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◎「幸福論(第1部)」より 2

2014-06-15 16:47:18 | 歴史 本
「幸福論(第1部)」より 2

「幸福論(第1部)」(ヒルティ 岩波文庫)より抜き書き 2

・悪は、格別きびしく叱ったり、非難したりする必要はない
 多くの場合、それが明るみに持ち出されるだけで充分である

・われわれは何事によらず怨みを残してはならない
 それはまったく無益であり、ただ自分の心を傷つけるだけである

・時間をつくる最もよい方法は、1週に6日、一定の昼の時間に、ただ気まぐれでなく、規則正しく働くことである
 規則正しい仕事こそ、とくに中年以後は、精神と肉体の健康を保つための最上の方法である

・常にまず1つの仕事を仕上げてから、次の仕事にかかろうとすることもまた、間違っている
 ひじょうにたくさんの計画や、手を着けた仕事を身のまわりに置いて、その時どきの抑えがたい気分のままに、あるいはこれに、あるいはあれに、向っていくのは正しい仕方である

・手早く仕事をすること
 そして単なる外形をあまり気にせず、あくまで内容に重きをおくことである

真理はどんな部門においても、概して単純なものである

・毎朝、最初の1番よい時間をまず一二の新聞でつぶす人たちは、その日1日の正しい仕事の興味を失うことになる

・一部の現代人のあいだで、体裁のいい口実のもとに、多くの時間を浪費しているのは、芸術である

・ひとは幸福になりたいと思うならば、何よりもまず正しい仕事をさがすがよい

・どんな信仰の人にも、生涯彼を見捨てず、どんな不幸な時にもいつも彼を慰めてくれるただ2つのものがある
 すなわち、仕事と愛とである