hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

都電スタンプ②

2023-06-10 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その208。都電スタンプ逍遥②、『荒川車庫前』電停から『梶原』電停までは徒歩で移動。

というのも電車の中の吊り広告に『電車もなか』を売る店が梶原電停近くにあるとあったからである。

梶原電停のすぐ手前、右に商店街が伸びる門口に菓匠明美の看板を発見、なぜか入口にはきつねの石像が置いてある。



中に入るとカラフルな全部で6種類の最中、いずれも都電をモチーフにしたものでなかなか可愛らしい。お土産に購入した。同じ店で第二弾なのか『栄一翁最中』という渋沢栄一をモデルにした最中も売られていた。



すぐに『梶原』電停に到着、スタンプはそばにある白山神社であった。



『栄町』電停も見えるため、徒歩で移動。スタンプは『東書文庫』、教科書の出版社である東京書籍が運営する教科書専門の図書館で昭和11年に設立されたものである。

『王子駅前』電停までは並行道路が分からないため電車に乗車。車内は下校する学生で混み合ってきた。



右に緩いカーブを切りながら到着、左側にはJR王子駅の入口がある。かつてはここから右の方に27番赤羽行の都電が分かれていた。電停には職員が居て一日乗車券などの販売もしている。

スタンプは『名主の滝公園』の滝が描かれている。私はここで一旦電車を離れて明治通りを左に曲がる。ガードを越えるとすぐのところに飛鳥山公園入口が出てきた。



階段を上がってもいいのだが、坂を登るエレベーターというか無料の乗り物『アスカルゴ』がある。これは北区が運営している設備で高さ17.4mを30m/分のゆっくりとしたスピードでカタツムリのように上がって行く。今から10年ほど前に乗ったことがあるが、今も元気に動いている。



おばさんと職員のお爺さんと3人で乗車、雨が降り始めたこともあり、特に待たずに発車。振り返ると京浜東北線がよく見える。



とはいえ、乗っているのは2分とあっという間に頂上駅に到着した。空いている時は便利である。(以下次回)

風鈴草〜人形町ランチグルメ

2023-06-09 05:00:00 | グルメ
コロナ禍で人形町の店も閉めた店が多くある。別に飲食店に限った話でもなく、なぜか2件もドラッグストアが撤退、一店になった。事務所からほど近い飲食店がパラパラとある場所に『花乃蕎麦』という女性主人がお一人で店を切り盛りしていたところ。昨年12月に彼女が腰痛のためにお店を閉じた後、居抜きで違う方が新たにスタートされた『風鈴草』というお店である。



前の女主人は自ら蕎麦を打っていたため、店内に蕎麦打ち場があったが、今もそのまま残されていた。



メニューを見たが、蕎麦のみでは流石に足りないだろうと『蕎麦定食』(1100円)を選択した。この日の日替わり惣菜は『生姜焼き』、炊き込みご飯は『いしもちと伊達菜』とのことであった。



私が最初の客のようでやや寂しかったが、5分くらいすると中年男性1人、仕事仲間4人組などぽつぽつと席が埋まる。

少し経ってお膳が登場。包丁切りと入口にあったが、細めの角が立った美味そうな手打ち蕎麦。



ツユも江戸前よりはやや甘め、振りネギも細かく切られている。一口、盛りそばは喉越しもよく、味も蕎麦の香りが立ち、素晴らしい。ついついまずは蕎麦を完食してしまう。

次に炊き込みご飯、伊達菜は大根の若い時のような主張の弱い菜っぱに感じる。このため、いしもちの香りが全体に強くなりがちなのだが、菜があることでしっとりするのか、バランスがいい。

生姜焼も上品な味付け、添えた野菜も盛り付けがいいが、やはりあまり炊き込みご飯との相性がいいとは思えない。自分で頼んでおいてあまり言えないが、『生姜焼+白ご飯+漬物』『炊き込みご飯+漬物』のいずれかでいいと思うのだが、あまり盛り込みすぎたように思った。

