ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎「幸福論(第2部)」より 3

2014-06-23 23:07:54 | 歴史 本
「幸福論(第2部)」より 3

「幸福論(第2部)」(ヒルティ 岩波文庫)より少し抜き書き 3

・高貴の反対は「卑小」「狭量」「小市民的」とか、あるいは、生活の小さな目標だけしか念頭になく、それも自分自身か、自分の身近な周囲だけしか考えないことである

・気高い人間はつねに京楽を超越していて、決してそれに溺れることがない

・贅沢に満足を感ずるのは成りあがり者の特徴である

高貴な魂は、根本的に厭世的な気分に陥ることのないものである

直ちに、最高のものをめざして努力しなさい

 第1に、それは最も確実にして最上のものである
 第2に、それはあらゆる努力目標のうちで最も満足の得られるものであり、その他の目標はすべて多くの苦渋と幻滅とを伴うのである
 最後に、それは同じ勝利の栄冠をめざして人々と競争しながらも、友情と互助とが行なわれる唯一の目標である
 そして君がいよいよその目標に到達したとき、君を迎えるものは、羨望者やひそやかな敵ではなくて、誠実な友人や同志、つまり高貴な魂ばかりである

○私は、キリスト教徒ではなく、この書に書かれているキリスト教的な部分について全面的に賛同してわけではありませんので、そのような部分はさけています
 したがって、抜き書きといっても偏りがあります
 キリスト教徒でなくても大事だと思う部分を抜き書きしています

 しかし、私はキリスト教そのものに対して全面的に否定しているわけではありません

 宗教は人間だけが持つ高度な精神文化というか、人間には必要不可欠なものと考えます