hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

下部ホテルに泊まる

2020-03-06 05:00:00 | 旅行


骨休めの一泊旅行は山梨県にある下部温泉・下部ホテルに宿を取る。甲府から中部横断道が開通したため、高速道路で僅か4kmのところまで来ることができる。




このホテルはJR身延線下部温泉駅の目の前にあり、鉄道でも車でも実に便利な場所にある。ただ、到着時は生憎の雨、早めに到着して自慢の温泉にゆったりと浸かる。下部温泉は鉱泉で温度は低く、冷泉と言われていた。しかし、2006年に高温の源泉、『しもべ奥の湯高温源泉』が噴出、このアルカリ性単純泉に加えてホテルの庭から湧き出る硫黄泉もあり、複数の種類の湯がある。この湯に浸かりゆっくりした後、夕食に行く。


『山のかまど』と名付けられた食堂には入口に囲炉裏があり、そこでヤマメを串焼きにしている光景が見える。


席に座り、まずはビールで乾杯、前菜は地元産の野菜がメインで公魚の唐揚げが添えてある。特に味噌のかかったフキノトウの天ぷら、これほどカリッと揚げたものは初めてである。


ホタテのすり身のお碗の次はお造り盛り合わせ。ここで日本酒、山梨県といえば七賢である。純米吟醸と純米大吟醸の飲み比べ、いずれも美味い。店の人に教えてもらった蘊蓄を一つ。七賢は信濃国高遠の酒造り職人が甲州(現在の北杜市)に泊まった際にあまりの名水に感動し、そこで酒造りを始めたのが発祥。酒の名前は泊まった部屋に竹林の七賢人の絵があったことからつけたのだそうだ。


マグロや鰤、鯛、ボタンエビ。これを醤油と塩ポン酢で頂くのだが、脂の乗った鰤に塩ポン酢、初めてだが、新たな発見。これがベストマッチ。


いよいよ、ヤマメの炭火焼。小ぶりだがしっかりと味の乗ったヤマメ、頭からいける。


するとサービスでほうとうが振る舞われ、私はかぼちゃ嫌いのため一口連れ合いのを食べたが、中々の味、食わず嫌いかも。
メインのヒレステーキ、ここで赤のグラスワイン。もちろん、勝沼の錦城酒造の錦城ルージュ、美味い。


さらに釜飯と水菓子を頂いたのだが、十分満足。温泉ホテルの食事は多すぎることが多いが、ちょうどの量。若い人には少ないかも知れないが。




ホテルは内装をリニューアルしていて元の建物は古いが、機能的で清潔感溢れる部屋。サービスも素晴らしく、十分な骨休めになったことは間違いない。
下部ホテル
山梨県身延町上之平1900
0556360311



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