蒲田駅近くでランチとなったが、蒲田で有名なものは『トンカツ』か『餃子』である。とんかつは丸一、檍(あおき)、丸山、とん清など多くあり、特に檍は近所にカツカレー専門店もある。一方、餃子はニンハオグループ(中国語の漢字の店もあり、元は兄弟でやっていたが、経営が別の店もある)、パンダ、歓迎、金春などで羽根つき餃子発祥の地と言われている。
今日は羽根つき餃子発祥の店と言われる『你好 本店』にお邪魔した。ランチ営業もしており、ランチメニューは5種類、どれを選んでも250円追加すれば焼き餃子が5つつく。今回は炸醤麺に餃子をつけた(税込1000円)。
昼時のため店は繁盛していて殆どの人がランチから選ぶ。微妙に値段が異なり、『カニと卵の炒め物』『なすと牛肉のオイスター炒め』は950円、『豚肉とじゃがいもの煮込み』『豚肉の生姜焼き』は850円、『炸醤麺』は750円である。
1人のため、カウンターに座るが、お茶のポットやコップなどで両側を半透明アクリルで囲んだ席は狭い上に調味料なし。7、8分して炸醤麺と餃子はやってきたが、餃子のタレは持ち帰り用の小袋である。
まずは餃子から。元祖羽根つきというだけあり、カリッとした羽根に、もちっとした皮、肉が多い餃子は中々の美味。蒲田一というだけのことはある。
炸醤麺は麺の上に粗く叩いた肉で作られた肉味噌と白髪ネギ、胡瓜が麺の上に乗っていて、味付けはよい。ただ、ラー油くらいかけたいのだが、半透明アクリルの衝立に加え、ホールは女性1人と声を掛けても届かず、途中で諦めた。炸醤麺は細麺で好みだが、わざわざ食べに来るほどではなかった。
それでも会計の際にはホール係の女性も愛想はよく、ゆったり来れればいい店なのかもしれない。ご馳走さまでした。
你好本店
大田区蒲田4ー24ー14
0337356799