学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

Walking Tokyo 1

2011-11-04 21:29:22 | その他
今日は東京でぶらりと散歩。東京都中央区にある「浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。浜離宮は海沿いにある徳川将軍家の庭園。ここは鴨場(かもば)、つまり鴨の猟が行われていた場所だったそうです。将軍たちの憩いの場としても機能しており、私が訪れた時も、どこか庭園全体に安らぐ雰囲気が漂っていました。



浜離宮の入り口にある石柱です。




この写真は、浜離宮の入り口にかかる橋。モダンなデザインで、バスも上を走れるくらいの大きさです。この橋は江戸時代以後に架けられたものなのでしょう。江戸時代の頃は、おそらく木の橋。当時はどんな橋が架かっていたのか、つい妄想してしまいます(笑)奥には高層ビルが見えますね。今では周りをビルに囲まれた庭園です。まさに都会のオアシス!




浜離宮の特徴は、潮入の池があること。つまり、庭園のなかの池は海水なのです。なんだか不思議な感じがしますよね。写真の真ん中あたりに写っている鳥は「鵜」(う)です。私は初めて見ました。鵜は、ずいぶん羽をばたつかせて、高い声で鳴いていました。ときどき水の中に潜って、しばらく出てこないと思ったら、あらぬ方向から浮き上がってくる。魚を取っていたんでしょう。魚取りの様子は写真に取れませんでしたが、とても印象に残る場面でした。


…と、もう少し写真を撮ってきたのですが、私のブログは一度に3枚しか画像が掲載できないようなので、また明日にでも続きをご紹介したいと思います!