鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

真ガレイの唐揚げ

2012年12月21日 | 料理 魚類


マガレイ ( 真鰈 )
- Pseudopleuronectes herzensteini (Jordan & Snyder, 1901) -




今日の食卓には、真ガレイを乗せましょう。

新潟産の小さなカレイで、現地ではクチボソと呼ばれてます。

育つと50センチくらいになるけど、入荷するのは20センチ足らずの小柄なものがほとんど。
このサイズだと煮付けやムニエルより、唐揚げや塩焼き、一夜干しなどで食べるのが良いですね。

漁獲量は、とても多く、うちの近辺だと一年中魚屋に並ぶという状態。
価格も非常に安く、惣菜カレイとしてとても有難い存在です。

この真ガレイは、結構ファンも多くて売れ行きも良いそうですよ。
朝食などに、焼いて一人一枚ずつ食べたりされてるみたい。

私は、揚げてお酒の充てにするんですけどね。(^。^)





真ガレイの唐揚げ



真ガレイは、癖も無く、カレイに在りがちな臭みや滑りも少なくとても扱い易い種類です。

わたしは、いつも数枚買ってきて、直ぐに洗濯挟みで吊るして風干しにしてます。
小さいので、一晩も干せば一夜干しの完成です。

二晩風に晒すと、かなり乾燥の進んだ上乾干物になり、焼くとお煎餅みたいなコリコリになりますね。
このコリコリの上乾干物もお酒の充てになかなか良いものです。




今回の二尾は、切れ目を入れて塩、胡椒を降り、二時間ほど放置して軽く水抜きしてから唐揚げにしています。

このサイズのカレイを唐揚げにする場合、中央に背骨に沿って一本切り込みを入れます。
続いてヒレの脇を内側に上下共に切り込みを入れます。

この切り込み方が、小型のカレイの姿揚げの基本的なスタイルで、
店売りされている姿揚げのカレイに良く見られます。

この切り込みを入れ、片栗粉を塗してじっくり焼くと、背骨まで全部食べられます。

上の写真は中央の切り込みを写したものです。




この写真は、サイドのヒレに沿った切り込みを写したもの。
中央の切り込みも写ってますね。

もう少し大きなサイズだと、五枚に卸しての唐揚げが多く、サイズが大きくなると当然骨までは食べられないですね。

今回は、160℃でじっくり揚げて、一旦休ませて、食べる寸前に190℃の高温で二度揚げにしています。
これで、頭から尾っぽまで、香ばしくボリボリ食べられます。

うちは、IHなので温度管理が楽なんですけど・・・。


久々にカレイの唐揚げを食べ、とてもおいしかったわ。

御馳走様。 m(_ _)m






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辛子明太子とそのお友達

2012年12月21日 | 料理 ノンジャンル


今日のお酒の充てに・・・。 辛子明太子とそのお友達



年末進行になって、仕事が慌ただしくなってきました。

ただでさえ、月末に仕事が集中するのに、年末となれば、もうパニック状態です。

何でこんなに忙しいかと言うと、先月末に入院していたしわ寄せという事もあったりして、も~大変 !
とってもじゃないけど、大掃除なんてやる時間はないのよね。

まったく....... 、クリスマスに浮かれている人が羨ましいわ !





そんな猫の手も借りたいくらいなのに、晩酌は欠かせないわね。(笑)

今日の充ては、主役は明太子かしら。
お歳暮に頂いたものなんですが、とても立派なサイズですねぇ。


そして、最近食べている脇役陣を総動員。(笑)

オカヒジキのベッドに、左からカズノコ、氷頭なます、アヤボラの醤油煮、アラゲキクラゲ、真鱈子の煮付け。
そして中央に、紅鮭子。

味覚も、食感も個性的なラインナップだわ。




槍烏賊の味醂醤油漬け



そして、もう一皿は、槍烏賊の味醂醤油漬け。
おこちゃま槍烏賊の甲のみ4ハイ分を、味醂醤油に三日間ほど漬け込んだもの。

今回は冗談みたいにたっぷりと大葉の刻みを乗せてます。

結構量はあるのですけど、饂飩の様につるつる食べちゃいました。
とても美味しかったわ。


さあ、年末まで、もうひと頑張り、気合い入れて頑張りましょう !






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