(2010/09/02産経新聞)
【小沢氏の健康問題】
--小沢氏に聞きたい。健康問題はどうなのか
小沢氏「健康?身体?」
--はい。小沢氏の口からあまり聞いたことがない。総理大臣が激務ということはわれわれ以上に小沢氏がわかっている。外交日程、国会、そのために多くの人たちが病気になったりもしている。健康についてはどうか。国民が心配している。どういう病気でどういう手当をしているのか。本当に昼寝は毎日2時間必要なのか
小沢氏「あのー、みなさんからいろいろと、厳しいご指摘いただいて、心臓がつまりそうでございますが、もともと心臓が弱いもんですから、その意味で十数年前、いや、もう20年近くなりますけども、心臓の病気をいたしました。しかしながらそれ以後、毎日節制を重ね、きちんとした日課でもって動いておりまして、今のところ、どのような職責についても、健康は大丈夫と思っております。ただ、年も年ですから、肉体労働はあまりできませんけれども、総理という職責は、みなさん以上に私十分知っておりますので、その意味で健康的には、脳ミソは別といたしまして、健康的には十分にやり抜けると思います」
【連立のあり方】
--小沢氏は参院がこの状況では立ちゆかなるといった。連立の組み替えは想定しているのか
小沢氏「ですから、そのこのとは今、選挙が始まったばっかりで、選挙後のことについて言うのは、非常に不謹慎だと僕はそういう信念をもっておりますので、もし仮に、当選させていただいた場合にはスカッと皆様に申し上げます」
--菅氏ではねじれ国会を乗り切ることはできない。だから小沢氏だ、ということだが、それはどういう形で乗り切るのか、国民に示し、説明する必要があるんではないか
小沢氏「また説明責任ですか、ははは(笑)。はい、あのー、その点はそう思いますけどもやはり僕は本当に選挙の結果前に絶対インタビューに、今まで一度も応じたことはありませんし、選挙は有権者が最終的に選ぶことなので、結果が出てから言うべきだと思っております」
【解散・総選挙】
--自民党政権時代、民主党は一貫して政権のたらい回しを批判をし、解散・総選挙を主張してきた。解散・総選挙はどうするのか
小沢氏「うん、そういう意味の、私どもがたらい回しという言い方をしてきたことは事実だと思います。ただ、総選挙するのは、判断は内閣総理大臣ですから。私はまだ、一回のただのヒラ議員ですから、当選後に、もし当選したらそのことも含めて明確に皆様にお答えしたいと思います」
菅氏「衆院の任期、まだ3年あります。私は再選をさせていただいた中では、この3年間というものを大事に考えて、しっかりと政権を担っていきたいと思います」
【国家戦略】
--外国が日本を心配している。存在感がない。これから総理大臣になる人は大きな国家戦略をきちんと示す必要がある。「国民の生活第一」は当たり前だ
小沢氏「だから政権交代になったんですよ」
--大きなスケールのある戦略をうかがいたい
小沢氏「日本がアメリカを含め、外国からあまり相手にされない、今のお話、それは日本自身の自己主張、戦略と言い換えてもいいですけども、それがないからだと、私は思います。私はつたない経験ですが、2度3度と、日米交渉に行かされました。結果的にうまくみな成功しましたけども、やっぱりそれは1週間、10日と、朝から晩までお互いの議論をし合って結論まとめると。そういう中で、私は貴重な経験をしたと思ってますが、やはり、自分自身の、あるいは日本政府の考え方というものをきちんと言うべきではないかと思っております。特に日米ということになりますと、みなさんの関心は経済もそうですけども、安全保障にも向けられるんじゃないかと思いますが、私は日米同盟ちゅうものを安全保障の面でも基軸としてやっていくというのは当然のことと思います。
うーん、日本の安全に直接かかわり合いのないこと、紛争等についてはアメリカと集団的自衛権を認めて、どこいへでもアメリカの応援に駆けつけるというのは憲法の理念に反すると。ですから、日本の安全にかかわること以外の、国際紛争については、私は国連を中心として日本は活動していくと。私はオバマ大統領もアメリカの今までの失敗にかんがみて、そういう考えになりつつあるんではないかと思っております。むしろ、アメリカは孤立主義が伝統的ですけれども、アメリカを孤立させないように日本自らが、やっぱり国連中心とし、みんなで平和を守るんだというのを日本が率先して役割を示していくということが必要だと思います」
菅氏「私はこの20年間の日本の停滞は、やはり政治に責任があると思います。ひとつは行政です。役所のための行政になっている。これを根本から変えなければなりません。私は、政治もある意味では政党とか、権力を得るための政治になっていて、本当の意味でですね、国民をしっかりと信用して、政策で説得していくという政治になっていない。それがカネと数合わせというですね、政治でやってもやっても、どの党がやってもうまくいかなかった。そういう意味では、そういった古い行政、政治を変えるところから日本を立て直していきたいと思っております」
