学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

魅力のある講座へ

2011-12-06 20:28:03 | 仕事
久しぶりにブログを更新します。怒涛のように1ヵ月が終わりました。浜離宮や浅草寺、東京スカイツリーを見てきたのが、つい昨日のようです。

先日、当館で美術館の講座を催しました。講師は私。どのように講座を進めていくのか。講座のテーマは「近代美術」。参加者は、一般の美術が好きなお客様なので、分かりやすく、かつ面白く楽しめるような内容で行うことにしました。

でも、どのようにしたら分かりやすく、面白く、楽しめるような講座が行えるのでしょうか?

私が参考にしたのは、アップルの元CEOスティーブ・ジョブズやランディー・パウシュ(カーネギーメロン大学教授)のプレゼン。2人のプレゼンは「youtube」で見ることができますが、まじめだけれど楽しくて面白い。

そこで私が考えたのは以下の3つ。

①講座中は常に立ち、ときどき動き回りながら話をする。
②原稿は一切見ず、参加者の目を見て自分の言葉で解説する。
③スマイルで話し、たまには冗談を。

そして、当日、私はパワーポイントで作成したデータを用いながら、その通りにやってみました。お客様の反応は…とてもよかった!(ように思います:笑)お客様からまた話を聞きたいとお褒めの言葉を頂きました。本当に嬉しい気持ちで一杯でした。

仕事には改善と工夫を。今度はもっと内容に深みを持たせて、魅力ある講座にして行きたいを思っています。

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