遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

油断するべからず

2008年06月10日 | 暇つぶし~
 今日の北海道新聞を読んで衝撃をうけた。アメリカで栽培している遺伝子組換農産物・・・これは害虫などに対して強いというのだが、もはや、この農産物に耐性をもつ害虫があらわれているというのだ。
 人間が知識をこねくりまわして作った遺伝子組換の作物も自然の中に生きる生物には太刀打ちできないことを、この事実が証明している。

 この新聞によれば、バイオ燃料と原油の高騰にしても、この遺伝子組換作物にしても、ごく一部の投資家、業者が潤っているにすぎないということらしい。

 また、会社で日本経済新聞関係のネットから、鳥インフルエンザで死んだ鶏の写真を見たのだが、赤いトサカがかろうじてわかるぐらい・・・。ウィルスは細胞そのものも壊してしまうらしい。恐ろしいウィルスだ。
 公的機関では日本国内で流行した場合の想定死者数を66万人としているが、これで済むのだろうか?
 絶対的に不足しているワクチンは、医療従事者、公的機関の関係者、食料品の販売の従事者等に優先的に使われるのだから、対象外の人にはほとんど行き渡らない可能性が大きいと思う。
 鳥インフルエンザにかかった約6割の人は生命を落としているから、日本でも相当な人数が危険にさらされるかもしれない。
 ちなみに、経済団体が算出した試算によれば、流行による損失は約20兆円だということである。これは全然想像できない数字だ・・・。
コメント
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