その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

如月(きさらぎ)

2012年02月15日 | Weblog

 

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如月

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 二月もすでに真ん中あたりになってしまいましたが

如月は旧暦の二月の異称

新暦の2月後半から3月にかけてを言います

まだ寒いこともあって衣服を重ねて着ることから

衣更着(きさらぎ)とも書きます

二月は毎日二分ずつ日脚が伸びています

「春は名のみの風の寒さや」と早春譜が

口をついて出てくるという人多いかと思います

冬の長い国ロシア語には「光の春」という言葉があります

日本にも「春光」「風光る」「麗らか」「逃げ水」など

春の季語には太陽の光に関わるものが多くあります

春を待ち焦がれるのは洋の東西を問わないのですね

日本人の微妙な光の変化も見逃さない

デリケートさは自慢してもよいかも

そしてカメラマンはその点光と影に

一喜一憂して一年を過ごします

光の微妙は感覚は日本人の機微に通じる

感性を持ち合わせているから

美しい写真が写せるのかもしれない 

 

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12 コメント

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Unknown (チビ太)
2012-02-15 14:04:13
如月にはそんな意味合いがあるのですね
この時期になると もう少しの辛抱で暖かい春が、、、と待ち遠しいです。
そんなほんのり暖かい日差しに映し出された影、、
それが何の影か解ってしまう心憎い演出。
そして 次に部屋の中からのモノトーンがまたいいですね。
まるで 入り乱れている音符たちみたい。
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Unknown (miya)
2012-02-15 15:52:56
わたしは2枚目の写真が好きです。
日本人に生まれて良かったなぁと思える
いい写真だと思います(#^.^#)
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Unknown (「せ」)
2012-02-15 17:19:30
おもろい (。・_・。)ノ♪
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Unknown (りえ)
2012-02-15 19:06:41
障子の影が干し柿って
日本昔話の世界を思い出します。
素敵ですね~

東山ですね^^
あそこ!
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Unknown (otome)
2012-02-15 20:04:11
1枚目の写真を見ると懐かしくなりますね。
昔は軒下に竹竿に干し柿が下がってました。
今、こちらで干したらカビてしまうんですよ。
それだけ温暖化になってるんですね。
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Unknown (のほほん)
2012-02-15 22:28:19
光と影
見てると綺麗けど、写真に撮ると
トホホな事ばかりですぅ~^^;
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チビ太さん・・・ (ぱふぱふ)
2012-02-16 13:04:17
季節の微妙な移り変わりを表す日本の言葉には
とても繊細なものが多いですね

そしてそれを生活の中で感じている日本人も
気がつなない間に身についています

障子に映る影が音符に見えるって
素敵な表現ですね
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miyaさん・・・ (ぱふぱふ)
2012-02-16 13:05:35
日本には障子という素敵な空間を遮るものがあって
そこに写される季節感~~~
とても繊細な感じが素敵ですよね
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「せ」さん・・・ (ぱふぱふ)
2012-02-16 13:06:19
この季節は光と影が美しい時期です
どこかで素敵な影を見つけてください
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りえさん・・・ (ぱふぱふ)
2012-02-16 13:08:31
障子の影から・・・
日本昔話の世界を思い出します~~

なるほど・・確かに物語には
日本の一昔前の生活が中心ですから
なんとなくこんな雰囲気が多いですね

これは香嵐渓です
東山にはこういう影が映る部屋がないですね
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