
人形町付近のお店はかなり行き尽くしたつもりだが、探すとまだまだお店はある。普段からよく行く中華料理の竹園の向かいにある居酒屋のランチメニューが気になっていた。


店の名前は『やじきた』、よくある居酒屋だが、メニューが9種類、魚系が『梅しそアジフライ+ハムカツ』『さば味噌煮』『さば文化干し』『エビフライ+ハムカツ』肉系が『豚生姜焼き』『豚唐揚げ』『牛すじ煮込み』、それ以外に『野菜炒め』『にんにくオムレツ』である。私はその中で『豚唐揚げ』がどんなものか食べたくなって店に入った。ちなみに全てご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付く。

店はいわゆる居酒屋さん、カウンターと4人掛けの席が4つ、こじんまりしている。注文はフロア担当のおじさんに伝える。厨房には1人、揃いの黒いTシャツを着ていて、なかなか威勢がいい。

12時少し前だがお客さんはパラパラ、サラリーマン2人連れや工事の人など男ばかりである。

5分ほどで注文した豚唐揚げ定食が到着、揚げたてでいい香りがする。簡単に言うと豚バラに味を付けて唐揚げにした料理、6切れ乗っていて他にキャベツの千切りが敷いてある。まず、唐揚げを一口、竜田揚げより少し厚めの肉、ジュワと脂が出てきてメシに合う。

辛子とマヨネーズが添えてあり、味がついているのでこれらを少し加えて頂く。男メシというメニューである。こういうメニューやカツ丼、トンテキなどはカロリーを気にして食べるものではない。


味噌汁は熱々だが、特徴はないし、小鉢のひじきの煮物は買ってきたものかもしれない。ただ、揚げたての豚唐揚げはかなり美味かった。


あまり東京では見ないが、豚肉は唐揚げや天ぷらも美味い(博多の屋台には結構ある)と再認識した。ご馳走さまでした。
やじきた
中央区日本橋蛎殻町1ー9ー4
0366611913