日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

官僚的でおかしな会社ワースト3

2011年04月30日 | Weblog
今回の原発事故で化けの皮が完璧にはがれた東電の経営陣の酷さ、
で、次はどこですかと、あるときある人から聞かれた。

そりゃあなた、JR**でしょう。相手も納得。
いろいろな現場のエピソードもこのブログには書いてきた。
できそうな駅のスタッフが突っ込むとそうだと言い訳にするのがJR。

で、その次はと問われて、う~~ん、昔のN**はそうだったが
よくなったよねぇ。ということで、具体的な企業名が出てこなかった。

と、今夕見ていて、なぜこのチャンネルの男のアナウンサーには
かわいそうな顔つきの人が多いのだろうと、一緒に見ていた相方に言って
お、そうか、この組織がかわいそうな#3ではないかと思い出した。

何回も叩かれ続けたことのある組織であるが、やはりある意味の独占企業だ、
計画経済が支配し、国のチェックを受け、ロジック主体のおかしさが蔓延る。

気になる組織#3とノミネートしておこう。

そうそう、ナカライさんがいなくなってどうなるかとみていたら、
コピーさせた新人が同じようなちょっと垢抜けないファッションと髪型で
穴埋めをしているように見える。

写真:霊峰富士、解説不要。

きたぞ、東電言い逃れ。準備は万端か?

2011年04月29日 | Weblog
東電、賠償免責の見解 「巨大な天変地異に該当」(朝日新聞) - goo ニュース

地震の規模を大きくしたのが伏線か?
原発の閉鎖社会で想定される大津波を無視してきた東電の幹部達が
こういうことを言い出すであろう事は直後から見えていた。

地域独占で、不買運動もされない電力供給業者の態度のでかさよ。
あるネット投稿では、東電の帰国子女新人が
「そんなこというなら電気を使わせてあげない」と書き込んだと
大評判となり、非難の渦と哄笑が広がった。

まさに、そこに問題の本質の一端がある。
コスト主義の電気料金は高止まり、柏崎原発問題で削減してきた役員平均給与が
それでも年間3000万円と大手企業の社長並と高止まりしていることが明らかになった。
この際、今回のような津波はあり得ないと社内からの警告を無視してきた役員経験者
全員を遡って返納させたらいかが?

そもそも、こういう発言を平気でするところにこの企業の病巣が見て取れる。
福島原発の増設計画を平気で出しておいて、時間が無かったと嘯き、取り下げたら
終わりだという感覚がおかしいのだが、分かっていないようである。

よほどの成敗をしない限り東電という会社は何度でもこの手の事故を引き起こすのだろう。
懲りてもらおうではないか。

写真:初夏の日差しが暑苦しい中、もう一枚暑苦しいくらいの八重桜。



勿忘草をあなたに

2011年04月27日 | Weblog
4月が過ぎてゆく。
連休が近い。

今日から連休だと言う友あり。
おいらは、ずっと連休だ。

被災した男の子の意地、将来子供にお父さん何したのと
聞かれてきちんと答えたい。

将来を見る目、政治家に問いたい。

連休の観光産業8割回復?
ほんとかな。でも良い事だし、寂しくもある。
銀座の夜の照明がおちて雰囲気は良くなった。
昼間の騒がしい観光客がいなくなり、静かになった。

ひと時の優しい時間が終る。

連休にはあの喧しき銀座が戻るのか。
もうしばし、あの雰囲気もいいのにね。

すっかり忘れていた美術館にまた行こう。

写真:forget me not

バスどおりのケヤキ並木のトンネル、泰西名画風。

2011年04月26日 | Weblog
春の天気は良く変わる。被災地ではまだ雪がちらついている様子。
横浜は雨がざぶざぶ降ったかと思えばぎらぎらと日が射し、痛いくらい。
そして、風が強烈に吹く。

葉桜のそばに遅れて咲く色々なたくさんの花が賑やかだ。

森の中も緑の勢いが増して新緑と濃い緑とが重なり合う。
むんむんとした夏の雰囲気も垣間見える季節。

参議院の予算委員会、野党質問者のほとんどが「総理辞めよ」と追求。
かえるの顔になんとやらとまでは平気でないところが見えてしまい、
無理だろうなと思わせる。

もう、皆が同じことを言い出している。

リーダーシップが無い。
委員会の乱立と機能不全。
不要な会議ではないのか。
既存の組織をうまく使うべきだ。
官僚を遠ざけてうまくいくはずがない。

自然災害の被災者を救うための初動は時間との勝負。
これができていないのは明らかだ。

昨夜のたけしのテレビタックル、
何度か言ってきたことをびしりと指摘した。
高橋洋一教授、数兆円の無駄があると言明。

縦割り行政の無駄。
自分も今回の免許証で国のICカードが3枚目である。
住基カード、これはe-Taxに必須である。
パスポート、これは外国へ行くのに必須である。
免許証、これは車の運転に必須である。

