうです。
規模は断然本物には勝てませんが、急峻な渓谷にある高さを競う滝はたくさんあっても、
のんびりした田園地帯の中に突然現れるこんな滝は、珍しいのではないでしょうか。
もちろん日本の滝100選にも選ばれています。


木製の滝見橋を渡ると、正面からの滝を見る事ができます。



かなり揺れます。こんな所あまり好きじゃあないんです。
今日は渡る人が少なくてよかった~~



橋の上から




対岸に渡って、滝を見ながら1周できます。









水量豊かな緒方川の水が流れ落ちています。



階段を降りると、滝壺の近くにも行けます。



水量が多い時には、この川幅全体から水が流れおちるそうですから、今日の水量は多い方ではないのでしょうね。


今回の九州の旅では、水源・湧水・滝など、各所で豊かな水の流れを目の当たりにして
水のある風景を本当に羨ましく思ったのでした。


滝を見終わったのは17時、19時発のフェリーに間にあうかな?





九州花めぐりの旅
日間の花めぐりの旅は、無事終わりました。

体調が悪い中出発、楽しみにしていた地元の美味しい食事も食べられず
旅の楽しみは減ってしまいましたが、見たいと思っていたたくさんの花に出会え
広々としたくじゅう阿蘇の緑の風景や豊かに流れる水に、しんどさも忘れさせてもらいました。

それから、思っても見なかったあべさんとの再会は何か不思議な縁を感じましたし、
何かビビッとくるものを感じて声をかけさて頂いた方は、なんと私の憧れのマドンナ
「花調べ」のkeikoさん、嬉しい出会いでした。

たくさんの出会いと思い出が詰まった旅、
Sさんご夫妻のお気遣いに感謝いたします。ありがとうございました




世紀の天体ショー 金環日食を見る♪

2012-05-21 21:12:43 | 日記
今日、2012年5月21日は、金環日食が日本の広い範囲で見る事が出来るので、
以前からかなりの盛り上がりを見せていました。

もちろん私もどこかいい場所で見たいと考えていた矢先、
先日九州旅行に一緒に行ったSさんに、金環日食ツアーに誘われ
二つ返事で了承、御一緒させて貰いました。

ところが、週間天気をみても、肝心の当日の天気が思わしくなくて
直前までやきもきさせられました。

当初は、高知の方がいいかと思ったのですが、天気が香川より悪いようなのでパス、
新聞やテレビなどの情報から香川でも東に行けば、ギリギリ金環日食を見る事が出来るようだと
わかり、そちら方面に行く事になりました。

津田松原SA辺りが、香川では「金環日食」の西の限界場所だそうで、
駐車場では、岡山、広島、佐賀、島根などの県外ナンバーの車が目だっていました。
そちら方面では、部分日食は見えるけれど金環日食を見る事は出来ないのですね。


5時45分、もうすでに場所確保、スタンバイOKの人達も



雲が多いですが、なんだか明るくなってきている気がします。




私達が、向かったのはそこからまださらに東に進んで、東香川市引田町の海岸沿いです。

6時50分の空の様子です。これならちょっと期待出来そうです♪



若いころは、天文青年だったSさんは、こんな年代物の望遠鏡を倉庫から引っ張り出して持ってきてました。



金属部分のネジなども錆びついていますし、ナント三脚は手作りの木製です。 
手元の白板に欠けていく太陽の様子が映し出されます。

それから、もう一台、先端に穴をあけた細長い筒(ピンホールカメラ)も三脚にセットして準備完了です。

私は日食グラスで実物を見ながら、合間でこの白い板に映し出された映像を撮影しました。

なんとラッキーな事でしょう、日食が始まる頃には、次第に雲も薄くなってくれました\(^o^)/


それでは天体ショーの始まりです

7時12分


7時19分



7時24分



7時27分



7時28分 
美しいリングのはじまりです






7時29分



約2分間の美しい金環日食、
周りの人たちも、感動の雄叫びです。





天文部集合



眩しいニャン、グラス貸してよ~~



こんなんもあるよ(+_+)



う~~ん、長生きするもんやの~~



朝の空の状態では、半ばあきらめかけていたのに、こんなには美しいリングが見えるなんて(@_@;)

今度香川でこんな綺麗な金環日食を見る事が出来るのは83年後の2095年だそうです。
長生きしなくっちゃあ(*_*)???


日食が進んでくると、やはり周りは少し暗くなり、
わ~~、寒うなってきた~」
「あれっ?、鳥が1羽も見えんなあ

なんて声が聞こえました。

そして次第に日食も終わりに近づき






8時06分
太陽の黒点も見えて



約1時間の天体ショーは、感動のうちに終わったのでした。

私の技術では、実際の日食の様子を綺麗に撮影するのは、到底無理、
Sさんが準備してくださった望遠鏡のお蔭で、世紀の天体ショーをカメラに収める事ができて
本当に感謝しています。

皆さん、今日はよかったね\(^o^)/


もう、静かになった?