接客もよく、一つずつの味がいいのにみんな揃うとバランスに欠くということもあるような。ただ、確かに腹一杯にはなったが。ご馳走さまでした。


風鈴草
中央区日本橋堀留町1ー6ー5
0336643115

【森91】大森操車場〜新代田駅の東急バスに乗る

2023-06-08 05:00:00 | バス
今回のバス旅は【森91】系統・大森操車場〜新代田駅に乗ることにした。この路線は11kmとそれなりに長い路線。昭和50年台はは138系統と言って大森操車場〜長原〜新代田駅〜高円寺陸橋〜新宿駅西口という19kmも走る路線で東急バスと都バスの相互乗入区間だった。



しかし、都バスは新代田駅〜高円寺陸橋〜新宿駅西口、東急バスは新代田駅〜長原〜大森操車場となり現在に至る。因みに都バスの路線は【宿91】と番号は同じである。
スタートは大森操車場。



大森駅北口から大森貝塚公園方向に300mを歩くと停留所がある。ここで1402発新代田駅行を待つ。バスは定刻に到着、5人ほどがバスに乗り込む。



次の角を右に曲がると大森駅山王口のバス停、駅前のバス停は通らないため要注意。バスはジャーマン通りを行く。3つ先の馬込銀座のバス停に停まるとその先を右折。



東馬込2丁目から環七通りを行く。バスのため、短い区間をこまめに停まりながらいく。1416馬込駅(都営地下鉄浅草線)に停車、ここから高円寺駅まで15kmの標識。

1419夫婦坂に到着、この坂は行ったことがない。この辺りでは乗車率は70%くらい。
1422長原、東急池上線への乗り換えのため多数下車する。この先の立体交差まで距離がないので運転手は慎重にバスを操る。
1424洗足駅入口、東急目黒線に連絡している。この先は平町、日丘橋と停留所があり、目黒通りもオーバークロスする。


柿の木坂2丁目、野沢交番と停まるが、ここでようやく北沢タウンホール(下北沢、小田急バス)行の名前が停留所に現れ、単独路線ではなくなる。

1437野沢龍雲寺に停車、ここからは世田谷区民会館行き(小田急バス)も平行して走る。

上馬、国道246号線と交差。ここは立体には行かず側道を走る。

1443駒留停留所で運転手交代、弦巻通りとの交差でこのバスは弦巻営業所のバスのため、ここからは自転車で戻るようだ。

若林交番を越えると東急世田谷線との平面交差、若林駅が見える。

1450若林陸橋北口、宮前橋を過ぎるともう終点。1454新代田駅に無事到着。渋滞も殆どなく、スムースな運行であった。かかった時間は52分。因みに電車だと1404→1444だから少し早い程度、意外に便利である。



バスは新代田駅の前を越え、操車場に入る。そこには【宿91】新宿駅西口行きも待機していた。



既に大森操車場行きのバス停は長蛇の列、すぐに東急バスは折り返して行った。次回は【宿91】、【王78】と乗り継いで環七半周を完乗したいものである。

普通の人から見れば混雑の中、バスに乗ることの何が楽しいだろうと思うかも知れないが、路線バスも中々いいものである。




通人の店 ふくべ〜八重洲グルメ

2023-06-07 05:00:00 | グルメ
八重洲にある『通人の店 ふくべ』に初めてお邪魔したのは1990年だからかれこれ30年以上前のことになる。以前の店は店の左側は燗付け場を囲むようにカウンター、右側は小さめの机と椅子が狭い場所に並んでいて、間違って左側の戸から入ると既にご常連が呑んでいてお前みたいのはこっち側じゃないぞと言わんばかりに睨まれるほどであった。

それでも3年前旧店舗にお邪魔した時は雰囲気もかなり和らぎ、女性客もちらほら。そんな店もコロナの時期に新店舗(旧店舗の並び)に移り、最近営業を再開したのを知り、同僚のKくんとお邪魔した。



(旧店舗)

外観は3階建になり、看板も立派。新しい縄のれんを潜り店に入るとかつての左側の扉を開けたのとほぼ同じ風景、カウンターは満員である。予約の名前をいうと2階へと案内された。


