河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

人によって

2009年08月26日 | 静かな日常編
「停電になったらどうなりますか」

という問いに対して

「電気が消えて真っ暗になります」

昼間の停電かもしれんし

「冷蔵庫のアイスクリームが溶けます」

「ローソクが売れるのでローソク屋がもうかります」

「電力会社に行ってるうちのお父さんが怒られます」

「二酸化炭素が減ります」

とかいろいろあるのに

ほとんどの人は自分の体験や知識や立場でしか答えを考えないので
一種類しか出てこないのだと思う

役所の立場だけを考える人は数字を計算して

「私どもとしてはこの金額を払っていただくよう申し上げるしかありません」

貧乏人の立場を考える人は

「健康保険をリセットするには制度上はこのようにすれば可能です」

と言う

電車の運転でも

1秒でも遅れないために急カーブを制限速度以上で走る、人もいれば

カーブの設計がきついから全ダイヤが遅れてもゆっくり走る、人もいるだろう

カーブの設計が修正されるまで運転じたいを拒否する、人もいるだろう

正解は1個ではないのだ

真実はどこに

2009年08月26日 | 静かな日常編
小中学生の頃を考えてみても、クラスに数人かしこいやつがいて、数人あほなやつがいて、数人個性的なやつがいて、可もなく不可もない感じの数十人とかがいたように、この比率はみんなが大人になっても変わっていないと思う。

医者が10人いればその中の一人は医者の中ではアホに違いなく、旅行会社の受付も、パソコンサポート窓口も、市役所の窓口も、10人いれば1人は天才的?で一人はどうしようもなくアホなのである。

ここ何年かでいくつかの医者や旅行社や公共機関の窓口に行ったが、同じような質問に対して、人によって答えがぜんぜん違うことがある。最初の人の指示どおりだと数十万円かかるところが、違う人の案だと、数万円で済んでしまう事柄もあり、いったいどれが本当なのかと思ってしまう。

インターネットが無かった頃は相手の言うことを真に受けるしかなかったが、今は事前に調べられるのでずいぶん変ってきた。
もちろんインターネットの情報が正しいともいえないが。

区役所に健康保険の相談に行ったら、以前の人の言う方法では数万円、今回の人の意見では数千円、と月額がまったく違う。

バンコクから日本に帰るにしても片道正規運賃の料金とベトナム経由で2日かけて帰る料金では数倍違うし、窓口の人がどれだけ情報を知ってるかどうかである。

知識の有無以外にも、自分の経験したことのない、知らない事柄を想像できるどうかの能力によるのかもしれん。

真実はどこにあるのか。