ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

高知側から三嶺に登る パートⅡ 素晴らしい三嶺南面

2011-10-28 21:40:58 | 登山
9時、いきなりの急登から始まり、脚慣らし心臓慣らしの為にゆっくりゆっくり登っていきます。
足元には小さなナギナタコウジュやヤクシソウが咲いています。

顔を上げると、青空をバックに黄葉した木々が朝日に輝いています。


もう落葉してしまっている木々もあり、タンナサワフタギの黒い実がはっきり見えます。



ブナの葉はもう黄葉が終わって、登山道には落葉した葉が多く見られました。
ブナ特有の灰色の木肌が目立っています。




ずっとこんな自然林の中を登っていくと目指す白髪避難小屋辺りの稜線が見えてきます。
その稜線辺りまで、およそ1時間の登りです。





何の実でしょうか、遠くにかわいい赤い実が見えています。
ウロウロ、キョロキョロするのは相変わらずの登山スタイルです。

フウリンウメモドキ? カマツカ? オトコヨウゾメ? ガマズミ? メギ?
知っている限りの名前を挙げて見ましたが結論は出ません。




そして9時55分、見えていた稜線に出てきました。
満天の青空ですが、稜線に出るとやはり風が強くて持ってきたヤッケを羽織りました。
寒がりの私の今日の登山服はもう冬仕様で、パッチも履いてきました。
手袋ももう薄手の毛糸の冬用のものです。

稜線に出ると、周囲の景色は一変します。
東の方には、剣、次郎芨が雲の中から見え隠れしていますし





そして振り返るとコブが二つある石立山がクッキリと見えています。



ここから少し上がって振り返ると、笹原の窪地に小さな白髪避難小屋が見えています。



あ~~、懐かしさでいっぱいです。
最後にここに泊まったのはいつだったか、(15年位前かしら?)
もう忘れてしまう位の時が経ってしまいましたが、
冬の剣~三嶺縦走の時、へとへとになって魚肉ソーセージ入りのカレーを作ったなあ、
石立から三嶺の縦走の時は、う~~ん、どうだったかはっきり覚えてないけど、
疲れた体に鞭打って、水場に水を汲みに行った事だけは覚えてるわ

もう、今はそんな元気はありませんね。 若いって素晴らしい!!

感慨深く、そんなことを思い出していると、突然Kさんの叫び声が聞こえてきました。
「うわ~~、三嶺が見える~~~、すご~~~い(@_@;)」

今日初めて見た、高知からの三嶺の姿です。



Kさんは、こちらからの三嶺の姿を見るのは2年ぶり(だったかな?)
そして私は15年以上もこの姿を見ていません。
ので、この景色を見て感動、興奮状態がしばらく続きました。

この後も、だんだんと近づいてくる三嶺を見るたびに何度も撮影します。
それほどに今日の三嶺の展望は素晴らしかったんです。

15分ほど、緩やかな登りをすすんでいくと、白髪分岐に到着です。
ここは、白髪山からの縦走路との合流点になります。
道標の右に見えているのが、白髪山です。



しばらく歩いて行くとはるか向こうの西方向に、綺麗な三角錐の天狗塚の頭が見えてきました。





それに続いて西熊山から三嶺方面への縦走路も見えてきました。



めざす三嶺がまた少し近ずいてきました。


















最新の画像もっと見る

コメントを投稿