2階は以前よりは座席の隙間が広くなっているが、既に飲み始めている諸先輩で席は埋まっている。まずはビール大瓶から、つまみは卵焼、たたみ鰯、〆さばをお願いした。



すぐに卵焼到着、冷たいが業者が作ったものなのか、美味い。たたみ鰯は醤油を塗って炙ってある。ビールにはいいあてである。

ビールを飲みながら店内を見渡すが、お客さんの高齢化を感じてしまう。自分を棚に上げてだが。



〆さばは絶品、塩の具合、酢の程よく効いた旨み、やはり日本酒が欲しくなる。まずは今海外で売れている『三井の寿』(福岡県)を常温で。辛めの酒は鯖に合う。



追加で頼んだマグロが到着、中トロにわさびを少し付けて口に投入。脂の溶け具合、すかさず酒をまた投入。

1合はすぐ無くなり、呑んだ事のない『土田』(群馬県)を注文。この酒は珍しく冷酒である。生酛作りの丁寧に作られた食中酒、ただ、マグロも無くなっていた。

季節外れのおでんを注文、酒は辛口の樽平(山形県)。昔、銀座に同名の酒場があり、烏賊のワタの粕漬けが美味かったことを急に思い出す。この店のおでんは優しい味付け、色も薄い。これでは酒に負けてしまう。

慌てて焼きたらこを注文、単にたらこを炙っただけだが、半分生の部分を残し、塩味もそれほど強くない。身体のことはともかく、魚卵はあてにピッタリ。

急に燗酒が欲しくなり群馬泉(群馬県)と厚揚げをお願いする。燗酒は付け方も大切だが、温度がやはり見事。ただ、燗酒はついつい飲み過ぎる。

2時間経過でラストオーダー、越の誉(新潟県)をお願いした。柔らかい越後の酒、ゆっくりと味わって2人で5合。

確か3年前は7合飲めたはずなのだが、年を重ねたものである。ご馳走さま。

通人の店 ふくべ
中央区八重洲1ー4ー5
0332716065

都電スタンプ①〜大塚駅前からスタート

2023-06-06 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その207。都電スタンプ逍遥①。東京メトロ全駅スタンプラリーを完了したので次何をやろうと考えた。そこで都営交通もスタンプをやっていることを思い出し、即実行へ。都営交通の中でまず何から行くべきと考え、まずは都電(東京さくらトラム)に乗車することにした。



都電の停留所の数はと数えると30ある。東京メトロで最も駅数が多い有楽町線でも24だからかなり多い。都電のことならまずは大塚駅と山手線で下車した。



大塚駅前の線路際にはバラが植えてあり、今ちょうど盛りである。路線全体で自治体がバラを植える運動をしているが、今の季節がこの路線を回るには最も良い季節である。

まずは大塚駅前電停に行き、定期券販売所で1日乗車券(おとな400円)を購入。一回の乗車賃が170円だから3回乗れば元が取れる計算になる。

まずはスタンプのポスター(A4サイズ)を探し、バーコードを読み取る。大塚駅前は『大塚阿波踊り』のデザインである。
三ノ輪橋行きに乗車して一旦荒川区の『小台』電停まで行き、戻りながらスタンプを集めることにした。



乗車したさくらトラムは満員、学生が中間試験なのか、まだ1時過ぎなのに多い。『王子駅前』まで揺られてようやく座る。それにしても平均年齢の高い路線である。王子駅前より先は専用路線、途中からは都道の真ん中をさくらトラムが走る区間もある。

『小台』電停で降りてスタンプを押印。東京メトロと違い、狭い停留所だからすぐにポスターが見つかるのはありがたい。



小台のスタンプは『アップルロード』、これは小台商店街の愛称でヒメリンゴの街路樹が植えてあるため、この名前となった。



お隣の『あらかわ遊園』までは都道を歩いて戻る。6分おきだが、300mしかないのさすがに歩いた方が早かった。スタンプはもちろんあらかわ遊園である。

『荒川車庫前』には都電おもいで広場と呼ばれる展示施設があり、土日は開放されているが、この日は中にはいれなかった。



昭和29年当時の最新型アメリカの技術を取り入れたPCCカーである5500系と昭和37年製造の7500形の2両が展示されている。



その隣には都電の車庫があり、様々彩りの都電が並んでいる。電車好きには堪らないところである。

スタンプはその都電の車庫の意匠である。(以下、次回)

