ナンヨウカイワリ
- Carangoides orthogrammus ( Jordan and Gilbert,1882 ) -
わたしが入院している間に、突如ナンヨウカイワリがたくさん漁獲されるようになったみたいですね。
特に日本海側で、それまで殆ど獲れなかったのが、ガンガン獲れまくっているみたい。
福井でも、山形でも、青森まで、ほぼ本州の日本海側全域で獲れているとか。
これって、やはり温暖化で海水温度が上がっているという事なんでしょうかね。
いかにも、魚食系女子らしい食卓でしょう?
特に日本海側の対馬海流が、今年は特別に強いのでしょうか?
詳しくは無いけど不思議な状況に驚いてます。
南の珍しい魚が獲れるのは嬉しいけど、今まで生息していた魚が、どんどん北方へ去って行くのも困るわね。
嬉しい様な、怖い様な、微妙な感じです。
ナンヨウカイワリのお刺身 / 皮を引いた剥き身の刺身
今日も魚屋さんにナンヨウカイワリが7尾並んでました。
キロ600円と、とても安かったです。
500gほどの中型を300円で一尾頂いてきました。
先週は、嬉しくてスキップしながら帰って来たけど、今日は普通にテクテク歩いて帰宅だったわ。(笑)
前回は、皮付きで、皮をバーナーで炙って味わったけど、今回は皮を引いてます。
透明な皮を剥ぐと、鯵や鰯みたいに綺麗な銀色の面が残るわね。
写真だと皮付きみたいにみえるけど。
今回は手で皮引きしたら上手く向けたので、全て手引きにしたわ。
味わうのは二度目だけど、やっぱり感動的に美味しいわね。
皮目に若干のクセがあるので、皮を引いた方が美味しいようです。
ワイルドなエグ味を好む人は、皮付きの方を支持するのかな?
お刺身のビジュアルも、派手さは無いけど、とても良い感じだわ。
今回は、葱を刻んで、山葵醤油に香味を移して味わいました。
最近、このタイプの葱醤油がマイブームなの。
美味しいわよ~。
ナンヨウカイワリの葱・黒酢和え
刺身の切れ端を、葱と黒酢、胡麻油で和えた物。
槍烏賊の三杯酢和え
今日の食卓に同席の仲好さん。
ヒイカの様にちっこい、甲長7センチ程のおこちゃま槍烏賊。
甲の部分のみ皮剥きして輪切り、葱と三杯酢で和えて、2時間ほど寝かせた物。
幼い槍烏賊は柔らかくて美味しいわね。
槍烏賊ゴロ ( 腸 ) のオリーブオイル煮
スルメイカと比べると槍烏賊のゴロは無いに等しいわね。
真っ白の腸がほんの少しあるだけ。
墨袋と目玉だけ外して、オリーブオイルに浸してトースターで5分くらいチンしたもの。
小さいとはいえ、槍烏賊の腸にアタって入院した苦い経験があるので、わたしは生食はしないのです。
生鱈子の醤油煮
生鱈子を煮付けたのがとても美味しかったので、また買ってきて煮付けた物。
今回も、ハリハリの辛口ね。(笑)
セイロンバイの醤油煮
これは市販の加工品。
少し甘くマイルドすぎるけど、じっくり時間をかけて柔らかく煮付けてあるわね。
オカズというより、肴ですけど、なかなかイケます。
今日の食卓は、魚食三昧ね。
ようやく、日常の食生活に戻ったというかんじでしょうか。
とても美味しかったです。。