『ぶらり橋巡り』その88。今回は中目黒駅から目黒川を遡って橋を巡る。以前に中目黒駅より下流の橋は歩いたが、今回は中目黒駅近くの日の出橋からスタートする。
日の出橋は東急東横線のガードの手前側にある橋で桜の頃は大賑わいになる場所。すぐ先で蛇崩川と合流していて広場の名前は合流点遊び場とつけられている。
合流する蛇崩川には紅葉橋という小さな橋が架かっている。蛇崩川はこの部分だけが開渠であとは暗渠化され緑道の下を通っているため蛇崩川の橋はこれ一つである。
東横線目黒川橋梁の先には別所橋、すぐに桜橋と続く。両側にはソメイヨシノが植えられ、また、ベンチが完備、このくらい川沿いを歩く歩道が充実しているところも珍しい。
桜橋からは橋の中央部分に名前に因んだレリーフがあり、宿山橋には城門のような青いレリーフ。朝日橋には緑の朝日のレリーフがあり、これらを見て歩くのも楽しい。
緑橋は緑色に塗られていてレリーフは緑色の鳥が描かれている。次の天神橋はオレンジに塗色され、レリーフにはひらがなで『てんじん』と書かれている。長崎カステラの老舗、福砂屋の東京工場もある。
千歳橋はレリーフがいくつもあるが、その表すものが今一つわからない。レリーフがあるのはこの橋までで、次の柳橋は平凡な橋であった。(以下、次回)