学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

読書感想を書こうと思ったけれど…

2008-07-03 21:18:30 | 読書感想
昨日、カミュの『異邦人』を初めて読みました。この作品は、雑誌か何かで、フランス人が一番好きな小説と紹介されていたように記憶しています。フランス人が一番好きな小説であるゆえんは…を考えるために読んだわけではありませんが、随分前から気になっていた小説だったので、読んでみたわけなのです。

夢中になって一日で読み終えて、そうして感想文を書こうと思ったのですが、感想が頭の中に出てこない。感想ってこの本に必要なのかな?とふと思ったり。

『異邦人』は二部構成。

一部で主人公ムルソーは母を失い、マリイと再開し、レイモンと協力し、そうしてある事件を起こす。

二部で事件の結末、そして人間が死と向かい合ったときの心情が語られる。

…ここまで書いて、もう筆が止まりそうです。何といいますか、もう何十年も前の作品ですが、まだこの作品が問題としていることが、今も解決されていないというか。うまく書けないのですが、『異邦人』、新潮文庫は読みやすいのでオススメです。

本当にまとまらない文章でしたね…。