遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

師とは・・・その2

2009年10月17日 | 本心・・・真の願いを生きる・・・
 hymlに僕の知人のある女性登山ガイドの投稿があった。それは、雪崩に巻き込まれた男性が奇跡的に助かった報告なのだが、身に着けた小型カメラにより、その一部始終が動画でわかるのだ。完全に埋もれて助けだされるまでの過程がすべてわかる。
 この画像を見てぼくの場合と全然違うことにきづいた。それは、この男性の場合は、まさに身体にぴったりと雪はついていた。けれど、ぼくの場合は、空を舞っていたとき、気道確保のために左手で鼻と口を覆っていたものの、実は周囲には雪はなかったのである。あたかも防御バリアーの中で守られているように、雪は音もなく上空を流れていく様子だけが目に入っていた。いわば、球体のドームのなかで、僕は完璧に守られていたとしか思えない。このことは、あの雪崩のときから、ずっと不思議に思っていたことであり、その意味がようやっとわかってきたのである。

 ところで、師は「永遠の生命」として生きる人間は、その人生には目的があり、使命を抱いているとおっしゃられている。
 人生の目的を「転生の四つのテーマ」として次のように示されている。
 1.魂の修復と成長
 2.志半ばの願いの成就
 3.関わりの再結
 4.人々や場の照らし

  師は、魂の後悔と願いが人生を牽引しており、それらに結びついたテーマ、人生の目的が託されている、という。

  1.魂の修復と成長 とは、魂のなかの未熟な部分である、ゆがみであるカルマを修正すると同時に、魂に眠ったままになっているはたらきや可能性を引き出して、成長すること。

 今ある自分を取り巻く環境・・・日本、北海道、札幌、家族、職場その他いっさいの環境は、まさにこの魂の修復と成長のために用意された「舞台」にほかならない。そのテーマはひとりひとり違うのだろう。

 で、長くなるから、つづきは明日に・・・。
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師とは・・・

2009年10月16日 | つれづれなるままに・・・
 会社の事務局長から、高橋佳子とは如何なる人なのか?と問われた。
そう・・・その方はぼくの師であり、それは永遠ときにおいてそうであった・・・これでは、答えがよくわからない禅問答のようなもの。

 師の膨大な「魂の人間学」の著作の紹介など、ぼくの器ではとてもできるものではない。それで、師の書かれた短い文章をいくつか、手始めに紹介させていただく。

  天上の美しさと地上の悲しみを

 生まれたから人は
 不安に苛まれ
 憎しみに捕えられ
 欲望の渦に身をさらす

 けれども
 弱さをあらわにするから人は
 新しい力をひらき
 新しい光を導く

 天上の美しさと
 地上の悲しみを
 一つに抱く魂よ


  愛を第一の動機として

 人間のすべての営みを
 いのちの次元から
 見直すときがきている

 見えざるものの響き
 知られざるものの声に
 耳を傾けるときが来ている
 見失われた「存在と生命の環」を
 再結するときがきている

 来たるべき時代に向かって
 愛を第一の動機とする
 魂の運動を始めるときが来ている


 ぼくの好きな文章のなかの二つだけ、載せたけれど、これではわからないままかもしれない。待ってほしい・・・。
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委ねるままに

2009年10月15日 | つれづれなるままに・・・
 そろそろ臨時株主総会の準備も始めなければならない。その前後の取締役会も含めてだ。慌しくなりそうだ。会社法上の大会社となれば手続きもなかなかに細かい。通常なら株式公開していてもなんらおかしくない当社である。

 先日、仕事をしていると社長がやってきて「みのちゃん・・・」とぼくを呼んだ。何か言いたそうだったが、別のことを想いだしたようで、「違った・・・」と言いながら歩いていった。
 今日も、なんだかんだと話していった。社長もこのところの事態の変遷のなかで、さぞや様々な想いが浮かんでは消え、浮かんでは消えていくのだろう。その気持ちに応えきれない自分が残念ではある・・・。

 「 この、ただ一つの人生が
   誘われて導かれて
   ひそやかに
   内なる深まりを迎えることができますように。
   そして
   声高に叫ぶ必要もなく
   高ぶることなど忘れてしまい
   平凡な風景の中に溶けてゆきますように。

