羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

慧日寺1200年の栄枯盛衰

2009年04月12日 | 歴史
会津仏教発祥の地、慧日寺に初めて行ってきました。

平安の初めに南都法相宗の高僧徳一によって開かれた寺院で東北地方で開基の明らかな寺院としては最古。
最盛期のは慧日寺は寺僧300、僧兵数千、子院3800を数えるほどの隆盛を誇っていたそうです。

徳一は藤原仲麻呂の子といわれ、天台宗の最澄と「三一権実論争」、真言宗の空海と「真言宗未決文」など大論争を繰り広げていたほどの名僧。

発掘調査により寺跡は昭和45年に国の史跡指定、昨年4月に金堂が復元。今年4月には中門が完成。

荘厳な金堂


金堂内部、須弥檀の黒漆塗りも見事です。


完成したばかりの中門、朱色が見事。


江戸中期の仁王像が安置されている仁王門


磐梯山慧日寺資料館の貴重な資料で1200年の栄枯盛衰を学びましょう。

磐梯山慧日寺資料館および金堂合わせた入館料は大人500円、高校生400円、
小中学生300円。
開館期間 4月15日~11月30日
開館時間 9:00~17:00

問い合わせ先
磐梯山慧日寺資料館 0242-73-3000