【小沢氏の健康問題】
--小沢氏に聞きたい。健康問題はどうなのか
小沢氏「健康?身体?」
--はい。小沢氏の口からあまり聞いたことがない。総理大臣が激務ということはわれわれ以上に小沢氏がわかっている。外交日程、国会、そのために多くの人たちが病気になったりもしている。健康についてはどうか。国民が心配している。どういう病気でどういう手当をしているのか。本当に昼寝は毎日2時間必要なのか
小沢氏「あのー、みなさんからいろいろと、厳しいご指摘いただいて、心臓がつまりそうでございますが、もともと心臓が弱いもんですから、その意味で十数年前、いや、もう20年近くなりますけども、心臓の病気をいたしました。しかしながらそれ以後、毎日節制を重ね、きちんとした日課でもって動いておりまして、今のところ、どのような職責についても、健康は大丈夫と思っております。ただ、年も年ですから、肉体労働はあまりできませんけれども、総理という職責は、みなさん以上に私十分知っておりますので、その意味で健康的には、脳ミソは別といたしまして、健康的には十分にやり抜けると思います」
【連立のあり方】
--小沢氏は参院がこの状況では立ちゆかなるといった。連立の組み替えは想定しているのか
小沢氏「ですから、そのこのとは今、選挙が始まったばっかりで、選挙後のことについて言うのは、非常に不謹慎だと僕はそういう信念をもっておりますので、もし仮に、当選させていただいた場合にはスカッと皆様に申し上げます」
--菅氏ではねじれ国会を乗り切ることはできない。だから小沢氏だ、ということだが、それはどういう形で乗り切るのか、国民に示し、説明する必要があるんではないか
小沢氏「また説明責任ですか、ははは(笑)。はい、あのー、その点はそう思いますけどもやはり僕は本当に選挙の結果前に絶対インタビューに、今まで一度も応じたことはありませんし、選挙は有権者が最終的に選ぶことなので、結果が出てから言うべきだと思っております」
【解散・総選挙】
--自民党政権時代、民主党は一貫して政権のたらい回しを批判をし、解散・総選挙を主張してきた。解散・総選挙はどうするのか
小沢氏「うん、そういう意味の、私どもがたらい回しという言い方をしてきたことは事実だと思います。ただ、総選挙するのは、判断は内閣総理大臣ですから。私はまだ、一回のただのヒラ議員ですから、当選後に、もし当選したらそのことも含めて明確に皆様にお答えしたいと思います」
菅氏「衆院の任期、まだ3年あります。私は再選をさせていただいた中では、この3年間というものを大事に考えて、しっかりと政権を担っていきたいと思います」
【国家戦略】
--外国が日本を心配している。存在感がない。これから総理大臣になる人は大きな国家戦略をきちんと示す必要がある。「国民の生活第一」は当たり前だ
小沢氏「だから政権交代になったんですよ」
--大きなスケールのある戦略をうかがいたい
小沢氏「日本がアメリカを含め、外国からあまり相手にされない、今のお話、それは日本自身の自己主張、戦略と言い換えてもいいですけども、それがないからだと、私は思います。私はつたない経験ですが、2度3度と、日米交渉に行かされました。結果的にうまくみな成功しましたけども、やっぱりそれは1週間、10日と、朝から晩までお互いの議論をし合って結論まとめると。そういう中で、私は貴重な経験をしたと思ってますが、やはり、自分自身の、あるいは日本政府の考え方というものをきちんと言うべきではないかと思っております。特に日米ということになりますと、みなさんの関心は経済もそうですけども、安全保障にも向けられるんじゃないかと思いますが、私は日米同盟ちゅうものを安全保障の面でも基軸としてやっていくというのは当然のことと思います。
うーん、日本の安全に直接かかわり合いのないこと、紛争等についてはアメリカと集団的自衛権を認めて、どこいへでもアメリカの応援に駆けつけるというのは憲法の理念に反すると。ですから、日本の安全にかかわること以外の、国際紛争については、私は国連を中心として日本は活動していくと。私はオバマ大統領もアメリカの今までの失敗にかんがみて、そういう考えになりつつあるんではないかと思っております。むしろ、アメリカは孤立主義が伝統的ですけれども、アメリカを孤立させないように日本自らが、やっぱり国連中心とし、みんなで平和を守るんだというのを日本が率先して役割を示していくということが必要だと思います」
菅氏「私はこの20年間の日本の停滞は、やはり政治に責任があると思います。ひとつは行政です。役所のための行政になっている。これを根本から変えなければなりません。私は、政治もある意味では政党とか、権力を得るための政治になっていて、本当の意味でですね、国民をしっかりと信用して、政策で説得していくという政治になっていない。それがカネと数合わせというですね、政治でやってもやっても、どの党がやってもうまくいかなかった。そういう意味では、そういった古い行政、政治を変えるところから日本を立て直していきたいと思っております」