幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

三宅久之氏に幸福実現党がインタビュー

2010年12月09日 | 幸福実現党
幸福実現党ニュース第15号が、幸福実現党HPにアップされています。

おおっ、テレビで「(沖縄県知事選では)幸福実現党が一番リアリティがあった」と
コメントしてくださった三宅先生に、幸福実現党がインタビューしたようです。




──まず、幸福実現党について率直な感想を。

正直、妙な党だなあと思いましたが、政策はまともだね。
大衆迎合的ではない政策を出しているから。
ただ、当選のあてもない候補者をたくさん出すのはどういうわけなのかなあと。

――幸福実現党は、昨年5月の立党時から、現在のような中国や北朝鮮による国防上の危機を予見していたので、損得を考えずにやっている面もあります。今回、沖縄県知事選後のテレビ番組で、 「幸福実現党の主張が一番リアリティがあった」とコメントされていました。

 普天間基地の移設先は、自民党が10年あまりかけて地元の合意を取り付けた名護市辺野古沖が唯一の策でしょうね。日本の近くには、軍拡に走る中国や、北朝鮮のようなならずもの国家があるのですから、米軍の抑止力は必要でしょう。

 私も、今のままでは国が滅びるという危機感は非常に強いです。だから、沖縄県知事選でも、勝ち目はないと思っていましたが、 「日米同盟重視、県内移設」という幸福実現党の主張は、一番現実的だと思っていました。

 マスコミも、仲井真弘多と伊波洋一の両氏は同等の扱いだけど、幸福実現党はおまけ程度の報道で、浸透力はなかったと思うけどね。やっぱり、大マスコミの報道はバイアスがかかっているから、小さい政党には不利ですよね。

―幸福実現党は、 「空母を持て」など、自民党が言えなかったことを発言していますし、憲法9条改正もはっきり言っています。

 そもそも自民党は、憲法改正が党是であり、立党の精神だったはずです。でも、世論に受け入れられないとなると、それを引っ込めている。たとえ選挙に負けても、筋の通った活動をすべきです。
 それにしても、幸福実現党は昨年の衆院選でほぼ全選挙区に候補者を立てて、よく供託金があるね。

──国防の危機が起こっている中で、やむにやまれず立ち上がったのです。民主党も自民党も情けない状態の中で、幸福実現党がもっと支持を得られるためには……。

 幸福実現党の実態を知らないのでね。
 政策的な観点では、幸福の科学の雑誌「ザ・リバティ」で、かなり前に高速道路無料化を主張していたことは知っていたけど。民主党はこれをパクッただけですね。

──民主党はバラマキ政策の一つですが、幸福実現党はモノや人の移動を速くして経済を活性化させるために無料化します。

 私はあまり賛成じゃないんだよ。田舎の道路も土日だけ渋滞するんですよ。税金はどう考えているの?

──基本的に 「小さな政府」で、所得税、法人税を10%程度のフラットタックスを考えています。

 消費税を将来的にゼロってあるけど、できるの?
 消費税は不況に関係なく、安定的な財源なんだよ。景気不景気で税収が増減する所得税や法人税は、社会保障費の財源にはなりにくいですよ。

──私たちは、強制加入の年金などはなくします。セーフティーネットは用意しますが、雇用をつくり出して元気な高齢者には大いに働いてもらい、政府による年金が基本的に要らないような社会をつくります。

 でも、消費税や株の配当課税も廃止したら、政府の財政が回るイメージが湧かないなあ。法人税を下げるのは必要です。国際競争が激しいので、日本だけ高いと企業が海外に移転するからね。共産党みたいに大企業から取れっていうわけにはいかないでしょう。

 幸福実現党のマニフェストにある、農家の戸別所得補償の廃止は大賛成です。どんな零細な農家も、赤字を出したら補てんすると、営農規模を拡大しなくなる。

──幸福実現党の教育政策については?

