カスベの龍田揚げ
今日はカスベの料理の最終回。
一昨日は、ピリ辛煮
昨日は、ノーマルの煮付け
そして今日は、龍田揚げと、スープを掲載です。
カスベは、煮付けと龍田揚げが定番の様で、ネットなどでもこの二種の調理がとても多いですね。
わたしも、煮付けと龍田揚げにする事がとても多いです。
普通の唐揚げだと少し味覚的に淡白になりがちなので、龍田揚汁の味覚が加わるとより美味しく味わえます。
今回は、龍田揚げの汁に二日間漬けて揚げてます。
揚げる事によって、軟骨もより柔らかく食べ易いくなりますね。
とても美味しいですよ~。
カスベと茸のスープ
かなこさんが、「スープに浮かせて食べる」、というコメントを頂いたので、わたしもスープにしてみました。
今回は、鰹の出汁に、ブラウンマッシュルームと椎茸をたっぷり使い、濃厚な茸のスープを造ってます。
ブラウンマッシュルームの出汁は強烈ですね !
香りも、味覚もかなり派手目です。
スープの色合いも黒ずんで、凄味があります。。
具材に、ヤマクラゲ も使ってみました。
茸スープを先に仕上げておいてから、後半にカスベのヒレの先っぽの方を投入してます。
薄いヒレ肉の部分のみなので、ひと煮立ちで完成という感じにしました。
カスベの食感も良かったけど、この茸スープは深みがあり美味しかったわ。
今回は、龍田揚げに、久しぶりに土佐馬路村の「ぽん酢しょうゆ・ゆずの村」を使って食べたの。
以前、ブームになって一世を風靡したお馴染みの商品ですよね。
この柚子の香りと濃厚な味覚は、とても素晴らしいと思っているわ。
以前は、こればかり使っていました。
何故か、御無沙汰しちゃったけど、久々に味わうと、やっぱり美味しいわぁ。
本格派という感じですね !
実は、わたしは一度だけですけど、馬路村に行った事があるんです。
もう10年くらい前の、梅雨時の蒸し暑い初夏でした。
雨ばかり続いて仕事にならず、仕方なく、ほぼ1週間高知県内を隈なく巡り、時間潰しをしてました。
何の予備知識も持たずに馬路村も尋ねてみました。
四国というのは、海と山ばかりの地形で、その山がとても険しくて、馬路村もかなり山深い寒村でした。
かつては林業で栄えたと言う事ですけど、今はその面影も無く少し寂しい感じでしたね。
でも、そんな山村ならではの、日本古来の原風景というのも色濃く残されていて、まったりした素敵な場所でした。
柚子もたくさん栽培されてました。
印象に残ってるのは、とても暑かった事。
馬路村の近隣の宿屋に泊まったのですが、エアコンの主電源が21時で落とされてしまい、もうサウナの様な暑さでした・・・。
余りの暑さに布団で眠れず、畳の上に直接横になった程でした。
畳だと、僅かにひんやりしますからね。
それでも眠れず、ついに駐車場に行ってクルマのエアコンをかけて車中泊する羽目に・・・。
こんなんなら宿代払わず、最初からクルマで寝た方が良かったわね。。
翌日から、宿泊は、高知市内の近代的なビジネスホテルにしました。(笑)
その後、馬路村の「ゆずの村」が注目され、うちの方でも買えるようになり、とても懐かしく感じてます。
このとても美味しい「ゆずの村」を味わうたびに、あの暑い夜を思い出してしまいます。