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タクシー運転手が振り込み詐欺の受け子逮捕に貢献したというニュースがあったが、そのドライバーはもりやたかしさんの親戚で、その会社はもりやたかしさんの先輩の会社やねんて!(社長は西東京バスOB)

2019-04-12 | 書記長社労士 公共交通
 昨日、夕方、テレビでニュースを見ていたら、「タクシー運転手お手柄 不審な行動に気づき交番へ」というニュースを見て、「さすが!地元のベテランタクシードライバー!」って感心していた。


「ピンときた」 特殊詐欺の受け子逮捕に貢献、タクシー運転手お手柄 東京
 警視庁福生署は11日、特殊詐欺の「受け子」の逮捕に貢献したとして、東京都檜原村に住むタクシー運転手の浜中豊さん(70)に感謝状を贈呈した。タクシーに乗車してきた男の不審な行動に「ピンときた」という浜中さん。鋭い観察眼が容疑者逮捕につながった。
浜中さんは8日午後、あきる野市のJR武蔵増戸駅近くで、スーツ姿にマスクをつけた若い男を乗せた。男は日の出町内の住宅の住所を告げたが、土地勘はない様子だった。目的地に着いた男は車を待たせたまま住宅に向かい、数分で戻り、今度はコンビニに向かうよう指示してきた。
「何かおかしい」。浜中さんが車内から様子をうかがっていると、男はおもむろに帽子をかぶり、現金自動受払機(ATM)を操作し始めた。浜中さんは直感した。マスクや帽子は顔を隠すためではないか。男は特殊詐欺の受け子ではないか。浜中さんはJR秋川駅で男を降ろすと駅前の交番に駆け込んだ。
男は駅のホームで警察官に任意同行を求められた。靴の中にだまし取ったキャッシュカードを隠していたことなどから、詐欺容疑で逮捕された。男は東久留米市前沢の無職、須藤陸容疑者(20)で、逮捕容疑は銀行員を装って「健康保険の還付がある」「キャッシュカードの再交付が必要」などとうそをつき、日の出町内の高齢夫婦からカード2枚をだまし取ったとしている。須藤容疑者は夫婦から暗証番号も聞き出していたが、現金を引き出せなかったという。
特殊詐欺グループは電話で被害者をだますと、現金の引き出し役の受け子を派遣する。受け子は土地に不慣れなため、タクシーに乗ると、スマートフォンなどを操作しながら目的地の住所を指定することが多い。このため、警視庁は交通各社に不審な客への注意喚起を行っている。浜中さんは「普通の行動をしただけ。交番ですぐに対応してくれ、うまく連携できた」と話した。


 で、そのあと、私鉄総連の「もりやたかし」さんと二人でご飯を食べてたんやけど、そのときに、「今日ね、さすがタクシードライバーってないい話があったの」って言うと、「自分もそのニュース見たよ」ってもりやたかし。
「実は…」、このお手柄のタクシー運転者の浜中豊さんは、もりやたかしさんの祖母方の親類だとのこと。
さらに、浜中さんが勤めているタクシー会社である「横川観光(株)」は東京都檜原村唯一のタクシー会社。
その社長の山口和彦氏は、もりやたかしさんの先輩で、昔、自分のつてで西東京バスに勤務し、横川観光の社長であるお父さんがお亡くなりになって、社業を引き継ぐために西東京バスを退職、家業の隆盛にがんばったんだというエピソードも聴くことが出来た。
そして山口市は、二期8年間、檜原村村会議員を務めてきたが、次の選挙には出馬しないと言うことも、もりやたかしさんから聴いた。
「なぜ?」って尋ねると、タクシー事業がかなり厳しいらしい、しかし地域の公共交通として、絶対に廃業することは許されない、地域の足を守るためにタクシー事業に専念したいとおっしゃていたとのこと。
山口氏も「横川観光の本社をあきる野市に移転する予定で、このままですと議会の仕事も疎かになり、村民の付託に背いてしまう可能性があると判断しました。」と檜原村村会議員を勇退する理由を語っていると。

 これって運送事業者とドライバーにとっての、運送という仕事だけではなく、地域を「見守る」「見回る」という公共的な側面が、まさに役だった事例やねってことを、あらためて認識を一致。
お手柄タクシー乗務員の浜中豊さんは、タクシー運賃の精算の際も軍手をはめたままだったと言うこともあって不信感を持ち、交番で通報したとのこと。
タクシードライバーが、お客さんを金融機関に送る際の会話で、振り込み詐欺の被害を未然に防いだって事例も多く、タクシーならではと思っていたが、受け子逮捕って事例は、自分は初めて、しかしさすがや!
コメント
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