学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

体力勝負

2019-02-11 20:00:13 | 仕事
分厚い灰色の雲が空を覆って、ときどきちらちらと白雪を落としていきます。2月ももうすぐ半ば。いまが寒さの底でしょうか。暖かくなれば、寒さが恋しくなることは必然にて、ゆえに「今」の寒さを楽しみたいものです。

昨年の12月から毎日ブログを更新してきたのですが、この1週間は想像以上に仕事が忙しくて、ブログを更新することができませんでした。ブログをご覧いただいている皆さまには失礼をいたしました。さらに3月末までこの状態が続く見込みのため、しばらく不定期でブログを更新しますが、ご了承ください。

私が学生の時分、学芸員の職種を紹介した本のなかに、学芸員は体力勝負である、との言葉があったのを記憶しています。どの仕事も体力が大事だと思いますが、わざわざ学芸員の項目に「体力勝負」という言葉を使った筆者の意図は、学芸員はデスクワークのイメージがあるかもしれないけれど、決してそれだけではないんだよ、ということを伝えたかったのでしょう。実際、学芸員になってみると、想像以上に体力を使う仕事であることがわかりました。作品・資料の調査での出張、展示作業(基本的に専門の業者さんにお願いしますが、展示内容によっては自分たちが作業することもあります)、そして定期的なイベントの実施など。これらをこなしていくには、日々体調管理には気を付けつつ、業務をどれだけ合理的に進められるかを考えて仕事を進める必要があるでしょう。あとは経験値ですね。

長い1週間が終わり、明日は久しぶりのお休みです。しっかりリフレッシュをして、また来週からの英気を養いたいですね。それでは、おやすみなさい。
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