鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

カワハギの味醂醤油漬け焼

2012年12月09日 | 料理 魚類


カワハギ
- Stephanolepis cirrhifer (Temminck & Schlegel, 1850) -



可愛いカワハギです。
瀬戸内ではマルハゲって呼ぶんですよね。(笑)

身ぐるみ剥がれたカワハギさんは、少し恥ずかしそうにしているわ。(笑)

しかし、写真を見ると、わたしの俎板って年代物で少し見苦しいわねぇ。
鉋でひと皮剥けば良いのかしら?

でも、カワハギの皮を剥くみたいに簡単に剥けるのかしら?

もっとも、鉋は持ってないし、どう手入れをすれば良いか分かりません。。
どなたか、博識な方がおられましたら良い方法を教えて欲しいわ。



カワハギの味醂醤油漬け焼



今回は、味醂醤油に二時間ほど漬け込んで焼いてみたの。
漬け汁が良く染み込むように、網目状に切り込みをいれてみたわ。

焼いてる途中に、漬け汁をハケ塗りしてみました。

漬け汁がついているので焦げないように少し注意が必要ね。




身が薄く平たいので、火の通りは早いですね。

しっとりとした高品位の魚肉はとても美味しかったわ。
カワハギは、やっぱり煮ても、焼いても、お刺身も、抜群に美味しいお魚ね。

御馳走様でした。





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氷頭なます ( 味の加久の屋・八戸 )

2012年12月09日 | 市販食品・加工食品


氷頭なます ( 味の加久の屋・八戸 )



ちょっと前に、北海道在住の、はるさんのブログ で、氷頭なますの特集がありました。
はるさんならではのこだわり料理に、うっとりさせられてしまいます。

その氷頭なますの記事はこちらです。

『イワシつみれとイモ餅の鍋 & 氷頭なます 』

自身で釣られた見事な鮭を、色々な拘り料理にして掲載されてます。

はるさんは、たくさんの引き出しを持っていて、鮭料理と言っても珍しいものがとても多く魅了されます。
鮭のソーセージには感動してしまいました。

自作の陶器もとても良い雰囲気だし、お料理も美味しそうで、涎が出ちゃいます。
こんな趣味的な素晴らしい人生に、憧れちゃいますねぇ。

宝くじが当ったら北海道に別宅を構えて、はるさんに弟子入りするつもりでいます。(笑)

今回は、その氷頭なますの市販品が売られていたので、つい買ってきてしまいました。
八戸の「味の加久の屋」という所の製品でした。

160g入りで、480円。
貴重な部位なので少し割高ですが、しかたないわね。

うちの方では、氷頭なますの市販品は、多くは無いけど、時々魚屋などで見かけます。





氷頭 ( ひず ) は、鮭の脳天というか後頭部にある透明な軟骨部分で、一尾から僅かしか取れないです。
その透明な軟骨を「氷に擬えるなんて昔の人は粋だな」なんてはるさんは言ってました。
確かにロマンチックな命名ですね。

氷頭は、北海道から東北地方に伝わる伝統的な珍味です。
地方によっては、違った呼び方がされている様で、以前わたしの友人(北海道生まれ)から振る舞われた時は、別の名前を聞かされました。
ちょっとその名前が思い出せないのですが・・・。





薄くスライスされた氷頭は、コリコリ、シコシコしていて素敵な食感です。
さほど硬く無く、とても食べ易いです。
お酒のお供に最適ですね。

写真を見ると、ホントに氷の様に見えますね。

市販品なので、余り個性的な味付けではなく、甘くマイルドな仕上げになってます。

できれば、はるさんのように自分で釣って、氷頭なますを自作してみたいものですが、難しいわね。

馴染みの魚屋さんでは毎日の様に鮭を捌いているので、今度兜をひとつ頂いて来ようなんて画策してます。








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栃尾あぶらげ - 葱味噌ソース

2012年12月09日 | 料理 ノンジャンル


「栃尾あぶらげ」 ( 新潟 )



二カ月ほど前、「栃尾あぶらげ」を掲載しました。
この時は、焼いて、へんちくりんなドレッシングを造り掛けて味わい、更に簡単な煮付けなんか掲載してました。


この栃尾あぶらげというのは、かなり長い歴史を持った有名な特産品だったんですね。
二か月前は、さほど気にせず味わったけど、その後テレビで特集なんかされていて驚きました。

「油揚げ」と言わずに「あぶらげ」って、いうのも伝統なんですって。
分厚くて美味しいので、また買ってきたの。

わたしの巡回する量販スーパーの三件のうち、二件で販売されていたので、結構広く流通しているものなのかもしれないですね。




栃尾あぶらげの葱味噌ソース



今回は、軽く炙って、葱味噌ソースを掛けてみました。
ソースは、葱に常備している辛子味噌 ( 十石麦味噌 + 青唐辛子・生姜・大蒜・玉葱を混ぜ3週間ほど寝かせた物 )と味醂、お酒で造ってます。

もうちょっとサラリとしたソースをイメージしていたのですが、ちょっと濃度が高くなりすぎてしまいました・・・。
限りなく失敗に近い鴨。(^_^;

でもまあ、わたしの料理なので、こんなものですけど。(笑)




このあぶらげは、とても美味しいわ。

厚くて濃厚。
焼いた時の皮目がとても香ばしくサクサクで、中はしっとりジューシーという黄金の歯触り、食感です。

ハリっとした葱味噌ソースは、濃度はともかく、味覚も相性もなかなか素敵でした。


また、造ろう。。
今度は、もっとサラリとしたソースができると良いけどね。。






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