本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

江田島で会議。

2011-02-12 23:23:07 | bike

江田島市を舞台にサイクリングイベントを開催しよう、というわけで、その実行委員会が開かれ、サイクリング協会メンバーとして島の人間ではありませんが私と、アドバイザーとしてイベント経験も豊富なハンズの瀧川師匠も呼ばれ、行ってきました。


会場は中町の「能美海上ロッジ」。夜は懇親会があるので大先生と師匠はお泊りなのです~。いや、あくまで会議がメインであります。



部屋のすぐ横は長瀬海水浴場。冬場はプランクトンが少ないのか、海の色も本当にきれいです。



3階の会議室。展望台みたいですね。眺めはよいのですがとにかく暖房が効かなくて参りました。


3時間にわたる会議は実り多く、6月はじめにサイクルイベントが開催されることになりそうです。内容などはまだ大まかにしか決まっていないので、これから詰めていきますが、サイクリストの皆さん、ゼヒ期待していてくださいね。


新年早々。

2009-01-05 23:19:37 | bike

前にも書きましたが、僕のバイクは2台ともチューブラータイヤを履いております。いささかマニアックな仕様ですがこの乗り心地の良さと軽快さを味わってしまうとやみつき。ただパンクするといささか厄介なのが玉に瑕、といいますか、それゆえにチューブラーはどんどんWO(フツーのタイヤ)に取って代わられることになっているわけです。09年はそのパンクに始まりました。
まずきのうの午後、ジオ君のタイヤにエアを一生懸命入れていたらなんかバルブの様子がおかしい。みると途中でぽっきり折れてます。さすがにこうなると修理はききません。即スペアに張り替え。晩飯食ってからちょっとタイヤの具合を試したくなって河川敷で走ってると運悪く尖った石を踏んで張り替えたばかりのタイヤがオシャカ。まあどちらももともとセカンドバイクのアンカーについてたお古だったのでそんなにショックではありませんでしたが、そのまま東急ハンズまでゆっくり自走して(チューブラーはパンクしてもたいてい自走可能)新品のタイヤにまた張り替え。
できょうの仕事始め、新しいタイヤでさっそうと太田川を北上、いつもどおり可部南で折り返して東側の遊歩道を快調にとばしてると後輪が突然フラットに。運悪く何か踏んだんでしょう、あろうことか新品タイヤがまたパンク(走行距離わずか25キロの短い命でした)。この二日間でなんとタイヤ3本オシャカにしてしまいました。いくら安い練習用とは言え接着テープのコストとあわせこれは痛い出費だわ。番組終わってそろりそろりとショップまで自走して新品タイヤまた買って装着したのはいいんですが、もうこうなるとビビリまくりですぜ。普通の道が地雷原に思えてきます。ショップの店長は新年早々ついてねえなあとぼやく私にこう言ってくれました。


「本名さん、そりゃ当たりなんですよきっと」


う~ん、そうなんか。じゃあ喜ぶべきことなのかなあ・・・。って納得できるかっての


バイク2台で走り初め。

2009-01-03 21:04:50 | bike

さあ、中国新聞にも載っちゃったことだし(それにしてもあんなにでっかく載るとは・・・)、今年一年サイクリストの名に恥じぬよう頑張る所存であります。もちろんランニングも続けますけどね。


さて、きのうは福袋騒動のあとカミさんの実家へ行って例年同様飲んだ食ったをいたしましたので、いよいよ本日からクランク回すことにしました。そろそろ体脂肪を燃やしとかなきゃね。愛車ジオ君にエアを注ぎ足し10時前に出発。きょうはとりあえず5~60キロほど軽く流して帰ってこようという計画。こんなときはやはりどうしても西へ足が向いてしまいます。商工センター外周から草津港、はつかいち大橋を渡って宮島、大野浦、そして大竹。大竹といえば「かね安」の塩ラーメンですが、どうせ休みだろうとあきらめつつ行ってみるとなんと開いてまして。



創業40年、話し好きなおばちゃんの作ってくれる素朴な塩ラーメン。あんまりうれしかったので大盛り食べちゃった。さらにスープも飲み干しちゃった。やべえ、体脂肪燃やすどころの話じゃなくなっちゃった。てなわけで予定変更、きょうはたっぷり走ることにしました。