いずれもICのほんの一部しか利用しておらず、非常にもったいない。
そして、この他に携帯電話、スイカと日常的に利用するものがある。

共産圏なら一枚で済ませるのだろうなぁ。
いやいや、あそこも政治とお金の絡むところ、別々のもので大儲けして
裏金が廻るのかもしれない。

写真:印象派の絵みたいに綺麗で、いい雰囲気。
   この並木道もそろそろ30年。





やっとネットに九州の話題。新幹線効果で博多駅大繁盛。

2011年04月25日 | Weblog
“九州の新たな玄関口”に1日24万人が来店!なぜJR博多シティは人をひきつけるのか(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

鹿児島、熊本、北九州そしておそらく山口からも博多駅の巨大商業施設へ集まる。
開業以前から予想されていたことであるが、この記事の伝えることは革命的だ。

10年かけて計画してきた博多駅商業施設の再構築が今の所見事に当たったということだ。
開業効果でもあろう。これが継続するかどうかで評価は変わるのだろうが、現時点までの
実績は予想以上、博多の主要ショッピングセンターの集まる天神地区が閑古鳥らしい。

大手デパートがひしめく天神地区も指をくわえてみているわけではあるまい。
競争が始まり、更に人が吸い寄せられる好循環が起きるのかもしれない。

というより、
こうゆうニュースがやっとネットにも出たことを祝いたい。

九州新幹線全線開通の関連ニュースは初めてかもしれない。
もっと欲しい。

写真:バス通リの欅のトンネルの緑がじわっと濃くなる。


ロ短調ミサ、久しぶりの満足。

2011年04月25日 | Weblog
川崎ミューザの天井の一部が地震で崩落して会場が突如遠くなった。
新百合ヶ丘の昭和女子大。ネット検索をすると10円から30円の差でいくつも
候補ルートが出てくる。その全てが最後は同じ電車に乗るのだが、10円差で
一番安い横浜市営地下鉄ブルーラインの半分くらいを乗って、終点の湘南台から
小田急江ノ島線、小田原線と乗り継ぐルートにした。

途中上大岡の乗り換えの合間に行きつけの佐野金でラーメンと行ってみたら昼間は
やっていない。致し方なく京急地下のうどん屋さんで長崎皿うどんを頂く。

電車は順調、新百合ヶ丘の順路もチケットに印刷しているのと、ぞろぞろそれらしい
人々の列で間違わず丁度開場の時刻に到着。仲間のT氏と出会う。会場に入ると本日が
誕生日のU氏夫妻が隣。写真はどうかなと相談すると演奏中はだめということらしい。

合唱仲間のK君が入場したところで、一枚。と、係りのお姉さんが駄目ですと。
もうすぐ開演だからとわけの分からぬことを言う。まだぞろぞろ合唱が入場中である。
しかしその後はその入場の列に隠されてK氏は見えず、演奏に突入。

合唱のバランスが女声100人規模、男声30人規模とアンバランス。
ちょっと女声を抑えたらもちっと良かったかなとも思う。
が、とにかく素晴らしい演奏であった。

プロのソリストも良く歌っていた。特にあるとのやわらかい微妙な表現はダントツ。
ベースの声域がちょっと下のほうは苦しくて、声量が少なかったのは残念。

オケの弦や管のソロとソリストのソロとの演奏も素晴らしく、特にフルートはお見事。
最後の拍手の場面でも最初に指揮者が指差して拍手を求めた。

この曲を生で聴くのは初めてかもしれないと思いつつ、歌う側になってみたら
面白そう、でも練習がとても無理かもと色々な想いがよぎった。

それから、指揮は少々大雑把な感じで、合唱の最後の子音がばらばらが目立ち、
ソプラノの飛び出しも数回。
ちょっと工夫が欲しいが大曲でなかなか余裕も無いのかなと見守った。
アマチュアでも、あるレベル以上の人を選抜した川崎の市民合唱団、レベルは高い。
次の曲にも期待したい。

