日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

あの時、中共は何をしたか?

2008年04月29日 | Weblog
週刊東洋経済5/3号、いつもユニークな「ミスターWHOの少数異見」
「北京五輪の成功を日本人が祈るべき理由」
であるが、いつもとなるほどと思わせられるこのコラムだが、今回は少し違和感がある。
五輪の歴史を振り返ると
1964年の東京大会の成功の後、日本は高度成長期に突入し戦後を払拭したが、
このコラムによれば、
戦前のナチスによるベルリン大会の9年後ナチスは崩壊した。
共産国のモスクワ大会から11年後にソ連は崩壊した。
サラエボ大会から7年後にユーゴスラビアは分裂した。
そして今夏の北京五輪から何が起きるのだろう?

チベット問題だけがその宗教や文化の自由を求めるデモにより注目を集めているが、中国は周辺にたくさんのトラブルを抱え込んでいる。それだけに針の穴も許せない一党独裁体制による全領土支配と拡張を止められない。

歴史による五輪の影響を振り返ると、北京オリンピックを成功させることこそ中国の民族問題の解決を期待できる事象、前触れであるということのようだ。

そして、東京オリンピックの最中の10月16日に中華人民共和国(中共)は初の核実験を実施している。このとき中共はオリンピックに参加していないのだ。まだ台湾が国際連合にも中国として加盟していた。このまるで現在の北のやっているような暴挙もさらりと忘れて成功を祈るのが日本の美風とあるが、すでについ先日の餃子問題も忘れかけているこの国の人達には、こういうこともあったぞと振り返らせるくらいが良いのかもしれないと感じた。

東京大会の聖火は、ギリシャからビルマ、マレーシア、タイ、フィリッピン、台湾、更に米国の施政下にあった沖縄と日本軍が第二次大戦で戦場とした国々地域を経て日本へ運ばれ47都道府県をくまなく廻った。
最後に聖火台に点火したのは1945年原爆を投下された広島でその年に生まれた19歳の陸上選手、坂井であった。同じ年の自分は大学受験浪人生であり、輝く役割を担った坂井の様子をテレビで複雑な思いで眺めた気がする。

写真:誕生日のお祝いに孫娘からもらった手創りのブローチ。
   材料がまるで御伽噺のようでうれしい。
   これをつけてナルニア国へ行くと、きっときらきら光る宝石になるのだろう。

お花が笑った2、赤くなった

2008年04月29日 | Weblog
4月19日の写真のチューリップが10日後にこのように変色。
黄色がほとんど赤に変わった。

途中は赤い筋がたてに数本入りそこから徐々に広がる変化。
スローモーションの花火を見ている感覚である。
毎朝雨戸を開けて眺めてその変化を楽しんだ。
チューリップは桜に比べてなんとも花のいきが長いというのを実感。

ご近所の家並みも外周も庭も花盛り。そして新緑がまぶしい。
春爛漫から初夏へと移る、好天の続く黄金週間。
のんびりと過ごす。

一冊の本、できた。

2008年04月27日 | Weblog
先日紹介したブログをそのまま本にしてくれるサービス(パブロ!)
に依頼した唯一冊の本が届けられた。

このブログをはじめた
2005年8月5日から2006年4月24日までの記事。
写真もカラーで綺麗に載せてあり、編集もすっきりしている。

残念ながら、コメント類は除いてあるので、
小泉郵政選挙の迫力が少し落ちるが、
まとめておきたいと言う願いはかなった。

一冊のみであるのが寂しいところ。

文春5月号から、二・二六と聖断 阿南自決の真相、保阪正康

2008年04月25日 | Weblog
例によってこの方である。読ませる。

「...昭和史には不透明な史実がいくつもある。...なぜ成算もないまま戦争という政治的選択がなされたのか、という根本的な謎は十分に解明されたとは言えない。」

というイントロに惹かれて一気に読み進んだ。残念ながらこの根本的謎に答えたものではない。しかし、阿南がなぜ昭和20年8月14日に遺書を書き、15日未明に切腹自決をしたか、新しい資料の公開によりその心のあり方が明らかにされた。

