hokutoのきまぐれ散歩

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家寳 跳龍門〜銀座ランチグルメ

2023-01-16 05:00:00 | グルメ
お取引先から銀座の中華料理店のランチ券を頂いた。たまに夜、銀座に行くことはあるが、優雅にランチ頂く機会など滅多にない。元松坂屋銀座店は銀座SIXとして洗練されたファッションと食材のビルとして開店したのが2017年4月、もう5年になるが足を踏み入れるのが2回目、前回はお取引先の高級洋菓子店の様子を見に行った時以来である。

銀座SIXというくらいだから銀座6丁目、銀座通りに面していて交通の便もいい。12時に予約したので時間通りに行くが、思いの外空いている。エスカレーターで6階に上がる。お店の名前は『家寶 跳龍門』、調理場が外から見える設計である。ネット情報では元福臨門の料理長がトップを務めるお店だけに期待大である。

予約をしていたからなのか、奥の方にある4人でも広い席に通してもらい、ドリンクを聞かれる。せっかくだからと生ビールを1杯ずつ、あとは料理を待つのみ。



まずは前菜3種、魚(鰤)の燻製、釜焼きのチャーシュー、湯葉で肉を巻き揚げたものの3種類。魚の燻製はよく鯉で作る燻鯉(くんゆい)に似た風味。しっとりしているチャーシューは至極の美味さであった。



続いて春巻、ウスターソースに似たリーペリンソース(英国風)が付いてくる。そのままでも筍や椎茸、細切り肉などが入った餡の旨みで十分、しかし、リーペリンソースを少し付けるのも面白い。



大根餅は素朴な料理ながら、蝦の風味が味をよく引き立てている。3種の点心はエビ餃子のつるんとした食感もいいが、ニラ餃子が1番美味かった。

スープの蒸し物には椎茸、青梗菜が入っているが、これだけ複雑な味は久しぶり。滋味あふれるとはこう言ったことなのだろう。
帆立貝の蒸し物は僅かに火を入れ、蝦のソースがかかっている。帆立貝の甘み、エビの塩味、柔らかさと香ばしく歯応えのある食感の調和、1番美味かった。最後は白湯麺、こちらもスープの旨さには脱帽である。



ランチなのに杏仁豆腐と焼菓子2種のデザートは充実。このランチを1時間ほどかけてじっくり味わうことができた。


サービスももちろん言う事なし、普段5分で蕎麦を啜っているのとは大違いのランチであった。
家寳 跳龍門
銀座シックス6階
0362645688




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