お店のすぐそばの四つ角に、実はこんな古めかしい道標が立っています。おそらく旧山陽道(西国海道)だったのでしょう。ちなみにこの道標の裏側には指差しマークの下に「木野(この)村・石州道」と彫られていました。つまりこのあたりは山陰・山陽を結ぶ交通の要衝だったというわけです。では本日は小瀬川沿いに、その旧石州道を遡ってみることにしました。



レトロでのどかな家並みを走り抜けます。古い街道は右に左にゆるやかなカーブを描いていて走っていて本当に楽しい。まっすぐってのは最短距離ですから便利なんだけど、とても不自然な気がするものです。しばらく走っていくと人家もまばらとなり、両側の山もどんどん迫ってきます。



上り勾配もややきつくなってきて、



下を見下ろすとこんな風景が。絶景、だけどこわ~い。


前ギアはアウターのまま、後ろもギア2枚ほど残してたので、思ったよりきつい上りではありません。歩道がわりと広いので、ここは無理せず歩道を使いましょう。ただしちょっと路面が荒れているのでパンク注意です。



上りきると県西部の水がめ、弥栄ダムに到着。弥栄湖一帯はドライブ、レジャースポットとして知られていますが自転車もよいですね。ただしトンネルが連続するので昼間でも前後のライトは必需品です。ここから折り返してもいいんですが、せっかくなのでさらに奥に入り、旧佐伯町を抜ける周回コースをとることにしました。基本的にゆるやかな上り勾配が続きます。雲がどんどん出てきて寒くなり、さらに道の両脇には年越し寒波の置き土産、雪が残っています。



弥栄ダムの上流にある小瀬川ダムの湖畔。雪解け水で道路は完全なウェットになっている箇所が多く、グリップの弱い練習用タイヤなので気を使いました。



廿日市市(旧佐伯町)浅原。すっかり雪景色です。大晦日あたりから相当降ったんですね。



雪原から飛び立つ宇宙戦艦ヤマト。これにはびっくりした。「浜本工芸」のすぐ横の土地にありました。これ結構有名なんでしょうな。


旧佐伯町からあのおっかねえ峠を一気に下り、西国街道経由で帰宅。メーターは99キロを示してました。帰ってテレビつけると箱根駅伝も東洋大学の初優勝で幕を閉じ、わが母校明治大学がなんとシード獲得!!すごいぞメイジ、偉いぞ鎧坂!よ~し、もうひとっぱしり行ってくるか!!


てなわけで・・・、


こんどはセカンドバイクのANCHORに乗り換えて再出撃。やっぱり西方面。走り納めと同じ「小田島公園」折り返しでおよそ45キロ。トータル143キロの走り初めでした。それにしても一日に自転車で宮島方面を2回ってのはお馬鹿っすか?



この渋く銀色に光る車体がブリヂストンサイクルのANCHOR(アンカー)。有名な競輪選手のAサンが普段用に乗っていたものだそうです。恐らく10年ほど前のモデルかと。今もクロモリフレームのモデルはラインナップに見られますが、溶接など細部が異なります。はっきり言って今のモデルより数段イイッ。仕上げが全然違うようです。



さらに、構成部品はシマノの最上級モデル「DURA-ACE」。サドルは名品「サンマルコ」の「コンコール・ライト」のしかも限定刺繍モデル。



ホイールはこれまた名器「MAVIC GP4」などかつての世界の名品オンパレード。はっきり言って清水の舞台から飛び降りるつもりで衝動買いした(?)ジオ君よりもはるかにモノはいいそうです。確かに乗ってみるとこのヒラヒラ感といいますか独特の軽やかさが素晴らしいのですね。タイヤがチューブラーってのが大きいと思ってジオ君もチューブラー化しまして、そりゃ確かにものすごく軽やかになったんだけど、このアンちゃんには及ばない。いいものは時代を超えるのですね。



外科手術?。

2008-12-29 23:58:30 | bike


最初のツーリングでパンクしたニュータイヤ、いくら1本1890円(ハンズ価格)の安物とは言えこれで廃棄じゃあ勿体無い。というわけで早速修理することにしました。必要な道具は自転車店ですべて揃いま・・・せん。穴をふさぐパッチとゴムのり以外は手芸店のほうが品揃えがよいでしょう。とりあえず近所のダイソーで、補修用の針と太い糸、指貫などを買ってきてさっそく作業開始。



