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「私には敵はいない」=女優が代読、聴衆は涙―平和賞授賞式

2010年12月11日 | 中国問題
時事通信 12月11日(土)0時58分配信

 【オスロ時事】ノーベル平和賞授賞式に出席できなかった中国の民主活動家、劉暁波氏(54)は昨年12月、国家政権転覆扇動罪に問われた裁判で自らの心情と考えを明らかにするための文章を書いていた。オスロでの10日の授賞式では、この文章が代読された。

 「私には敵はいない」と題された文章を読んだのはノルウェーの女優リブ・ウルマンさん。劉氏の一言一言がよく理解できるようゆっくりと、約30分かけて朗読した。

 劉氏はこの中で「私には敵も憎しみもない。私を監視し、逮捕し、尋問した警察も、私を起訴した検察も、敵ではない」と強調した。

 また、1990年代後半に中国政府が国連の二つの主要な人権条約への署名を約束したことなどを挙げて、「こうした進展を逮捕後、私は感じることができた」と述べた。

 さらに89年の天安門事件以降、自身が苦難の道を歩む中で、夫人の劉霞さんから「無私の愛情を受けてきた」と述懐。これまでと同様に今後も劉氏に愛情を示してくれると信じていると語った。
 ウルマンさんが文章を読み上げる間、授賞式会場に集まった人の中には目頭を押さえる人も少なくなかった。 


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