今年1月7日に40数年住み慣れた京都北山・余野から京都西山の山麓・洛西ニュータウンの公団団地の2DKの小さな住まいに引っ越しました。
理由は色々ありますが今年誕生日には85歳になる身で冬の寒さに耐えかねてが一つの理由です。
40歳になった年に自然豊富な山間部に木の家を建てて住むという思いを形にしました。
そして、自然の中の良さを人を招いて発信してきました。来た人たちは「自然の中での生活は良いね。」とは言ってくれるのですが誰一人として都会から離れて僻地に住む人は現れませんでした。
便利な都会から不便な山間部に移り住むことの大変さを皆さんは分かっていたからですね?
妻もおりあるごとに都会に帰りたいという願望を口にしていましたが私のわがままに従ってくれていました。
町への行き帰りの国道の危険性も妻は身を以て体験してきました。雪道でスリップして石垣に激突したり、ガードレイルにぶち当ったり、道から飛び出し転落したり、一昨年暮れには国道ではみ出してきたベンツに当てられて車が廃車になったことなど、よくも無傷で助かったと思うような事故ばかり。運が良かっただけでは片ずけられないような事ばかりでした。
二人とも今の所は病と言うほどのものは出ていませんが高齢になれば病院に通うのは避けて通れません。
余野では病院も選択の余地は無く、10キロ以上離れています。それ以上に身内や縁者もませんので長男や身内の者の住まいにも近く便利なところで自然に近いところと探したのが洛西ニュータウンでした。
冬の寒い時には洛西ニュータウンで、暖かくなれば週末を京都北山余野で、と言う一見贅沢な生活を送りたいと思います。
最近の私の考えではロシアのダーチャ(週末の農園生活)が過疎化する都市周辺の利用と人々が自然の中で身体を動かし、思考を巡らす機会を作る、こんな生活を発信していきたいと思っています。
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