九州花めぐりⅧ 阿蘇神社・水基めぐり

2012-05-20 20:00:22 | 旅行
5月8日、米塚を後にして賑やかな阿蘇駅周辺に降りてきました。

阿蘇駅のすぐ隣には、道の駅「阿蘇があります。
「道の駅」好きの讃岐うどん組は、そこで何か産直のお弁当でも買って食べる事にしました。


白状しますが、この九州花めぐりの旅に出る前夜から、少々風邪気味で熱もあり
「ロ○ソ○ン」を服用して症状を抑えていたのですが、お腹の調子も悪くなって
結局、2泊ともホテルでの食事は殆ど食べられず、スポーツドリンクで栄養補給してました。
「モッタイナイ」話です。

帰る日のお昼頃になって、やっと少し食べてみようかという気が起きてきたのですが、
お店に入って、何か美味しい物でもという程の食欲はまだわきませんでした。
Sさんご夫妻も、そんな私の体調に合わせて下さって、道のえき弁当にお付き合いして
くれたのです。
すみません、ご迷惑かけました。


外のテーブルで、福岡からの若いご夫婦と相席させて貰って、これからの予定など話していると、
時間があれば「阿蘇神社もいいですよ」と勧めて下さいました。

特に阿蘇神社の門前町一帯は、水が豊富に湧き出ていて、そこを巡る「水基めぐり」など楽しめますよ、
と教えていただきました。

水好きの私は、「水源・湧水」という言葉を聞けば、行かないわけにはいきません。


阿蘇神社、全国に450もある阿蘇神社の総本社です。
高い2層の楼門18mもあり、日本三大楼門の一つだそうです。




白いパンツをはいたおしゃれなお姉さまたちです。3人で仲良く旅行ですかね。
こんな風になりたいわ。




旅の安全? 縁結び?



門前の町の様子です。



軒を並べているお店の前にはそれぞれの「水基」があって涼やかに水が溢れ出していました。 


どんどん水が湧き出している「仲町湧水」、こんな場所が町の中にあります。



美味しそうなソフトクリームやスィーツの看板もあり、
こんなものを食べてみました。

バロッケ



コロッケ風だけど、中身は馬肉のミンチが入ってる、のでバロッケ



注文してから揚げてくれますので、出来立てアツアツをこんな水基のそばでいただきました。






トウモロコシの上の枯れた杉の葉は、ネズミ避けだそうです。


お店のご主人から「水道代なんて払った事ない」と、ほんとに羨ましい話を聞いて、
またまた豊富な水を羨ましく思いつつ、阿蘇神社を後にしたのでした。

もう15時を過ぎてしまっていました。
後は、竹田市経由で三崎港をめざします。

竹田市では、原尻の滝による予定です。



九州花めぐりⅦ 草千里、米塚 ニシキウツギなど

2012-05-19 23:12:18 | 野の花
5月8日、見たい花はラッキーな巡り合わせで殆ど見る事ができ、後はのんびりと
観光パンフレットに載っている草千里~米塚を回ってみることにしました。

草千里に向かう車道沿いで、綺麗なウツギ発見\(^o^)/

「これはタニウツギやで~~」って偉そうにSさんに言ったのですが、
帰って調べてみると、タニウツギは北海道西部から本州中国地方の日本海側やその脊梁部に分布する
とありました。
ということは、九州にはタニウツギは分布しないんですよね。

それなら、これはニシキウツギではないでしょうか?










今日、偶然ですがタニウツギを見る事ができましたので、並べて比べてみると
花だけでもその違いがよく分かりますよね、



香川には、色の濃いヤブウツギが多くて、ニシキ・・・もタニ・・・も分布しないので、
この2種類の美しいウツギを見る事ができて、本当にうれしいであいでした。




広い牧場にのんびりと牛たちが
今頃の草は柔らかくて美味しい?  今日も霞んでいます。



観光スポット、草千里です。



白い噴煙を上げているのは阿蘇中岳です。

中学校の修学旅行で、阿蘇の噴煙を見た記憶がぼんやり、雨が降っていたのも覚えている



人影が全く無いように見えますが、馬に乗って草原をほんのちょとだけ歩いたり、
ドライブで景色を楽しんでいる人たちもそこそこいました。


米塚に向かう途中の牧場の中にはまたまたハルリンドウ、それから今年初見の
マイズルソウが咲き始めていました。








これが米塚
高さは約100m(登れません)小さな火口の名残りだそうです。
真ん中にある一本の筋のようなものは、牧草地の境界として土を積み上げた土塁とよばれるものです。
これが、またこの米塚のアクセントにもなっていますよね。

観光パンフレットには頂上のくぼみが綺麗に映っていたんだけど
自分で撮影したら何だか違うわ
少し高い場所から写さないと、窪みは写せないですね。







まじかで阿蘇の牧場の牛を撮影して、もう市街地におりてゆきます。




九州花めぐりⅥ 南阿蘇野草園の花 ムサシアブミなど

2012-05-17 20:22:39 | 野の花
5月7日、宿泊した南阿蘇休暇の隣には、野草園があります。

入ってはいけないところはロープを巡らせてはいますが、
わりと自然のまんまの野草園という雰囲気でした。

ビジターセンターが開くのを待って、職員の方に野草の開花状況など伺ってから
園内を巡ってみました。

とにかく目立ったのはマムシグサ



この妖しい姿がいいという人もいる?



ここ以外でも、阿蘇のちょっとした林縁では、とにかくよく目にした植物でした。


妖しい魅力といえば、こちらが勝っているかもしれない、ムサシアブミ



高知には沢山あるそうだけど、香川では見かけた事がありません。




妖しい物ばかりではありませんよ

ホウチャクソ



アマドコロ  茎に稜があった


キンランはロープの内側で、ちょっと遠いなあ



かわいいフタリシズカ



Sさんも頑張って坂道を登ります。
ハナイカダの花を見つけました。



花と蝶?  キンポウゲに止まっている



エビネがまだ綺麗でした。



カノコソウが咲きはじめ、




和菓子屋さんで、こんな綺麗な色の「鹿の子餅」売ってたなあ



ハルジオンは何処にでも群生ですが、香川では小ぶりのヒメジョンが多い。



ムラサキサギゴケが群生



何だろう? 柔らかそう~~
分かりません。




野草園散策を終わって、次は草千里・米塚方面に向かいます。