交流戦を見に神宮球場へ

2023-06-05 05:00:00 | 日記
交流戦も2カード目、神宮球場では数少ない土日のデーゲームの切符を取って孫2人と娘夫婦と野球観戦。カードはヤクルトvs楽天、阪神ファンである私もヤクルトファンの孫のためならと雨にも備えて予め2階席(神宮球場では唯一の屋根付き席)を用意。しかし、何と季節外れの台風2号がやってきて万事休すと思ったが、ぎりぎりで回避できた。

試合開始は14時、その頃には嘘のように晴れ渡り、満員とはいかないまでもすごい数の観客。この日はレディースデイということもあり可愛らしいユニホームプレゼントももらい13時前には席に着く。

神宮球場は東京ドームと違い、とにかく通路が狭く、トイレも少ない。狭い通路を通り、四苦八苦しながら生ビールを買いに行く。まずは弁当を食べておく。

2階席は階段が急なことの裏返しで球場がバックネット越しに楽天の選手が練習している姿が野球盤のようによく見える。



孫たちも13時40分には到着、表彰式やメンバー交換、始球式のあとヤクルトはピーターズ、楽天は早川で定時にプレイボール。



初回からゲームは動く。楽天は3者凡退、ヤクルトも山田、山﨑は凡退するが、青木が後輩早川の球を上手くレフトに弾き返し1号ソロ。



一方、2回楽天は2塁打の岡島を和田のタイムリーで1点返すが、ヤクルトもその裏に中村・オスナ・長岡の連続ヒットで1点、さらに山田が1アウト1.2塁から3ランで6対1となる。とにかくヒットがよく出る。



3回はヤクルトが3本のヒットで2点取り8対1となる。さすがに東京音頭で傘を振り回すのも疲れてくる。



しかし、ピーターズもよくない。4、5回で3点返され、ヤクルトも6回から木澤にスイッチ。代打小深田に3塁打を浴び、9番小郷にタイムリーで8対5と嫌な雰囲気になる。

中継ぎはしっかりしているヤクルトは7回星、8回大西が立て直し、さらに8回裏にはサンタナのタイムリーで9対5、ホームランや2塁打が乱れ飛ぶ試合をヤクルトが制した。



孫たちには点が入り、東京音頭で傘を振る事が受けたようで大喜び、応援グッズも買ってやればこれを叩いて応援。ちゃんとユニホームも着て最後まで観戦してくれた。



それにしても私の楽天のメンバーを知らない。投手は早川と安樂、野手も阿部、浅村、岡島、炭谷くらいしか分からなかったのは申し訳なかった。

終わってみればあまり暑くもなく、爽やかな風が感じられる一日、のんびりと観戦でき、孫たちにも感謝された神宮球場であった。

東京メトロ全駅スタンプラリー踏破!

2023-06-04 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その206。東京メトロ全駅スタンプラリーは昨年9月よりスタート、約8ヶ月で9路線144駅を遂に達成した。



スタートは半蔵門線(渋谷〜押上、14駅)。通勤路でもあり、全駅降りたこともあるため、スムーズに終了。



日比谷線(中目黒〜北千住、22駅)、中目黒駅は恵比寿駅あるなど楽な面もあったが、虎ノ門ヒルズ駅のようにまだ完成していない駅でポスターを探すのに手間取った。



銀座線(渋谷〜浅草、19駅)、半蔵門線との重複もあり、4駅少ない15駅で全線走破。日本最初の地下鉄路線ということもあり、浅いところを通っているため、階段は楽だったが、A線B線を地下道で繋いでいない駅もあり、一旦外に出てから道路を渡ることもあった。



