さあ、中国新聞にも載っちゃったことだし(それにしてもあんなにでっかく載るとは・・・)、今年一年サイクリストの名に恥じぬよう頑張る所存であります。もちろんランニングも続けますけどね。
さて、きのうは福袋騒動のあとカミさんの実家へ行って例年同様飲んだ食ったをいたしましたので、いよいよ本日からクランク回すことにしました。そろそろ体脂肪を燃やしとかなきゃね。愛車ジオ君にエアを注ぎ足し10時前に出発。きょうはとりあえず5~60キロほど軽く流して帰ってこようという計画。こんなときはやはりどうしても西へ足が向いてしまいます。商工センター外周から草津港、はつかいち大橋を渡って宮島、大野浦、そして大竹。大竹といえば「かね安」の塩ラーメンですが、どうせ休みだろうとあきらめつつ行ってみるとなんと開いてまして。
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創業40年、話し好きなおばちゃんの作ってくれる素朴な塩ラーメン。あんまりうれしかったので大盛り食べちゃった。さらにスープも飲み干しちゃった。やべえ、体脂肪燃やすどころの話じゃなくなっちゃった。てなわけで予定変更、きょうはたっぷり走ることにしました。
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お店のすぐそばの四つ角に、実はこんな古めかしい道標が立っています。おそらく旧山陽道(西国海道)だったのでしょう。ちなみにこの道標の裏側には指差しマークの下に「木野(この)村・石州道」と彫られていました。つまりこのあたりは山陰・山陽を結ぶ交通の要衝だったというわけです。では本日は小瀬川沿いに、その旧石州道を遡ってみることにしました。
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レトロでのどかな家並みを走り抜けます。古い街道は右に左にゆるやかなカーブを描いていて走っていて本当に楽しい。まっすぐってのは最短距離ですから便利なんだけど、とても不自然な気がするものです。しばらく走っていくと人家もまばらとなり、両側の山もどんどん迫ってきます。
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上り勾配もややきつくなってきて、
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下を見下ろすとこんな風景が。絶景、だけどこわ~い。
前ギアはアウターのまま、後ろもギア2枚ほど残してたので、思ったよりきつい上りではありません。歩道がわりと広いので、ここは無理せず歩道を使いましょう。ただしちょっと路面が荒れているのでパンク注意です。
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上りきると県西部の水がめ、弥栄ダムに到着。弥栄湖一帯はドライブ、レジャースポットとして知られていますが自転車もよいですね。ただしトンネルが連続するので昼間でも前後のライトは必需品です。ここから折り返してもいいんですが、せっかくなのでさらに奥に入り、旧佐伯町を抜ける周回コースをとることにしました。基本的にゆるやかな上り勾配が続きます。雲がどんどん出てきて寒くなり、さらに道の両脇には年越し寒波の置き土産、雪が残っています。
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弥栄ダムの上流にある小瀬川ダムの湖畔。雪解け水で道路は完全なウェットになっている箇所が多く、グリップの弱い練習用タイヤなので気を使いました。
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廿日市市(旧佐伯町)浅原。すっかり雪景色です。大晦日あたりから相当降ったんですね。
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雪原から飛び立つ宇宙戦艦ヤマト。これにはびっくりした。「浜本工芸」のすぐ横の土地にありました。これ結構有名なんでしょうな。
旧佐伯町からあのおっかねえ峠を一気に下り、西国街道経由で帰宅。メーターは99キロを示してました。帰ってテレビつけると箱根駅伝も東洋大学の初優勝で幕を閉じ、わが母校明治大学がなんとシード獲得!!すごいぞメイジ、偉いぞ鎧坂!よ~し、もうひとっぱしり行ってくるか!!
てなわけで・・・、
こんどはセカンドバイクのANCHORに乗り換えて再出撃。やっぱり西方面。走り納めと同じ「小田島公園」折り返しでおよそ45キロ。トータル143キロの走り初めでした。それにしても一日に自転車で宮島方面を2回ってのはお馬鹿っすか?
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この渋く銀色に光る車体がブリヂストンサイクルのANCHOR(アンカー)。有名な競輪選手のAサンが普段用に乗っていたものだそうです。恐らく10年ほど前のモデルかと。今もクロモリフレームのモデルはラインナップに見られますが、溶接など細部が異なります。はっきり言って今のモデルより数段イイッ。仕上げが全然違うようです。
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さらに、構成部品はシマノの最上級モデル「DURA-ACE」。サドルは名品「サンマルコ」の「コンコール・ライト」のしかも限定刺繍モデル。
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ホイールはこれまた名器「MAVIC GP4」などかつての世界の名品オンパレード。はっきり言って清水の舞台から飛び降りるつもりで衝動買いした(?)ジオ君よりもはるかにモノはいいそうです。確かに乗ってみるとこのヒラヒラ感といいますか独特の軽やかさが素晴らしいのですね。タイヤがチューブラーってのが大きいと思ってジオ君もチューブラー化しまして、そりゃ確かにものすごく軽やかになったんだけど、このアンちゃんには及ばない。いいものは時代を超えるのですね。
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