鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

ナンヨウカイワリのお刺身 Part-2

2012年12月04日 | お刺身


ナンヨウカイワリ
- Carangoides orthogrammus ( Jordan and Gilbert,1882 ) -




わたしが入院している間に、突如ナンヨウカイワリがたくさん漁獲されるようになったみたいですね。
特に日本海側で、それまで殆ど獲れなかったのが、ガンガン獲れまくっているみたい。

福井でも、山形でも、青森まで、ほぼ本州の日本海側全域で獲れているとか。
これって、やはり温暖化で海水温度が上がっているという事なんでしょうかね。


いかにも、魚食系女子らしい食卓でしょう?



特に日本海側の対馬海流が、今年は特別に強いのでしょうか?

詳しくは無いけど不思議な状況に驚いてます。

南の珍しい魚が獲れるのは嬉しいけど、今まで生息していた魚が、どんどん北方へ去って行くのも困るわね。
嬉しい様な、怖い様な、微妙な感じです。



ナンヨウカイワリのお刺身 / 皮を引いた剥き身の刺身



今日も魚屋さんにナンヨウカイワリが7尾並んでました。

キロ600円と、とても安かったです。
500gほどの中型を300円で一尾頂いてきました。

先週は、嬉しくてスキップしながら帰って来たけど、今日は普通にテクテク歩いて帰宅だったわ。(笑)




前回は、皮付きで、皮をバーナーで炙って味わったけど、今回は皮を引いてます。

透明な皮を剥ぐと、鯵や鰯みたいに綺麗な銀色の面が残るわね。
写真だと皮付きみたいにみえるけど。

今回は手で皮引きしたら上手く向けたので、全て手引きにしたわ。




味わうのは二度目だけど、やっぱり感動的に美味しいわね。

皮目に若干のクセがあるので、皮を引いた方が美味しいようです。
ワイルドなエグ味を好む人は、皮付きの方を支持するのかな?

お刺身のビジュアルも、派手さは無いけど、とても良い感じだわ。





今回は、葱を刻んで、山葵醤油に香味を移して味わいました。

最近、このタイプの葱醤油がマイブームなの。

美味しいわよ~。



ナンヨウカイワリの葱・黒酢和え



刺身の切れ端を、葱と黒酢、胡麻油で和えた物。



槍烏賊の三杯酢和え



今日の食卓に同席の仲好さん。

ヒイカの様にちっこい、甲長7センチ程のおこちゃま槍烏賊。
甲の部分のみ皮剥きして輪切り、葱と三杯酢で和えて、2時間ほど寝かせた物。

幼い槍烏賊は柔らかくて美味しいわね。



槍烏賊ゴロ ( 腸 ) のオリーブオイル煮



スルメイカと比べると槍烏賊のゴロは無いに等しいわね。
真っ白の腸がほんの少しあるだけ。

墨袋と目玉だけ外して、オリーブオイルに浸してトースターで5分くらいチンしたもの。
小さいとはいえ、槍烏賊の腸にアタって入院した苦い経験があるので、わたしは生食はしないのです。



生鱈子の醤油煮



生鱈子を煮付けたのがとても美味しかったので、また買ってきて煮付けた物。
今回も、ハリハリの辛口ね。(笑)



セイロンバイの醤油煮



これは市販の加工品。

少し甘くマイルドすぎるけど、じっくり時間をかけて柔らかく煮付けてあるわね。
オカズというより、肴ですけど、なかなかイケます。



今日の食卓は、魚食三昧ね。
ようやく、日常の食生活に戻ったというかんじでしょうか。

とても美味しかったです。。





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イイダコ大根

2012年12月04日 | 料理 烏賊・蛸・海老・・他


イイダコ大根



ちょっと前に食べた物なんだけど、アップのタイミングを逸してお蔵入りしていたもの。
いま鍋需要もあってスーパーなどで見かける事も多いイイダコと、大根の煮込み。




大根は、レンジでチンしてから煮付けると短時間のお手軽クッキングが可能だけど、今回はお鍋でコトコト煮込んでます。
大根と薬味だけで9割方煮込みを完成させ、頃合いをみて小分けに切り分けたイイダコを投入してます。




お魚ブログなどでは、イイダコは丸ごと煮付けるのがキホンなんですけど、ここは家庭料理のブログなので小分けに切り分けたのよ。

小さなイイダコの姿煮は、カワユイ、って言ってくれる人もいるけど、ちょっとグロテスクと敬遠する人もいるのでね。(^_^;
いちおう、わたしも少しは遠慮しているって事なのよね。(笑)







イイダコの出汁をたっぷり染み込んだ大根の美味しい事。(^_^)
冬になって寒くなる程、根菜類は美味しくなるわね。

ほっこり暖まるし、良いものですよね。。




大根と魚介というのは、相性抜群。

イカ、タコ、貝類に、ブリ、鮭、鯛の粗など、それぞれ個性が違う出汁が出るので、いろいろ組み合わせて味わいたいですね。









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鶏ひざ軟骨 の唐揚げ

2012年12月04日 | 料理 肉類


鶏ひざ軟骨 の唐揚げ



わたしって、軟骨が好きなの。
コリコリ、シコシコしていてお酒の充てに良く合うのよね。

入院中は、高齢の入院患者が多いので、柔らかい食材ばかりだったので、こんなんが食べたくて仕方なかったのよぉ。
間違えても、入院食に鶏ひざの軟骨なんて出てこないですからね。(笑)





鶏の軟骨というと、胸の下あたりのヤゲン軟骨と、今回のひざ軟骨が主に流通してます。
ひざ軟骨は、「げんこつ」と呼ばれる事も多いのですが、足首をげんこつと呼ぶ場合もあり紛らわしいわね。

ひざ軟骨は、1センチ角くらいの小さいサイズで、パックに詰め込まれてお店に並びます。
100gパックでも買うと、50羽分、100個くらいはありそうね。

価格も安く、お手頃感は強いです。

一般的に、炒めたり、揚げたりして食べられる事が多いみたい。
焼き鶏などは、サイズの大きなヤゲン軟骨が使われる事が殆どで、ひざ軟骨は余り使われないですね。





塩・胡椒して、片栗粉を塗して揚げるだけ。
小さいからあっという間に揚がるわね。

コリコリ、シコシコした歯触りが素敵だわ。
鶏特有の味覚も味わえ、おつまみには最適ね。


今日は、これを肴に、退院の祝杯よ !





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