千代田線(代々木上原〜綾瀬・北綾瀬、20駅)、初めての支線のある路線。表参道・日比谷・大手町・北千住が重複していたので15駅で完乗。



東西線(西船橋〜中野、23駅)、東京メトロでは最も長い路線(30.8km)であり、千葉県船橋市が起点となっている。快速運転されているため、乗り継ぎに苦労した。



丸の内線(池袋〜荻窪・方南町、23駅)、2番目に古い路線で渡り通路がかなり遠い駅もあるため、ポスター探しに苦労。



有楽町線(和光市〜新木場、24駅)、駅数が最も多い。都内8区を経由している。



副都心線(和光市〜渋谷、16駅)、路線は最も新しく、最も短い。さらに和光市〜池袋は有楽町線と並走、新宿3丁目、明治神宮前、渋谷は他線と重複しており、スタンプを押した駅は4駅のみ。



南北線(赤羽岩淵〜目黒、19駅)、新しいだけあって全駅にホームドア完備であった。
ようやく全駅を回った訳だが、最後に踏破証も獲得した。



(立食)蕎麦屋でカツ丼を食む〜番外編・錦糸町

2023-06-03 05:00:00 | グルメ
『禁断の企画』番外編、仕事で錦糸町駅まで来たが、12時過ぎで店はどこもいっぱい。コロナの5類化というのはこういうところまで影響がある。

『風が吹けば桶屋が儲かる』という話があるが、『コロナによる飲食店閉店』→『ランチの店が減少』→『コロナ5類化』→『企業在宅勤務を縮小』→『サラリーマンの出勤率上昇』→『外訪の増加』→『昼食は外食』→『ランチ難民発生』という構造である。



そんな時に東京メトロの駅横に『メトロ庵』があったことを思い出し、行ってみるとまだ営業をしていて、空いている席がある。そこで券売機でついつい『カツ丼セット』の食券を購入してしまった。

カウンターに食券を出すと『蕎麦は温かいのか、冷たいのか?』と聞かれて『温かいの』と答えた。その日が寒かったこともあるが、かけそばにはツユがあるための選択である。

少し待つと『カツ丼セット、かけそばの方。』と呼ばれてトレイを持って席へ。他の人と間違えてないのか、やや緊張。
席に座り、七味を振ってかけそばから頂く。もちろん茹で蕎麦だが、意外にこの安っぽい蕎麦は好きである。

ネギ以外は何にも入っていないが、十分楽しめる。もちろん、阪神百貨店の地下の蕎麦屋みたいに揚げ玉が置いてあればそれに越したことはないが。

麺を食べ終わるとカツ丼へ、小諸そばと同じ木鉢風(プラスチック製)の容器に入っている。これは有田焼の丼のように底が深くないから、ご飯は少ない。カツは4切れ、上に三つ葉が散らしてあるのは嬉しい。さらにきゅうりの漬物もある。この量のカツ丼は本当に僅かな時間で完食できるが、じっくりと味わうことにする。



もちろん豚肉は薄いが、綴じている玉子の硬さが丁度よく、美味い。蕎麦のツユを味噌汁がわりに頂くのもいい。

(朝そばもあります。)

とはいえあっという間に完食、腹も十分膨れた。採点は5段階で3.1くらいか、値段の割にはレベルが高く、満足した。先日の新木場店の揚げシュウマイ蕎麦も良かったが、定番も外さないメトロ庵さんである。ご馳走さまでした。

メトロ庵錦糸町店
東京メトロ半蔵門線錦糸町駅構内
0336262092

東京メトロ全駅スタンプラリー〜南北線③

2023-06-02 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その205。東京メトロ全駅スタンプラリー〜南北線③、今回は溜池山王駅から目黒駅を目指す。溜池山王駅は銀座線で既に押印済、直ぐ近くにある日枝神社がデザインされている。

六本木1丁目駅は六本木西地区市街地開発事業の真ん中に駅ができたため、最初は不便な駅で出口を間違えると目的地に着けない構造であった。今も泉ガーデン、ホテルオークラ、住友不動産六本木グランドタワーなどビルが林立している。ポスターは赤坂寄りの3番出口近くに貼ってある。