これがチューブラー補修キット


まずタイヤをベリベリと引っぺがし(これで1回およそ500円の接着テープがパー)、裏側の布テープを外し、現れたタイヤのミシン目を切り開く、するとようやく黒いチューブが見えてきます。そいつを引っ張り出して、開いた穴をパッチでふさぎ、戻す。切った縫い目を針と糸で縫い合わせ、外した布テープを接着しなおして修理完了(ネットで「チューブラー パンク 修理」と検索をかけると僕より面倒くさがりでないローディーさんたちが画像をアップしていますので詳しくはそちらを・・・)。まあ修理というよりこれは手術ですね。盲腸のオペってこんなんかな、と思ったりしました。タイヘンだったのが一度切開したミシン目を縫い直すところ。タイヤの外側(ケーシングといいます)はとても頑丈にできているためなかなか針が通らず、ラジオペンチで針を掴んで引っ張り出しました。途中で糸が切れたりして所要時間およそ1時間。まあ最初としては上出来でしょう。ともあれこれでタイヤは見事復活。環境にも貢献できましたぜ


チューブラーのメンテナンスは、貼り換えに伴うテープ代やら(テープじゃなくて接着剤を使うともっと安いが手間暇が猛烈にかかる)補修の手間やらで結構大変です。かつてロードバイクは大抵チューブラーを履いていて、ゆえに一般ユーザーには敷居が高い存在だったそうですが、ここ数年、メンテがラクなクリンチャー(要するに普通のタイヤ)の性能が格段にアップ、このことも今日本で起こっている空前のロードレーサーブームにつながっているようです。ですがチューブラーならではの軽さ(急な上りでもスーっと伸びるほど)と乗り心地のよさを味わってしまうともう戻れません。アナタも入信しません?チューブラー教。


江田島・倉橋島ツーリング。

2008-12-28 21:02:25 | bike


さあ今年の走り納めです。加計へ二重焼きを食べに行くか、それとも島へ魚を食べに行くか・・・。協議の結果、久々に江田島方面へ出かけることにしました。宇品からフェリーで切串へ。そこからまずおなじみの『海辺の新鮮市場』へ。



新鮮な刺身と名物炊き込みご飯の食べ放題!残念ながら12時半の時点で「かき飯」は売り切れ。でも「ほたて」「ちぬ」「松茸」をがっつり賞味いたしました。いくらなんでも食べすぎじゃろ、と思いますでしょう?ところが家に帰り着く頃にはこれでも結構腹ペコになるんですよ~。


前回は江田島をぐるっと回るコースをとりましたが、今回はショートカットしてお隣の倉橋島へ足を伸ばそうという計画。



江田島と倉橋島を結ぶ「早瀬大橋」の上からの眺め。ずーっと快晴。ウインドブレーカーもイヤーウォーマーも不要というこの時期にしては暖かいコンディションでした。


倉橋島へ渡ってからは白砂青松で知られる桂浜へ向かい、さらにそこから海岸線をぐるっと音戸の瀬戸へ。このルートは結構アップダウンが激しくて曲者ですぜ。GIOSのホイールとタイヤを軽量なチューブレスにしておいて本当によかったと思いました。やっぱギア2枚くらい違う感覚ですね。


一番上の写真は音戸の渡しの船着場で撮ったもの。人と自転車でなんと90円!貴重な生活の足は日本で一番短い定期航路でもありました。



帰りは呉港からフェリーでのんびり。シメはマストアイテム、福住のフライケーキ。大満足のツーリングでした。


が、アクシデントも発生。


音戸の瀬戸ももう間近という地点で妙に走りがソフトになりまして、「あれ」と思いつつ走り続けてると今度は路面の凸凹がえらくゴツゴツ感じられ、後輪を見てみると平べったくなってます。そう、パンク。予備タイヤもテープも持ってたから、ストップして貼り換えてもよかったんですが、空気を継ぎ足しつつそのまま帰りました。一般的なタイヤ(クリンチャーとかワイヤードオン-WOとか言ったりします。チューブとカバーに分かれるタイプです)だとまずその場で修理しないととても走れないでしょうけど、チューブラーは構造上無理さえしなければ自走可能なことが結構あるようです。そのかわり修理は滅茶苦茶面倒くさく、たいていの場合は廃棄。エコに逆行しまくるタイヤでもあります。安物とは言えニュータイヤが80キロ走っただけでオシャカ、なんて悲しすぎる。くそっ、ゼッタイ修理して使ってやるっ。


ともあれ本日の走行距離、94キロ。