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おとしもの
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近くのおいしいレストランに出かけた
思わぬ時間に掃き掃除
どうしたのって聞くと
この時期になると
多いのですよ
おいしいものを食べられた
お客様のおとしもの
「ほっぺた」を
掃き集めています
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最近あまり聞かなくなった
母親がいつも言っていた
今日はほっぺを
おさえていないと
落っこちるかもしれないよ
おいしいもの食べたい気持ちと
ほっぺが落ちてしまう恐怖？で
複雑だった記憶がある
でも食べ始めたら
すっかり忘れてしまうのもこの言葉
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今日の写真は
テーブルの上に
子供のおもちゃ並べて
秋を演出？
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おっかけ
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昨日近所の子供がいない
周辺で大騒ぎになった
学校から帰ってこない
仲良しの友達も
二人で帰ってこない
心当たりを探しても
見当たらない
やがて
夕方になって
それぞれが家に
戻って一件落着したが
一時は捜索願もと
怒った母親と
呆れた父親
話を聞いて
するべきことと忘れたことを
たしなめて顛末を許した
何してたかというと
二人で
学校帰りに
雲見ながら雲の追っかけ
連想ゲームをして歩いているうちに
とんでもない遠いところまで行ってしまった
なんとも自然でのどかな顛末
でも・・
心配させたことは
反省材料ですが
そもそもは
とても健全で発育に必要な行為
いまは・・
おとなしくて
何もいわない置物のよな子が
良いとされている
それよりもはるかに豊かな心持っている
もっともっと大空見て
夢を膨らませて欲しい
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携帯持たせようかと相談したそうだけれど
その必要はないし
それで縛り付けてしまうことのほうが
さびしい気がする
携帯もって
ゲームセンターにいる子を
見かけると哀しい思いがする
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今日の写真は
タンポポの綿毛が
美しく輝いています
一年を通して一番
長く楽しめる花タンポポ
その綿毛を下から覗いて見ると
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ファスナー
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ウルトラマンの背中に
ファスナーがついていることに気がついてから
急に夢がしぼんだのを覚えている
サンタクロースが
父親だってわかったときも
夢がしぼんだ
大人になるって
いくつもの夢がしぼむことなんだ
かなえられる夢と
しぼんでしまう夢があるんだ
夢は夢
現実とは違うものがあることも
大人に近づくほど
理解できることなんだと
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今日久々にぬいぐるみを着た
沢山のキャラクターがいた
子供たちの目は
これ以上ないほど輝き
辺りに歓声とため息だった
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今日の写真は
一瞬のブランクが開いた
キャラクターの前
この後団体客で
身動きできないほどの
人・・人・人～
早々に逃げ出しました
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どんぐり
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郵便受けに
どんぐりがひとつ
秋を知らせてくれたのは
あなたですね
それ以来
急に落ち葉も増えて
届く手紙も
秋の話
慌てて部屋の模様替えしました
もう秋になっても大丈夫
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近頃季節の変わり目が
わからなくなってきてますね
日本には
四季があって
グラデーションのように
ユックリと色が変わってきた
いまはどこかそれが薄れて
原色がいきなり塗り変わるように
パステルカラーが消えてゆくように
柔らかな色を無くさないでほしいね
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今日の写真は
どんぐり
随分と実が熟れて
いまは沢山落ちていますが
この写真は先月写したものです
実が熟す前に
雨や風によって落とされたものです
まだ青いままの姿が
とても美しかった
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なめられる
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朝寝坊すると
ねこが起こしに来ます
今朝も昨日の疲れで
朝起きるのが
少し遅れた
・・・
朝顔をなめて
起こすようになったのは
ノラから家猫になってすぐ
最初は意味がわからなかったけれど
どうも
起きなさいという意味だと
わかったのは
餌の時間だったようだ
餌やりは私の仕事
それは
他の人にはまだ心を開いていないから
私以外から
どんなに好きな餌でも
絶対食べなかった
家ねこにしようと決めてから
飼い猫になるまでに
随分時間がかかった
野生本能で
人に警戒心がつよく
捕まえてから家の中で
にらみ合いが一週間ほど