スタンプの意匠は泉ガーデンタワーのビルであった。

麻布十番駅は都営大江戸線との乗換駅、私の学生時代には麻布十番には面白い店があるが、バスしか交通手段がなく、陸の孤島と言われていた。



2000年9月に南北線、12月に都営大江戸線が開通、一気に便利になった。因みに乗換は地上に一旦出ないとできない構造となっている。

スタンプは麻布十番商店街、名物のかりんとう、鯛焼き、ハセガワ酒店など面白い物が数多く揃う商店街である。麻布十番という地名は意外に新しく1962年に麻布地区の町名再編に伴い麻布網代町など9町が麻布十番1〜3丁目となった。麻布十番の由来は江戸時代に徳川綱吉が白金に別邸を建てる際、川の改修を行なったが、それを行った人足が十番目の組だったからと言われている。



白金高輪駅は都営三田線の乗り換え駅となっている。駅を降りると駅事務室を探すが、コンコースが広くて些か手間取る。
スタンプは覚林寺、一般的には清正公前と言った方が有名である。

清正公(せいしょうこう)とは加藤清正のことであり、清正公の位牌や像が祀られていることからこの名で呼ばれる。



白金台駅も都営三田線との重複区間に位置する。駅近くには明治学院や八芳園、白金自然教育園、都庭園美術館など文化の香り高い施設が多くある。

駅を降りると目黒駅と白金台駅のポスターが並べて貼ってあり、ここで南北線のスタンプは完結した。

白金台駅のスタンプには都庭園美術館が描かれている。旧朝香宮邸で一時は西武鉄道が保有し、白金プリンス迎賓館として使われたこともある。私は行ったことがないがアール・ヌーヴォー様式を取り入れた素晴らしい洋館とのことである。

目黒駅は『目黒のさんま祭り』で焼かれた秋刀魚がデザインされていた。最後に目黒駅まで行って南北線も終了。めでたく全線踏破をすることができた。





『久我山歳時記』㉕〜梅雨入り前の散歩

2023-06-01 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㉕、二十四節気の小満も後半に入り、梅雨入り間近となってしまった。近所の空地にあれだけ咲いていたナガミノヒナゲシもすっかり見なくなり、道を歩くとさまざまな色、様々な花の形のアジサイが目を引く。


しかし、他の花も色々と咲き始めた。少し前の写メだが、タイサンボクの大きく、白い花が咲いたのである。



タイサンボクはモクレン科の常緑高木だが、たくさんの花をつける訳ではない。中には20mを超えるものもあるが、今回見たのは4m程度の木。この木に花は2つ、しかし直径20cmほどの白い花を付け、3日ほど。
(今の姿)
ネットで調べると花弁は9枚らしい。また、強い甘い香りがするのが特徴で周りを通過しただけでも気づく。

毎年咲くのがハカタユリ、濃いピンクの花を咲かせる。通常は6月中旬に咲くのだが、今年は早く、また蕾も多い。一本だけ黄色がある。



驚いたのは夏に盛りを迎えるキョウチクトウ(夾竹桃)、葉は竹の如く、花は桃の如くと中国で名前が付けられた植物だが、葉、茎、花、根など全体がアルカロイド系の毒性を有し、ある意味恐ろしい。ただ、花は白とピンクがあり、美しい。

まだ、美しく咲き誇っているのが、サツキの花。丸く仕上げているのはよく見るがこれだけ完全に花が覆っているのは珍しい。



白い小さな花が木全体を覆うように咲く木がオーストラリア原産のティーツリー。木を傷つけると香りを放ち、精油が取れる。有用で花も美しい一石二鳥の植物である。



他にもヤマボウシやバラなどもまだまだ咲いている。これらの色とりどりの花が見れるのも梅雨の時期まで。

さらに咲き続けるのはキョウチクトウ、サルスベリなどの木、モミジアオイ、ゴーヤ、ヒマワリ、アサガオ、ポーチュラカのように暑さに強い植物にバトンタッチをしていくはずである。