hokutoのきまぐれ散歩

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猪方小川塚古墳、前原塚古墳を巡る

2023-05-17 05:00:00 | 古墳
『古墳と遺跡巡り』東京編⑤、GWも観光地は混んでいるが、古墳を歩く人はあまりいないだろうと狛江市に点在する古墳を見に行くことにした。比較的狭い範囲に古墳があるのだが、何しろ都下と言っても世田谷区のお隣、かつての農地が次々と宅地に変わってきている地区である。

小田急線和泉多摩川駅に下車したのはAM10時過ぎ、まずはここから猪方小川塚古墳を目指す。携帯地図にも明らかに載っているため、ここを目的地として歩き出した。駅前の玉泉寺という大きな寺名前を通り、猪方仲通を歩く。しかし、道路は農道跡ばかりでくねくねと曲がり、さらにミニ開発がされているため、余計分かりにくい。目的地には何もなく、もう一回りしてようやく目印を探し当てた。



どん詰まりに『猪方小川塚古墳公園』という小さな公園があり、説明板には『7世紀半ばに作られた直径15m、高さ3mの円墳で平成23年の調査で横穴式石室が発見された』とある。



その状況を維持するために建物で覆い、外からもよく見えるようにガラス張りにし、保存がはかられている。

周りは完全に住宅地となっているが、遠くから見ると変わった形の住居のようだが、中の石室ははっきりと確認できた。

再び猪方仲通りに戻り世田谷通り方向に歩くと左側に農地が見えてきてじゃがいもやブルーベリーを耕作している。その向こう側に小高い山、これが『前原塚古墳』という円墳で東西19m、南北18m、高さ2.45mと計測されている。

しかし、個人所有の農地の真ん中にあり、我々は遠くから観察するしかないようである。(以下、次回)


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