恵比寿駅で待ち合わせたことがある人は皆知っているだろうが、駅を降り西口に出て、すぐのところに恵比寿様の像がある。しかもよく見ると下の方に小さいながら賽銭箱がおいてあるのだ。この像の寄贈者はライオンズクラブ、作られたのは昭和50年とも明記されている。
恵比寿駅の開業は1901年4月、当初は貨物駅で工場からビール出荷のために作られた。その後、1906年に一般駅に昇格した。地名は下渋谷であったが、工場出荷のビール名、恵比寿を取って駅名にした。ただ、駅名を英字表記すると『EBISU』に対し、商品名は『YEBISU』である。
恵比寿駅西口を出て駒沢通りを左手に少し歩くと大通りから少し入ったところに『恵比寿神社』がある。周辺にはIT系の会社が多いのだが、鳥居のところで立ち止まり、手を合わせる若者が多いのには驚く。
調べてみると元は天津神社という村社らしく、第六天を祀ったものが、戦後の区画整理にあたり、この地に移されて社殿を建設、名前も駅名や 地名にあやかり『恵比寿神社』とした。さらに昭和35年に兵庫県西宮神社よりえびす様を合祀して名前の通り、恵比寿様を祀った神社となったのである。
つまり、ビール名→駅名→地名→神社名という順番に恵比寿の名前がつけられていった珍しいケースのようである。
この神社の御利益は商売繁盛・良縁で、コロナ禍にあって仕事の獲得等をお祈りしたことは言うまでもない。
恵比寿駅の開業は1901年4月、当初は貨物駅で工場からビール出荷のために作られた。その後、1906年に一般駅に昇格した。地名は下渋谷であったが、工場出荷のビール名、恵比寿を取って駅名にした。ただ、駅名を英字表記すると『EBISU』に対し、商品名は『YEBISU』である。
恵比寿駅西口を出て駒沢通りを左手に少し歩くと大通りから少し入ったところに『恵比寿神社』がある。周辺にはIT系の会社が多いのだが、鳥居のところで立ち止まり、手を合わせる若者が多いのには驚く。
調べてみると元は天津神社という村社らしく、第六天を祀ったものが、戦後の区画整理にあたり、この地に移されて社殿を建設、名前も駅名や 地名にあやかり『恵比寿神社』とした。さらに昭和35年に兵庫県西宮神社よりえびす様を合祀して名前の通り、恵比寿様を祀った神社となったのである。
つまり、ビール名→駅名→地名→神社名という順番に恵比寿の名前がつけられていった珍しいケースのようである。
この神社の御利益は商売繁盛・良縁で、コロナ禍にあって仕事の獲得等をお祈りしたことは言うまでもない。