その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

燕(つばめ)

2009年06月03日 | Weblog

 

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朝からツバメが元気良く飛び交っています

ここ数年カラスの被害を受けて

ツバメが巣を作らなくなった

燕という漢字が思い出せなくて

漢和辞典を引いていて

なぜツバメは・・

鳥という字が使われないのだろうと

ふと疑問に思った

烏も鵜も鶯も

鳶も鷹も鶴も鷺も

みな鳥という字が使われてる

すると横から

雀も雉も使ってないよと

あぁあそうか・・なるほど

だから余計気になって

漢字辞典を調べてみたくなった

漢和辞典では

ツバメが飛ぶ姿からとある

しかしどう見ても

文字から想像しにくい

そしてふとマンションの軒下に

スーッと飛び込むや一斉に雛鳥が

大きな口をあけて餌をねだる姿を見て

ふとこの光景が

燕という漢字に似てる気がした

中心に大きな口を広げる雛

左右に広げるひ弱な羽

そして雛たちの足がしっかりと

落っこちないように巣に捕まる

その姿こそが

漢字の「燕」なんだと

そう勝手な解釈して

納得して散歩から帰ってきました

 

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今日の写真は

そのツバメの雛達です

黄色い大きな口を一斉に開けて

餌をねだります

見ていると

餌をもらえる雛となかなか餌にありつけない雛がいます

均等に餌を与えていると思ったら

違うんですね

一番餌にどん欲な雛が先なんです

当然餌をたくさん食べるから

早く大きくなって早く巣立ちするそうです

つまり狭い巣にいるから

外敵たとえばカラスなどが最近最も多い

それらから身を守るために

早く巣立ちする必要があるんだそうですね

だから元気な鳥から早く餌をあ与えて

結局うまくすべて巣立ちできるんだと

家の方が教えてくれました

新たな発見でしたが真実かどうかは知りませんが

納得する話でした