2011/01/14産経新聞
菅第2次改造内閣が14日夕、皇居での認証式を経て発足する。菅直人首相は14日午後、首相官邸に組閣本部を設置し、枝野幸男新官房長官が閣僚名簿を発表した。退任させる岡崎トミ子国家公安委員長の後任には中野寛成元衆院副議長を起用した。法相就任の打診に難色を示していた江田五月前参院議長は同日朝、首相の再度の要請を受け入れた。46歳の枝野氏を補佐する官房副長官には78歳の藤井裕久元財務相を充てた。
閣外に去るのは、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相、警視庁テロ情報の流出が問題となった岡崎氏の3人に留まった。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加問題に消極姿勢を示していた大畠章宏経済産業相は国土交通相、海江田万里経済財政担当相は経産相に横滑りさせた。
中野氏は拉致問題・公務員制度改革、枝野氏は沖縄・北方対策も担当する。経済財政担当相に就任する与謝野馨元財務相は社会保障・税一体改革担当、少子化対策・男女共同参画担当も兼務。留任する蓮舫行政刷新担当相は消費者問題担当を兼務する。
前原誠司外相、野田佳彦財務相、片山善博総務相、高木義明文部科学相、細川律夫厚生労働相、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)、鹿野道彦農水相ら11閣僚が留任となった。福山哲郎、滝野欣弥両官房副長官も留任。
首相は14日午前の閣議で全閣僚の辞表をとりまとめた。首相はこの際、「今回、最強の布陣で次の内閣を作ることになった」と述べた。
首相は14日昼、国民新党の亀井静香代表と会談。新閣僚は同日夕、皇居での認証式に臨み、菅第2次改造内閣が正式に発足する。
党人事では、ねじれ国会対策の強化に向け、鉢呂吉雄国対委員長の後任に国対経験が豊富な安住淳防衛副大臣を起用した。
岡田克也幹事長は鉢呂氏に党選対委員長就任を打診したが、鉢呂氏は拒否。石井一副代表にも打診したが固辞された。岡田氏は14日昼、鉢呂氏を再度説得したが、鉢呂氏はなお難色を示している。
菅第2次改造内閣が14日夕、皇居での認証式を経て発足する。菅直人首相は14日午後、首相官邸に組閣本部を設置し、枝野幸男新官房長官が閣僚名簿を発表した。退任させる岡崎トミ子国家公安委員長の後任には中野寛成元衆院副議長を起用した。法相就任の打診に難色を示していた江田五月前参院議長は同日朝、首相の再度の要請を受け入れた。46歳の枝野氏を補佐する官房副長官には78歳の藤井裕久元財務相を充てた。
閣外に去るのは、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相、警視庁テロ情報の流出が問題となった岡崎氏の3人に留まった。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加問題に消極姿勢を示していた大畠章宏経済産業相は国土交通相、海江田万里経済財政担当相は経産相に横滑りさせた。
中野氏は拉致問題・公務員制度改革、枝野氏は沖縄・北方対策も担当する。経済財政担当相に就任する与謝野馨元財務相は社会保障・税一体改革担当、少子化対策・男女共同参画担当も兼務。留任する蓮舫行政刷新担当相は消費者問題担当を兼務する。
前原誠司外相、野田佳彦財務相、片山善博総務相、高木義明文部科学相、細川律夫厚生労働相、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)、鹿野道彦農水相ら11閣僚が留任となった。福山哲郎、滝野欣弥両官房副長官も留任。
首相は14日午前の閣議で全閣僚の辞表をとりまとめた。首相はこの際、「今回、最強の布陣で次の内閣を作ることになった」と述べた。
首相は14日昼、国民新党の亀井静香代表と会談。新閣僚は同日夕、皇居での認証式に臨み、菅第2次改造内閣が正式に発足する。
党人事では、ねじれ国会対策の強化に向け、鉢呂吉雄国対委員長の後任に国対経験が豊富な安住淳防衛副大臣を起用した。
岡田克也幹事長は鉢呂氏に党選対委員長就任を打診したが、鉢呂氏は拒否。石井一副代表にも打診したが固辞された。岡田氏は14日昼、鉢呂氏を再度説得したが、鉢呂氏はなお難色を示している。