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学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

短編小説で慣れる

2018-01-20 20:06:00 | 読書感想
先日、村上春樹氏によるレイモンド・チャンドラーの著書の翻訳が終った、との新聞記事を読んだことがきっかけで、ふいにその一冊が読みたくなり、図書館から『大いなる眠り』を借りてきました。

けれど、どうしたわけか、小説の中身がなかなか頭に入ってこない…。この小説は状況説明が多いから?なんて思い、他の小説に切り替えてみたけれど、どうも文字を読むという行為が億劫になっていて、頭のなかに物語のイメージがわいてこないことを気づきました。考えてみれば、ここのところ、小説を読むということ自体が久しぶり。仕事柄、論文は読んでいたのですが、創造的な小説の世界はまた違うようです。

中編小説を読むことに息切れがしてしまうので、いったんチャンドラーはあきらめて、短編小説で頭を慣れさせることにしました。そこで借りてきたのが、ゾラの『水車小屋攻撃』と『日本近代随筆集1』。これらのボリュームくらいなら大丈夫そう!

さて、明日は仕事が休みの予定なので、それらをゆっくり読んで過ごす予定です。
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