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松葉牡丹
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「曇天の角を曲がれば日照草」
道を曲がると
人とぶつかりそうになった
お互いぎょっとして身をかわす
そんなことが二回も続いた
三回目のとき声をかけた
またぶつかりましたね
お互いが少し笑っている
なんだか急に知り合いになった気分
次の日からまた角を曲がると会えるかも
淡い期待を込めて・・でもそれっきり会えなかった
すっかり忘れてしまったころ
急にばったりと曲がり角で出会う
すごくうれしそうに声弾ませて
「もう会えないかと思ってました」といわれ
えぇえ~私もそうです!!
再開のうれしさがお互いを近づけた
明るい太陽が顔を出す
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松葉牡丹
ブラジル原産
19世紀初めにヨーロッパに伝わり
その中ごろに日本にもオランダから渡ってきた
この花はたくさんの名前を持っています
日本では葉をマツ 花をボタンに見たてています
英語名では地面にはう茎葉をコケに
花を薔薇に喩えて「ローズ・モス」と
花には色も種類もたくさんあります
晴天に日に咲き午前に開き午後に閉じてしまうことから
ヒデリソウ、テンキグサ、ヒヨリバナなどと呼ばれます
面白いのは「ホロビソウ(不亡草)」という名前
花はすぐしおれますが枝ごとに次々咲き
年々子ができて耐えることがないことに由来するそうです
最近は園芸種で「ポーチュラカ」と呼ばれています
ぱふぱふの
8月の旬な写真だけの
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