 ゆとり教育をやめるのは、大賛成だね。私は、ゆとり教育を推進した元文部官僚の寺脇研氏と対談したことがありますが、彼は「詰め込み教育は悪い」と言っていました。でも、九九や漢字などの基礎学力は、心を鬼にして教え込むのが教育ですよ。そうでないと、社会に出てから困るんです。
 彼のおかげでどれだけ日本の教育が停滞したか。大悪人ですよ。

 幸福実現党が考える宗教教育の内容は分からないけれど、二宮尊徳像を全部の小・中学校に作れというのはいいね。真面目に働くことや、親孝行、兄弟仲良くすることなど、人類普遍の道徳は二宮尊徳の生き方を通してしっかり教えないといけないでしょう。

 宗教教育で思うんだけど、イスラム教は世界中で信者が増えているね。あんなに信者を束縛する宗教なのに。 が増えているね。あんなに

──幸福の科学は自由で、投票も縛っていないところがあります。

 選挙で信者が幸福実現党に入れなくていいの?
それはおかしいじゃないか。幸福の科学の価値観に共鳴して会員になり、その実現を目指す政党に投票しないのは自己矛盾じゃない?宗教はもともと「オレたちが一番正しい」と言って排他性が強いのにね。

──最後に、幸福実現党への苦言なりアドバイスなりがあればお願いします。

 「自分の国は自分で守る」っていうのは非常にいいですね。教育政策もいい。ただ、税制についてはどうやって国家運営するかのイメージがわきにくいね。

 特に今、人口が急に減っているから、このままでは企業の投資意欲も衰えるね。人口増加策というのも主張しているみたいだけど、女性の社会進出を止めるわにもいかないから、実際には難しいことなんだよね。

──まだタブー視されていますが、移民の受け入れについても問題提起しています。帰化政策を強化して、国家に忠誠を誓う 「日本人」を増やします。

 それはいい。米国のように星条旗の前で 「国を守る」と誓う儀式をやらないといけない。忠誠心もない国民を増やしてどうするんだと思うよ。

──私たちは、国家に精神的な柱を打ち立てていきたいと考えています。

 幸福実現党についてよくは知らないんだけど、見聞きする限りでは〝断片的〟にはいいんだな。いいことを言っていると思います。


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2 コメント

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是々非々でいいのでは (田舎のダンディ)
2010-12-09 08:10:02
いつも立ち寄らせていただいております。サイトのデザインのせいか、印象深いのです。いや、内容のせいですね。

幸福の科学と幸福実現党の関係は一体のものとは思いますが、政党活動については割り切って、賛同や反発かにはこだわらず、三宅久之氏のような、それなりに影響力のある方に、大いに発言してもらうのがいいと考えます。

そして、ここはいい、ここはおかしいと、はっきりコメントしてもらう方がトータルで大きなプラスであると考えます。宗教を大切にする気持ちと宗教に対する反発は、矛盾しているように思いますが、同じ人間の中に同居している気持ちです。

幸福実現党の問題は、複数の人のいる中で話題にならない、なり難いということです。何故なら、全面賛成か全面反発かという雰囲気になり、話題にすること自体がはばかられるからです。ここはいいが、ここはおかしいと普通に語られるようになれば、極端なアレルギーの生じない話題の一つになり得ると思います。

心の中で思っている人がいたとしても、話題にすらなれないというのでは、選挙では致命的です。ネット上の雰囲気を見ても、少しでも関わりがあれば、信者だと攻撃され、本人は一切関わりはないと否定する場面が良く出てきます。

会員の多くは、誰かに支持してくれと願う場合、一部の政策を否定され、それを受容することは主への裏切りのような心境になり、総てを受け入れてくれなければだめだと思い込んでしまっています。そうした雰囲気が満ちていれば、政治活動への賛同の輪は、なかなか広がらないと心配しています。

有名人活用の、是々非々論議を展開し、それを工夫して外部発信すると、自縄自縛の緊張がほぐれるのではないでしょうか。

もし、この考えがおかしいと思われたときは、ぜひ厳しい反論をお願いします。
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Unknown (こまいぬ)
2010-12-09 19:19:04
田舎のダンディさんに同意いたします。
むしろそのような素直なご意見が来るようであって欲しいですよね。
タブーな質問は基本的にないのですから。
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