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国難打破から、いざ、未来創造へ

ここ数日の北朝鮮情勢

2009年09月23日 | 北朝鮮情勢
朝鮮日報から、興味深い記事をいくつかピックアップします。
すべて抜粋ですので、全文は直接、リンク先をご参照ください。

朝鮮日報 9月19日

核問題:金総書記が「対話モード」に急旋回した理由

 中国の胡錦濤国家主席の特使として平壌を訪問した戴秉国国務委員(外交担当)が18日、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談した。中国国営の新華通信は同日付の報道で、異例にも会談の内容を公開した。胡主席の親書の内容はもちろん、金総書記の反応についても詳細に報じた。北朝鮮の朝鮮中央通信が二人の会談の事実を簡単に伝えるにとどまったのとは対照的だ。

 北朝鮮による2度目の核実験以降、中国は6カ国協議再開に向け腐心してきた。
 中国のこうした動きとは裏腹に、北朝鮮は「6カ国協議への復帰はない」と一貫した主張を繰り返し、中国を困惑させた。

 中国の立場からすると、6カ国協議は自国の経済開発のために必要な韓半島(朝鮮半島)情勢の安定を確保し、韓半島に対する影響力も維持できる最高のカードと見なされている。一方北朝鮮は、6カ国協議よりも米国との直接対話に固執した。

 そこで今回中国は北朝鮮の6カ国協議復帰のため、強い圧力を加えてきた。今年7月24日には国際社会の制裁に参加し、北朝鮮へ密輸される寸前だった70キロのバナジウムを丹東の税関で押収した。バナジウムは、北朝鮮の外貨収入上、かなりの部分を占めるミサイルの製造に欠かせない金属だ。いざという時は、北朝鮮の需要の9割以上を占める中国産の石油など、必需物資の供給まで遮断できる、という警告のメッセージだった。

◆ ◆ ◆


朝鮮日報 9月16日より 全文掲載)

核問題:「北朝鮮は危機感を持っている」

イ・ミョンバク大統領は15日に行われたインタビューで、

「北朝鮮は今、危機感を持っている。その危機から抜け出すために米国、韓国、日本に対して融和な態度を示しているが、今の時点では北朝鮮に、核の放棄に向けた信頼できる態度や兆候は見られない」

「北朝鮮は今も経済支援を受ける一方で、核問題についてはただ時間を引き延ばし、既成事実化しようとしているようだ。そのため今後は、この問題についても6カ国協議参加国が心を一つとし、一致した戦略で北朝鮮に対し、核を放棄させるための努力を重ねなければならない」

と述べた。

さらに「北朝鮮が核実験を行ったことで、米国と日本が中心となって国連安全保障理事会で強力な制裁措置が引き出された。過去にも国連を通じて何度も制裁が加えられてきたが、内容的には今回が最も強力で、しかも実際に行われている。そのため予想以上に実質的な制裁の効果が現れており、北朝鮮が困惑しているのは事実のようだ」と語った。

 この日、イ大統領が明らかにした北朝鮮の核問題に対処するに当たっての原則は、「北朝鮮の信頼できる態度と国際協力」に要約できる。特にイ大統領は、北朝鮮による2回目の核実験(5月25日)以降、国際社会による圧力が非常に効果を発揮していると評価した。ミャンマーに向かっていた北朝鮮船籍カンナム号が米国の監視を受けて引き返した事実や、北朝鮮製の武器を運搬していた疑いのある貨物船がアラブ首長国連邦(UAE)で抑留された事件、さらに国際社会による金融制裁など、これらが影響して北朝鮮から融和策を引き出したということだ。また最近は、米国が北朝鮮と2国間協議を行うとの方針を表明したが、実はそれ以前から韓中日ロの合意を取り付け、「北朝鮮の6カ国協議復帰に向けた2国間の対話を行う」ことで各国の意見が集約されていたことからも分かるように、北朝鮮と交渉を行う残り5カ国との協力も非常に重要との点を強調しているようだ。

 この流れからイ大統領は、北朝鮮が非核化に向けた意味のある措置を取るまでは、南北間でも関係改善を急いで推進するようなことはしない、との考えを示した。韓国の安保関連部処(省庁)の関係者は、「最近、北朝鮮は融和攻勢と脅迫という二つのカードを同時に駆使する一貫性のない態度を示しているが、いずれにしても核問題の解決が最優先との原則が以前にも増して重要という認識を示した」と評価した。韓国政府筋は「核問題を解決するには長いスパンで国際的な協力を維持し、北朝鮮のペースにまきこまれないことが重要だ。核問題で実質的な変化を引き出すために、韓国政府の努力は今後も続くだろう」と強調した。


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1 コメント

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ニ+ー快猛士よ (Unknown)
2010-01-25 17:14:44
二十一回猛士 至誠而不動者未之有也よ 1月24日の題 :「調和が大事」の大合唱 : 読ませてもらったよ、もっと過激に もっと狂気を。
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