午後1時半の開演で、終わりは4時前。外は初夏の日差しまぶしく、どこかで一杯の
雰囲気にあらず、誕生祝もパスしてぞれぞれ帰宅。帰りも同じルートでT氏と途中まで。

充実の午後であった。

写真:しつこく八重桜。これが咲き誇る並木の一部の姿。

晴天の日曜日、八重桜散り始めでも見事

2011年04月24日 | Weblog
風雨に耐えて残った花が光り輝く。
いや~お見事。

写真を撮って回っているとジョギングの人が数名、そして散歩の人、車で見に来た人
日曜朝の7時の静かな住宅地の公園に、この豪華な桜を見に来る人ちらほら。

朝日に光る満開の八重桜はやはり先日のうす曇の下とは違う。
持ってくれたなと花の形や背景を工夫しながら撮っていると、首が痛くなった。

桜の花は人に見られるように下を向いて咲くと先日教えてもらった。
なるほど、光が当たる上からの光景より、下から眺めるほうが綺麗だ。
満開の花の上には若葉が出ている。

バス通りの並木道から帰ろうとしたらバスから降りた中学生の集団に道を尋ねられた
近くの中学校へ剣道の試合に来たらしい。自宅の前の道路から公園を横切る道まで
案内して帰宅。

昼過ぎはロ短調ミサを聴きに行く。
新百合ケ丘、元々は川崎ミューザの予定が地震被害で場所が変わった。
ちょっと遠い。

昨日はオーストラリアの首相が被災地訪問、その前後に菅とあって、なんと
リーダシップと書かれたヘルメットを贈った。
いやはや、馬鹿にされてるのだよ。

被災地への駆け足訪問も現地の方々の不満が爆発、何しに来たの?
私たちは無視ですか?こちらは現地の案内役の問題でもあろうが、やはり
行った人の器の問題かもしれないね。

写真:沢山の中から昨日のうす曇と比べるつもりで青空を背景に敢えて。

冷たい雨の日、豪華な八重もくすむ。陽光が欲しい。

2011年04月23日 | Weblog
咲き誇る八重桜の接写。色々撮ってみたが、枝にぐるりと垂れ下がる
ドーナツ状の花束はなかなか見事な一枚。

むくむくと咲く感じの花の色は日の光でさまざまに変わる。
このひはうす曇、やや白っぽくも見える。

今シーズンまだきらきら光る太陽の下の輝きを見えていない。
明日の晴れ間に、まだ残ってくれるだろうか?

自宅にいることが多くなって季節の変化のディテールが良く分かるようになった。
寒さから解き放たれた直後の植物の動きのすばやさには驚く。

家の周りがさまざまな植物の花と緑に覆われる最高の景色のシーズンは短い。

そういえば、正月前に刈り込んだ玄関先の木犀の枝からも新芽が芽吹き、
新しい樹形を創り出してくれそうだ。

山椒の新芽もあっという間に開いてしまい、実が生りだした。
初夏は近い。

ゴルフをしてきた。言い訳に募金。

2011年04月22日 | Weblog
現役のサラリーマンはほとんどいない昔同じ職場にいた上司と同僚、仲間達。
たまたま同じ町内に住居を構えて発足した町内会ゴルフ懇親コンペ。
とうとう平日にできる状況になった。

前回BBで、幹事役。

自粛ムードを、自粛の自粛で経済の活発化に貢献し、さらに会費から義捐金を
寄付する企画をした。いわば言い訳献金であるが、皆さん納得。

いつもなら終了後の表彰式はちょっとした食事も出るのだが、本日は飲み物だけ。
寄付金額2万円ちょっと。

これで、平日ゴルフの言い訳になるかどうかは分からないが、気持ちはすっきり。

そして、自分は先日痛めた左手の影響もあり、なんと連続BBで立派な賞品を
頂いてしまった。

写真:高速道路わきの赤芽の垣根。

桜の最後はこの豪華な

2011年04月21日 | Weblog
圧倒的な迫力で咲き誇る八重桜の並木。
我が家から数分のグラウンドの周回道路にこの時期威圧するかのような咲き方。

なんとなく人が見に歩いたり車で周回したり。
でも宴会をする感じにはならない。

お酒の似合う花とはちょっと違う桜だ。

この花を見ると初めての海外旅行を思い出す。
行き先は壁の中のベルリン。

ソフトウェアエンジニアリング関係のISO標準化会議。
日本からぞろぞろでかけたのだが、ゴールデンウイークの一人旅。
周りは遊びに行く人々ばかり。昭和50年代のこと、まさに
日本の経済発展の真っ只中であった。

現地に着くとこの手の厚ぼったい八重桜が満開で見事であった。
会議の中身はほとんど忘れたが、DINビルや閉じられたブランデンブルグ門、
ベルリンフィル近くの壁のHELPの裏文字、キューフォアステンダム通りの
協会跡、そして東へ観光に行くときに通過する検問所のチャ-リーズポイント
全てが目に焼きついている。

壁が壊れて既に20年か、北朝鮮はまだ崩壊しない。

キューバでの経済の見直しが始まり、とうとう残る一つの国になりそうだ。
とはいえ、一党独裁の中共政府はまだまだ持ちこたえそうだ。