学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

夏、雑感

2008-07-08 20:17:37 | その他
美術館勤務なので、滅多にお盆休みは取れないのだけれど、今年は何とか休みが取れそうです。学生時代、お盆といえば祖父母の居る実家へ戻り、お墓参りをするのが常でした。お墓で蝋燭に火をつけ、その火を提灯に入れて消さぬよう気をつけながら、家に戻る。そうして火をご仏壇の蝋燭にうつして、ご先祖様が家に戻ってくる。祖父によれば、昔は仏壇に楊枝で足を作った瓜(茄子のイメージがあるが)を供えていたそう。今はもうやっていません。

お盆休みに旅行に出かけることは、あまりよろしくないことなのでしょうか。ご先祖様から見てみれば「墓参りもせず、遊び呆けているとは何事か!」とお叱りを受けそうです。お叱りを受けそうですが、私は旅行に出かけたいと思います。行き先は…まだ決めていないのですが、長野県にでも。ただし自分探しはもう止めにします。

「自己は探すものではなく、形成するものである。」

いい言葉ですね。言葉との出会いは人生を変えます。旅は自己形成には良いのかもしれません。計画を立てる段階から楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする