(産経新聞より)
【鳩山会見詳報(4)】(26日午後)
「従いまして、こういった問題、私は人事というものは大変重要であるということは認識をしております。従いまして首相という立場から、あるいは党の代表という立場から人事というものの重要性の認識というものは、当然、持ち合わせているわけではございますけれども、この状況の中はまずは閣内をしっかりまとめ上げていくということ、それから党内においても、いろんな声があることは、私は民主的でむしろ歓迎すべきかなあとは思っていますが、党内の結束というものを高めていくということが大事だと思っておりまして、その方向で力を入れたいと思っておりまして、従いまして、現在、内閣を例えば改造すべきときだ、そのような認識、あるいは党の人事を動かすという認識を持ち合わせているわけではありません」
--記者会見は首相が恣意(しい)的に開いたり、開かなかったりしないように内閣記者会が主催になっており、政権発足後、もっと開くよう要望してきた。首相が「もっと開く」といったことは喜ばしいが、その経緯があったことも承知してほしい。また、内閣支持率が下げ止まらないが、首相は以前、支持が得られなければ辞任するといったことがある。政権には遠心力働いており、自ら身を引き、事態打開を図る考えはあるか
「まず、記者会見の話。恐縮ですが、私はもっと開けという、皆様方の強い要望があったことをこんにちまで知らなかったことを申し訳なく思っております。これからは極力、できるだけ多く記者会見を開いてまいりたいと、改めて申し上げておきます」
「それから私自身の進退でありますが、私は、それはご案内の通り、今、内閣の支持率がたいへん下がってきているという状況が、自分としてもこれは深刻に受け止めるべきだと理解をしております。ただ私は辞めればよいとか、そういう立場では決してありません。むしろ国民の皆様方から、『政権交代をして果たすべき役割があるだろう』と、『その役割をもっと果たせ』と、そのように言われていると思っておりまして、せっかくある意味で予算が上がった、これから国民の皆さんに実感を伴って、この国が大きく変っていくという姿をごらんになっていただきたいと思っております」
「そのような中で当然、『鳩山、もう辞めろ』というお声をですね、多くの方々からいただくようなことということがあれば、当然、そのことは私自身の身もかんがみる必要もあるかとは思っておりますが、しかし、今は、私はむしろ、そのようなお声よりも、『こういう厳しいときだ。だからこそ、しっかりやらにゃあだめだろ』と、『おまえは首相として頑張れ』というお気持ちをいただいているものだと、むしろそのようにも思って、自らを励ましているところでありまして、進退というものを考えておりません」
【鳩山会見詳報(4)】(26日午後)
「従いまして、こういった問題、私は人事というものは大変重要であるということは認識をしております。従いまして首相という立場から、あるいは党の代表という立場から人事というものの重要性の認識というものは、当然、持ち合わせているわけではございますけれども、この状況の中はまずは閣内をしっかりまとめ上げていくということ、それから党内においても、いろんな声があることは、私は民主的でむしろ歓迎すべきかなあとは思っていますが、党内の結束というものを高めていくということが大事だと思っておりまして、その方向で力を入れたいと思っておりまして、従いまして、現在、内閣を例えば改造すべきときだ、そのような認識、あるいは党の人事を動かすという認識を持ち合わせているわけではありません」
--記者会見は首相が恣意(しい)的に開いたり、開かなかったりしないように内閣記者会が主催になっており、政権発足後、もっと開くよう要望してきた。首相が「もっと開く」といったことは喜ばしいが、その経緯があったことも承知してほしい。また、内閣支持率が下げ止まらないが、首相は以前、支持が得られなければ辞任するといったことがある。政権には遠心力働いており、自ら身を引き、事態打開を図る考えはあるか
「まず、記者会見の話。恐縮ですが、私はもっと開けという、皆様方の強い要望があったことをこんにちまで知らなかったことを申し訳なく思っております。これからは極力、できるだけ多く記者会見を開いてまいりたいと、改めて申し上げておきます」
「それから私自身の進退でありますが、私は、それはご案内の通り、今、内閣の支持率がたいへん下がってきているという状況が、自分としてもこれは深刻に受け止めるべきだと理解をしております。ただ私は辞めればよいとか、そういう立場では決してありません。むしろ国民の皆様方から、『政権交代をして果たすべき役割があるだろう』と、『その役割をもっと果たせ』と、そのように言われていると思っておりまして、せっかくある意味で予算が上がった、これから国民の皆さんに実感を伴って、この国が大きく変っていくという姿をごらんになっていただきたいと思っております」
「そのような中で当然、『鳩山、もう辞めろ』というお声をですね、多くの方々からいただくようなことということがあれば、当然、そのことは私自身の身もかんがみる必要もあるかとは思っておりますが、しかし、今は、私はむしろ、そのようなお声よりも、『こういう厳しいときだ。だからこそ、しっかりやらにゃあだめだろ』と、『おまえは首相として頑張れ』というお気持ちをいただいているものだと、むしろそのようにも思って、自らを励ましているところでありまして、進退というものを考えておりません」