本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

激ウマ激安の居酒屋で富山の「羽根屋」に酔う

2007-03-16 00:02:08 |  sake

 ゴゴイチの定例飲み会、通称「相撲部」が、安芸区向洋駅そばの居酒屋「金太郎」で開催されました。桜井アナが中継で紹介したとこですね。メニューが異常に多く、値段もリーズナブルという言葉じゃ足りないくらいに安いという評判の店。新編成へ向けて気勢を上げようと企画したわけですが、なにしろ予約がとれない。もうちと早めにしたかったのですが、そんなわけでこの日になりました。もっとも肉離れもほぼ完治したのでそのほうがよかったわけですが。


酒蔵といったらいいのかな、白壁が印象的な住宅街のど真ん中にある「金太郎」。わしらは2階の座敷に通されました。広々~。ふすま隔てたとなりでは、7時前にしてすでにかなりボルテージあがってる団体さん。JRの向こう側はマツダの本社ですから、その関係のお客さんも多いんでしょう。で、幹事の宗ちゃんが頼んだのは2500円コース(酒別)。彼いわく、「2000円コースで十分(!)だと思うんですがこっちにしときました」。それにしても一体何が出てくるのか興味津々。


トップバッターとしてコンロの上に置かれましたのは「スッポン鍋」。2500円コースでいきなりスッポンですぜ。量もたっぷり。しかも酒で割った生血もあとから来ました。続いて鯛1尾丸ごと刺身でボーン。名物のチャーシュー、ギョーザ(これも美味かった)ときて、もうこれでおしまいだろうと思ったころ、また鯛ですぜ。こんどは1尾丸ごと塩釜蒸し。


伊勢坊とディレクターの唐崎ちゃん。この鯛はほっくりと柔らかくかつジューシィで最高!でした。そのあと残ったスッポン鍋のダシで雑炊。オプションで頼んだ「白そば」(この近辺の名物です。ほんとに白い)に、今回サービスでミニラーメンまで頂いてしまいましたぜ。このラーメンが実に美味いのです。奇をてらってない醤油ラーメンですが、下手なラーメン屋よりいけるかも。


酒もあれこれ飲んでオプション頼んで結局ひとり5000円を切るお値段。これは繁盛しないわけないでしょう。場所も駅のそばで便利だしね。また行こーっと。そうそう酒ですが・・・、



富山の富美菊(ふみぎく)酒造サンの「羽根屋」を試してみました。おそらくご主人のこだわりで置いてある酒なんだと思います。純米と本醸造を飲んでみました。純米はふわりと旨みがひろがるやや甘口。本醸造(写真)はきりっとスッキリ。僕はもちろん本醸造が気に入りました。前の日飲んだ賀茂鶴「蔵生囲い」(実はこれも置いてあった)ほど直球ではなくひろがりは感じられます。口に含むとまたいい香りがするんですな。どうもあんまりたくさん造ってるわけじゃないらしく、広島では珍しい銘柄かもしれませんね。「金太郎」行かれたらゼヒこれもお試しくださいな。