   自らの愚かさを決して忘れることなく
   愛すべき人を愛し
   信ずべき人を信じ
   背負うべきものを背負い
   往くべき道を歩むことができるように
   わたくしを導いてください。」

       高橋 佳子 「祈りのみち」から 歩みを深める祈り2 抜粋

 この祈りは大好きな祈りのひとつでもある。愚直に自らの信を貫いて生きること。それは、ひたむきに生きること。その姿は、いつも見慣れた風景のなかに足跡すら残さないほどのもの。人々の記憶のなかにも存在しないくらいの風景。それでいいのである。



 
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歩む人々と共に

2009年10月14日 | つれづれなるままに・・・
 道南の山に登ったときである。冷水岳のピークから見た遊楽部岳はその山頂付近は雲がかかっていた。
 「雲よ、去ってほしい・・・」と願う。気がついたときには、山頂付近の雲はすっかりなかった。

 そして、その下り。もうまもなく登山口というあたりの針葉樹林。前を歩いていたMさんが「暑い、風がほしいなあ」と言う。そして、ぼくも呼びかける。「どうか、風よ、吹いてほしい!」
 すると、まもなく、風が吹いてきた。

 邪心なく、よこしまな気持ちなく、願うと、大いなる存在は、その願いを聞いてくれる。しかし、思うのだ。自在に風を吹かせ、雲を飛ばすことができたとしても、あのエジプトのモーゼのときのごとく、人のこころのなかに本物の新しい風を吹かせることは難しいだろう。いや、それこそ、自分の力だと増上慢におちいり、あまねく存在に対する感謝の想いも消えうせ、詰まらない人間になってしまうだろう。

 そんな「力」は必要ない。

本当に必要なのは、地球の津々浦々から聞こえてくる小さな声。哀しみ、憤り、苦悶・・・、それらの声を聴き取り、応え、癒し、道を切り開くことのできる集団のなかの一人に参入させていただくこと。
 自我の枠をはずし、欲望の闇から毅然と離れること。
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つまらない話

2009年10月13日 | つれづれなるままに・・・
 届いた書類を読みながら想う。会計における売価還元原価法とはいったい何なのか?前年から強制適用とした棚卸資産の低価法による評価・・・原価法と低価法では評価金額に相当な差異が生じるはずなんだが・・・。

 リース資産の会計だって、すべてオンバランスにしてしまえばいいのだが、そうすると中小の企業では、「いたずらに」負債が増加する。リース資産も確かに増加するが、それは償却によって、限りなく0に向かう。たしかに、負債もそうだが利子がついて、相対的には負債額の方が大きくなり、利益を圧迫することになる。

 これから適用されるかもしれない国際会計基準だって、早い話、時価評価も含めて会社の財政状態を洗いざらい裸にすることになる。それは当たり前の話と人は言うだろうけれど、その目的たるや、会社そのものを売買の対象とするだけに穏やかな話にはならないのである。
 
 つまらない話になってしまったかも・・・。
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無明のなかに灯火を!

2009年10月12日 | つれづれなるままに・・・
 どんな地にも、そこに生きた人たちの魂の歴史が深く刻み込まれている。
今回、そのような経験をさせていただいた。

 想いだすのは、数年前の琵琶湖のほとりのあるホテル。妻の両親、妻の弟家族と共に泊まったそのホテル。その一室。

 夜の12時頃から始まったのは、激しいラップ現象だった。天井付近のあちこちから、激しい破裂音が聞こえ始めた。それは洗面所からも始まり、アルミのコップが叩きつけられる音までしだした。それらは午前3時まで続いた。この現象はぼくにとっては初めての経験だった。
 
 翌朝、妻がなんとなく気になっていたというふすまの周辺に平安時代の若き女性とも思える姿が目に入ったという。それから1時間、妻はその女性のために「祈りのみち」から何編かを読み、祈った。すると、その若き女性はこちらに向かって礼をして消え去っていたという。

 今回はまた、古き由緒ある建物とその土地。幾重にも重ねられた開墾のなかでの喜び、哀しみ、切なさ、憤懣、やりきれなさ・・・。それでも、人は生き続けなければいけなかった。この世から離れてもそれらの魂の記憶は残るものだ。
・・・そして、誰がその想いを享けとめるのか?誰がその記憶を癒してあげるのか?
 
