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ばいばい～～
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真新しいランドセルに
黄色の帽子
明らかに小学生と思われる二人
地下鉄で電車の来るのを待っている
そしてやってきた電車に
ひとりが乗った
どうやらもうひとりは
反対車線の電車に乗るらしい
お互いニコニコ
手を振っている
やがて電車が動き出すと
二人はさらに激しく手を振って
ホームを全速力で
手を振って走る
列車の中の子も
列車の中を後ろへ走る
お互いが思い切り手を振りあって
どうしてそこまで
明日になればまた会えるのに
今日の日の
ばいばい～～
お互いが見えなくなるまで
黄色い帽子を振っている
お互いが大好きで
それ以外に何も存在しない関係に
ちょっぴりうらやましく思えた
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無心でいるって
大人になればなるほど
とっても簡単なことが
とっても難しくなるんだね
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今日の写真は
今朝咲いたバラの花
実際は昨日咲いたのだろうが
気がつかなかった
雨に濡れて
とても鮮やかなピンク
花びらの隅にハートの形
～～～
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衝突事故
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小さなニュースです
昨日午後
40代の女性と50代の男性が
歩道で正面衝突しました
幸い怪我はなくて
お互いが
苦笑いですみました
小さな小さなニュースでした
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最近前見てるのに
ぶつかる人多い気がします
きっとよけてくれるだろう～と
思ったそうです
双方がそう思うことで
衝突するんですね
お互いへの思いやりが
なくなってるんですね
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今日の写真は
スズメバチを
食べた鯉
生きたスズメバチが
誤って水面に落ちた
一度水面に落ちると
もう飛び立てないようだ
それを見ていたら
水面に落ちるものは
何でも口にする鯉
やおらスズメバチを飲み込む
数秒後
大きく鯉が跳ねました
きっとスズメバチに
お腹の中を刺されたに違いない
でもそのあと
何事もなさそうに
悠然と泳いでいました
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逃げたインコ
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電柱に張り紙
明らかに子供と思える
たどたどしい字で書いてある
僕のインコがにげました
大好きなインコです
探してください
お礼します
＊＊＊
インコはどうして逃げたんだろう
大抵はカゴにいても
よほどでないと逃げ出しませんが
インコもどこかに羽ばたきたかったのか
カゴから出たかのでしょう
でも最後の
お礼しますには・・
哀しいものがあった
きっとなけなしのお小遣いを
出すつもりかもしれないと思うと
鳥が自由を求めた代償が
子供の心を
思い切り哀しくさせています
＊＊＊
今日の写真は
萩の種
別名・盗人萩（ぬすっとはぎ）の種
萩のすごい生命力
そっと衣服にひっついて
別な場所に移動する
そしてそこで根を下ろし繁殖します
朝日を受けて透けていて綺麗でした
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気持ち
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夢を見た
その夢が強烈で
今でも覚えている
・・・
パサパサに乾いてゆく心
人のせいにするな
水遣りを怠ったのはお前だ
・
気難しくなったのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはお前だ
・
いらだつのを
近親のせいにするな
何もかもヘタなのはお前だ
・
初心を忘れたのを
暮らしのせいにするな
ひ弱な志のお前だからだ
・
だめなこと全てを
時代のせいにするな
僅かに光る尊厳の放棄だ
・
自分の感受性は
自分で守れ
ばか者！！
・
このように
思い切り叱られた夢を見た
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夢は大抵が
見たもの聞いたもの読んだものが
夢となって現れるのだけれど
ただそこに
全く知らない偉い人が出てきて
わたくしはタダ恐れひれ伏している
自己反省しても
それほど思い当たるわけでもないのに
でもその日は
少しだけ謙虚に過ごした
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今日の写真は
ちょっと高いところで
休んでいる秋茜
あまりトンボを下から写すことがなかったので
写してみましたが
あまりに空が明るくて
設定しても効果が少なかったので
やや暗めのトンボです
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ないしょだから
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綺麗な景色は
大好きなあなたに
見せてあげたい
・
良い知らせは
大好きなあなたに
知らせてあげたい
・
お気に入りな物は
大好きなあなたに
送ってあげたい
・
素敵な音楽は
大好きなあなたに
聞かせてあげたい
・
心に残る本は
大好きなあなたに
読ませてあげたい
・
大好きな人は