やっと私の手から餌を食べるまで
何も食べずにいたほどのつわもの
今でも知らない人が抱くと
ねこパンチします（笑）
おかげで
猫の餌やりから
開放されるのに二年もかかって
しかし
最初の習性は
今もずっと続いて
朝になると
私の枕元に来て
顔をなめて起こします
ときどき
意地悪して
布団の中に抱き込んでも
顔をなめて寝たりはしないんです
仕方なく私が負けて起きることになります
今朝は久しぶりに起こされました
でも餌はもう食べた後
猫も犬も
なめられて一人前の
飼い主かも？
＊＊＊
今日の写真は
ねこじゃらしの大型のような
「力芝（チカラシバ）」
朝日を受けて穂先が輝きます
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すずめ
＊＊＊
毎朝すずめが
元気にさえずります
早起きです
雨の日も風の日も
もちろん晴れた日も
ちゃんと窓辺に来て
朝の挨拶をします
・・・
すずめがどんな思いで
生きているのか
私にはわかりません
・
私がどんな思いで
生きているのか
すずめも知りません
・
わからないもの同士
青空の下は
大好きなのです
＊＊＊
夏鳥が去り
冬鳥が来る
ほんの少しの間
小鳥は
すずめだけになります
すずめは楽しそうに
我が家に来ます
わたしも楽しく
すずめを見ます
＊＊＊
今日の写真は
主役の
青空大好きなすずめ
これから機会があるたびに
登場します
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ゆうひ
＊＊＊
赤いコスモスの上を
コスモスよりも赤い
夕陽が沈む
・
青い雲も青い水も
赤く染めて
夕陽が沈む
・
一日中照らして
街を明るくした
夕陽が沈む
・
朝を待っている
遠い国へ行くために
夕陽が沈む
＊＊＊
昔どこかで読んだ詩
正確ではないけれど
夕陽が優しい
夕陽が切ない
夕陽がうらやましくも思えて
いつまでも心に残っている
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今日の写真は
夕陽
一日雨で部屋で写真の整理
昔写した写真で
お蔵入りに
日の目が当ります（笑）
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かお
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連休でアルバムの整理
溜めてしまうと本当に厄介
整理したアルバム見ていると
遊び心がわいた
・・・
アルバムの中の顔は
いつも笑顔
怒っている顔も
泣いている顔も
苦しんでいる顔も
どれも一枚もない
そこで
わざわざ
怒った顔、泣いた顔、苦しむ顔
写してみようと
カメラを向けた
最初は怒った顔から
でも～～
いつもよりもっと笑い顔になった
仕方ないから
泣いた顔写してみよう
やっぱりどれもみな笑ってしまった
笑ってるほうが楽なんだね
＊＊＊
家族が清ましている顔もあるけれど
やはり
笑っている顔が殆ど
あっ！
いま気がついた
写すときに
ハイッチーズ！！
これが笑った顔になるんだ
怒った顔の掛け声考えておかなくっちゃ
そうすればきっと
怒った顔で
アルバムに貼れる
＊＊＊
今日の写真は
妙なキノコ
なんとなく顔に見える
ふと森で出会った
いつも顔は笑っていたい
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人生
＊＊＊
来春卒業する子と話す機会があった
色々話していると
言葉の中に
「人生」
この言葉が沢山出てきた
今時の子は
将来のことや人生設計など
無縁かと思えばそうでもなさそうですね
・・・
私流に言えば
「人生」とは
「格好付け大会」です
いかに格好良く生きるか
それを
逆に言えば
「恥さらし大会」
だから
将来について
何も悩むことも
あせることもないよ
いっぱい恥をかいて
それを糧にしてまた
新しい恥をかけばいい
恥をかかなければいけないのではなくて
恥をかくことを
恐れることはないということさ
大笑いして過ごした
小さな幸せ感があった
＊＊＊
考えてみると
本当に沢山の
恥をかいてきました
それでも毎日が
とても幸せなんだから
感謝せずにはいられないんです
毎日をありがとう
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今日の写真は
ヒコウキグサ
空に憧れ、飛行機に憧れて
植物でも
ヒコウキグサが大好き
詳しくは
飛行機の翼のような姿が面白い植物です。
山地の草地や低木地に生える一年草
葉が風に揺れるところは
三角翼の飛行機を思い起こさせます
高さは50～90cm程度になります。
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ポスト
＊＊＊
手紙を出すために
郵便局へ
ポストの前には
かわいい子供が
ポストの中を覗き込んでいる
どうしたのって聞くと
「お手紙出したの届くかなぁあ」
大丈夫だよ
郵便屋さんがちゃんと
届けてくれるよ
うれしそうに微笑んだ
・・・
ポストに集う足音は
いつも賑やか
ラップにワルツ
ばたばた駆け足
スキップにすり足
心そのままが足音の楽譜
太陽がさよならするころ
何か想う風が鳴き
また次の朝
待ちわびた心が
大きく息を吐く
哀しみと喜びを織り交ぜながら
ポストは
情熱と恥じらいの赤
おなか一杯
人に愛されている
＊＊＊
丸い形のポストがなくなって久しい
時々旅して見つけると
カメラに収めてくるけど
近頃赤いポストではない
その土地の特産品や名物の色だ
抹茶の産地・愛知県西尾市・
ポストの色が緑色
色指定ってないのだそうですね
だから自由なんだけど・・
やっぱりポストは赤だね（笑）
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今日の写真は
赤つながりの
ハゼの木
既に真っ赤に紅葉して見事
暗い森の中でも
目の覚める赤
漆とおなじでかぶれます