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トイレタイム

2009年10月09日 | つれづれなるままに・・・
 バリウム飲むことに全く抵抗がなくなっている。どころか、飲む前に口の中に唾がたまってくる。これは異常なのだろうか?

 しかしだ。下剤を飲んでから、トイレに覚えている限り、4回も通った。こんなにドアを開けたのはもちろん初めてだ。会社中のバリウム飲みがトイレに殺到するわけだから、こちらも必死だった。中がふさがっていたら、万事窮す・・・。
 同室のMAED氏も同じだった。それも、3時半から、今度親会社となるY社長が来るとあって、焦り気味のトイレタイムであった。

 そういう現状ではあるものの、この二三日はぼくにとって重要な気づきをしつつあるように想う。静かに禅定~瞑想していると、ぼくにとって必要なビジョンがまだイメージの段階ではあるけれど浮かびあがってくるのを感じる。それというのも、具体的な生活のなかでの「試練」が、まさに、なんらかの願いを呼び覚ます役割をもっていたこと、普段なら投げ捨てていたこと、とらわれの中でもがいていたことの中に、実は願いの核心があることに気づいてきたからなのだ。
 こういうときは、不思議なほどにこころは軽い。これを体験すると見えてくるものが変わる、というのが実感だ。

 
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i shall return

2009年10月08日 | 山歩き~
 明日は健康診断。バリウムも飲む。今年はどんな味なのだろう・・・。バリウムについては、すっかり慣れてしまった。
 去年の今頃もきっと同じこと書いていたと思うけれど、本当に飲みやすくなった。
飲む量もコップ一杯。ただ、これについては、病院によって違うような話も聞く。

 さて、今日からパソコン専用のメガネを使い始めた。たしかに、手元の書類読むときとても楽だ。なにしろ字が大きく見える。ただ、パソコンとの距離がそれなりにあって、少し見ずらいのだ。でも、これまでのように目に疲れを感じとても眠たくなる、ということが減ってきたように思う。まあ、しばらく使ってみないとわからないが・・・。

 そして、今日、東京から当社に出向してきた方が別れの挨拶をした。ほんとに、短い間だったと思う。ぼくとは、とあるプロジェクトでご一緒させていただいたし、帰るのを延ばしてもらった原因となる仕事を作り出した張本人だったから、やはり、いわく言いがたい想いもある。
 氏は最後に「Ⅰ shall return」と言った言葉が印象的だった。この人にとって、北海道・・・札幌はどんなところだったのだろうか・・・

 
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移ろい

2009年10月08日 | つれづれなるままに・・・
 どういうわけか、ブログの更新、なんと2度も失敗してしまった。ふ~ん、セブンイレブンで買った新製品のシュークリームが原因ではない。すべて、僕のチョンボからなのだ。それにしても、新製品、なかなかうまかった。やはり。おいしいものは、1個でやめるのに限る・・・なんて書くと差し障りがあるような気がしてならない。
 これを読んだ人は、忘れてね。

 まぁ、そんなことで、今日は・・・あれ、もう12時を過ぎている・・・おしまいにしょう。

 そうそう、雪虫が飛んでいたという話も聞いた。季節は深まって、秋から冬へと移ろうときなのかな。
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ひとときの休み

2009年10月06日 | つれづれなるままに・・・
 昼からは会議・・・打ち合わせに参加・・・相手の会社に行ってきた。さすがに東証一部上場。トイレもきれいだし当社とは違いますね。会議室も整備されていて、「場所がない!」というこちらとは違う。

 戻ってきたら、東京から電話が入った。もうすぐ親子(会社)が切り離されるけれど、今後もよろしく・・・という電話。ちゃっかり、先月のデータも欲しいとのこと。気がついたら、なんと退社時間ではありませんか。

 自分のホームページを再度見ていると、やっぱり更新しなければ・・・というのが出てくる。課題はそこに僕の何を、どんな想いを載せていくかだと思う。
 写真もたまっていて、仲間に渡していないものも多数ある。写真のページもあったらいいのかもしれない。欲しい人には、そこからダウンロードしてもらうために。

 明日はパソコン用のメガネができる日。これで慢性的な肩こりから解放されるのだろうか?しかし、このメガネ、運転には使えない。ほんとに、45~55cmの間だけ、焦点が定まるというものなのだ。しかし、買ってくれた・・・感謝!

 
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