だれにも教えない
ないしょだから
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昔どこかで聞いた
この言葉たちを
なぜかふと
今日思い出した
単純でも
暖かい気持ちがよみがえる
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今日の写真は
いま植物園で
見ごろを迎えつつある
「子福桜」
ジュウガツザクラとシナミザクラとの雑種だそうです
秋から冬と春の年二回咲きます。
ふつう、１つの花からは１つの実ができるますが
この子福桜は２つ以上の実をつけます
そこから、「子宝」の桜、となり
「子福桜」の名前になったそうです
＊＊＊
言葉 Ⅱ
＊＊＊
今日も受け売りの言葉
面白い話を聞いても
しばらくすると忘れてしまう
そこで
少し書くことで
記憶回路に入り込むようだから
ちょっとした会合の
講演会で仕入れた話です
今日もその受け売りです
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人は見たいように見る
聞きたいように聞く
しかし
言いたいようには
なかなか言えない
・・・
人が怒る理由の
最も多いのは
相手が怒っているかである
＊＊＊
ほぼ全員が頷いていました
自分の意見というか
自分の記憶に照らし合わせて
言いたいことを言います
しかし・・
本当の言いたいことは
なかなか言えないものなのですね
まして
お互いの損得がかかわり
怒りに発展してしまったら～
＊＊＊
今日の写真は
文には関係のない
季節の花コスモス
恋人が花占いしたのか
花びらがなくなって
一枚だけ残された
結果を見なくても解ったようで
占いは吉と出た
なぜなら・・・
残ったシベには
ハートの形が
恋は成就？
なんて考えると
花びら一枚でも写したくなる
＊＊＊
言葉
＊＊＊
偽ものには
「物」も「者」もあるけれど
本物には
「物」しかない
偽ものが多い中
本ものを見分ける目がいるね
・・・
「他」には
「人」も」「者」もつくけれど
「本」には
「人」しかつかない
～～～
こんなこと考えていると
時間は直ぐすぎてしまう
＊＊＊
言葉には
不思議な力や魅力や
想像力があって
その魅力を知ってしまうと
言葉が楽しくなる
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今日の写真は
子供の夢を乗せて飛ぶ
シャボン玉・・
人気の少ないコスモス畑で
大人がシャボン吹いて
カメラ向けて
遊んできました
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こねこ
＊＊＊
我が家の猫は
代々ノラねこ
その中の
二年ほど前に拾った子猫の話
小さな三毛猫が
我が家の庭でないていた
我が家には既に
かなり立派な
オスのシマトラねこ
もしかして喧嘩するかと
でもなんと
とてもかわいがるので
飼う事に
名前をつけた
「チミ」
ちっちゃくてみっともない顔立ちだから
でも・・でも
チミは
跳ねることがとっても得意で
良く跳ねて飛びまわり
まるで足に
機械仕掛けのバネでも入ってるように
拾われたうれしさをあらわすかのように
二度と捨てられないための演技か
周囲に明るく笑いを振りまく
目は泣いていた
母のお乳の味か
命の恩人の情愛の味か
ミルクを舐めるチミの
後姿は寂しい
名前を呼んでも
振り向きもしない
振り向かない後姿が
いっそう寂しく
やせこけたからだか
さらに寂しい
二年前に病院で亡くなった
＊＊＊
子猫はかわいいけれど
捨てる人の気持ちが許せない
捨てた子猫は
必死で生きるすべを探します
手助けしたくても限界がある
どうか猫を捨てないで・・
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今日の写真は
ただ跳ねるにつながるだけ
ゲンノショウコの
実がはじけたところ
祭りのみこしに似ているので
みこし花とも
フウロソウ科の花
下痢止めの薬になります
下痢に煎用すると
現の証拠が現れることからついた名前
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秋の海
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水平線に白い船
止まっている様に見えるけれど
気がつくと
先ほどいたところよりも
移動している
じっと見ていても
動いてるように見えない
風に音が消されているのか
何も聞こえない
白い波だけが伸びている
でもやはり
船は右から左に動いている
ダークブルーの海の
ファスナーが開いて
白い下着がまぶしい
なんだかなぁあ～～
へんてこなイメージだ・・
わかるかなぁあ
＊＊＊
水平線の
空も海も青いことって
久しぶりだって気がする
たいていはどちらが白だ
でも今日は白い船と
その白い船が残す白い波だけ
穏やかな秋の海の午後
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今日の写真は
コスモスの花畑の中に
カメラを入れて
ノーファインダーの
あてずっぽ写真
意外と面白い？というか
今日のポエムのような
なんだかなぁ～あという写真
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アイス
＊＊＊
コップの中の
氷が溶けたら
また右と左と決めたのに
二人は
コップを見ながら
次に会える日まで
しばしの別れに
無口になった
絶えられなくなって
僕は
コップのコオリ全部
一気に口の中へ入れた
すると・・
彼女はカラカラの目で私を見つめる
コオリを半分あげる
二人は
だまってポリポリ食べた
二人のココロは
アイスで一杯になった
＊＊＊
遠距離恋愛って
切ないけれど熱いね
この話は
わたくしではなくて
少し若いスタッフの話です（笑）
＊＊＊
今日の写真は
昨日の写真と
同じ公園にあるオブジェ
天使の像
