コショウダイの兜煮
コショウダイのお料理第三弾、最終回です。
過去の掲載は、以下の通り。
コショウダイのお刺身
コショウダイの塩焼き ( 付 ; 皮の湯引き、粗味噌汁 )
コショウダイの兜煮
今回の煮付けは、薄口醤油を使い、水を多めにしてかなりあっさりとした煮付けにしてます。
塩炊きの、薄口醤油バージョンみたいな感じかな。
砂糖、味醂も最小限なので、全く濃度が無くサラリとしてます。
1.6キロのコショウダイの兜は大きく、食べるところも多く、とても美味しいです。
薄い煮付けなのでかなり淡白な仕上がりなんだけど、
カマの部分などは味覚が濃厚なので、こうしたあっさりした煮付けの方が美味しく感じられるわね。
コショウダイの兜の塩焼き
イサキは骨の硬いお魚と言う事で知られてます。
コショウダイもそのイサキの仲間なので、兜を半分に割るのは結構大変でした。
随分慣れてきて、兜割りのコツは解ってきたのですが、まだまだ修行が足りないですね。
馴染みの魚屋さんの主人など、いともたやすく割ってしまうけど、なかなかそんな訳にはいかないものです。
でも、美味しいものを味わう為には苦労は惜しみません。
エイ、ヤー、と気合いでかたずけました。(笑)
先日掲載したフィレの魚肉と、兜やカマの魚肉は、全く別物みたいな味覚です。
食べ辛いけど、とても美味しいので、苦労が報われます。
コショウダイは、基本的に焼くよりお刺身が好きなんですが、この兜はなかなか美味しかったですよ~。
コショウダイのお刺身 ~ 味醂醤油漬け
刺身と同サイズに切り分け、二日ほど漬け込んだもの。
焼いて食べるか、揚げものにするか悩んだ末に、そのままヅケのお刺身で味わいました。
二日ほど漬けて寝かせているので、食感はかなり緩くなってました。
熟成が進んで旨味は増していると思うけど、ヅケなので余りその差は解らなかったわ。
これにて、1.6キロのコショウダイを完食。
美味しかったわ、御馳走様。 m(_ _)m