その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

松葉牡丹

2010年08月03日 | Weblog

 

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松葉牡丹

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「曇天の角を曲がれば日照草」

 

道を曲がると

人とぶつかりそうになった

お互いぎょっとして身をかわす

そんなことが二回も続いた

三回目のとき声をかけた

またぶつかりましたね

お互いが少し笑っている

なんだか急に知り合いになった気分

次の日からまた角を曲がると会えるかも

淡い期待を込めて・・でもそれっきり会えなかった

すっかり忘れてしまったころ

急にばったりと曲がり角で出会う

すごくうれしそうに声弾ませて

「もう会えないかと思ってました」といわれ

えぇえ~私もそうです!!

再開のうれしさがお互いを近づけた

明るい太陽が顔を出す

 

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松葉牡丹

ブラジル原産

19世紀初めにヨーロッパに伝わり

その中ごろに日本にもオランダから渡ってきた

この花はたくさんの名前を持っています

日本では葉をマツ 花をボタンに見たてています

英語名では地面にはう茎葉をコケに

花を薔薇に喩えて「ローズ・モス」と

花には色も種類もたくさんあります

晴天に日に咲き午前に開き午後に閉じてしまうことから

ヒデリソウ、テンキグサ、ヒヨリバナなどと呼ばれます

面白いのは「ホロビソウ(不亡草)」という名前

花はすぐしおれますが枝ごとに次々咲き

年々子ができて耐えることがないことに由来するそうです

最近は園芸種で「ポーチュラカ」と呼ばれています

 

ぱふぱふの 

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