「帝都不祥事件に関する訓話」は阿南が閑職である陸軍幼年学校校長として、全学生徒に向かって二・二六事件について厳しく批判した訓話の要旨を記録したものである。いかなる理由があろうとも法を犯してよいということは無いというくだりが最大の要点であろうと、指摘されている。

つまり、事件を引き起こした若手将校他は「無法者」なのである。

きまじめで出世競争、政略に無縁であった阿南が終戦のための鈴木内閣で陸軍大臣として呼び返され、日本の一区切りをつける働きをして、世を去った。自決をほめるものではないが武士道を範として生きた武人の死に方は、不様な自決をした杉山や自決のできなかった東條との対比で実にまともであり、厳粛で素晴らしいと感じる。

官の腐敗が横行して国中がおかしくなり殺人や暴力沙汰が絶え間なく報道される現代を見て、阿南はなんというのだろうか?

写真:バス通りの欅並木。枝を刈りすぎてかわいそうなくらいだ。
   今日はバスからおりたら、足音で わん が迎えにでてきた。

もう一匹の待ち、期待の心顔に出る。

2008年04月24日 | Weblog
黒白にゃんごろーの座る椅子の隣で最近自分の拠点にした
ピアノの長いすのうえで、チャトラの大輔。

こちらは、にゃおにゃお とか細い声をだすが、
注意の先は先輩の黒白と酒を飲んでいる爺さん双方である。

先に動くのは実はチビのチャトラで、黒白は確信するまで
待ち、あとから動いて追い越す。

ご飯を待つ顔、二匹

2008年04月24日 | Weblog
テレビの前に座ってワインを飲んでいるこっちの行動を
期待の顔で待っているところ。

おちょぼ口になるのがおかしい。

そのうち、ウヮーオンと要求する。

先代は ゴハ~ン と鳴いていた。
まだ3歳、そこまできていない。
20歳越えて生きたら ネコマタ だろう。

小泉のにやりの人は彼女?

2008年04月23日 | Weblog
解散後の新政権を握る一人として、ポスト福田はKYというネット記事を見た。

小池百合子元防衛相、省内の問題児守屋をあぶりだした日本版鉄の女候補。
元日本新党から小泉の腹心の一人になり、民主党にも前原他の同志がたくさん。
背後霊小泉を擁して日本の閉塞感を突き破る可能性が期待できる。

小泉の演説はこれかと得心した。

写真:全身茶トラの大輔、成長した、メタボに見えてしまう。
   が、動きはよくなり、徐々になじんで自己主張もする。
   それでも極端な臆病は相変わらず。

日本の苗字7000傑、少し変動した?

2008年04月23日 | Weblog
http://www.myj7000.jp-biz.net/
ある人のブログで紹介されていた日本の苗字7000傑。
昔、真藤建志郎著の日本の苗字のベストテンは上段のとおりであった。
この7000傑によれば下の段の通りである。

佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、小林、山本、中村、斉藤
佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、山本、中村、小林、斉藤

よく見ると、ベスト10に含まれる姓の変動は無く
小林姓が6位から8位に落ちているだけである。

ではベスト20はどうだろう?

加藤、山田、吉田、佐々木、山口、井上、松本、木村、清水、林
加藤、吉田、山田、佐々木、山口、松本、井上、木村、林、清水

であり、含まれる姓の変動は無いが、細かく順位が変わっている。
7000傑には人口も出ている。
トップの佐藤さんは約1,928,000で、
    小林さんの約1,019,000まで百万人。
同じ姓の方を集めただけで9つの政令指定都市ができる。
10位の斉藤さんが約98万人。
20位の清水さんは52万4千人。
佐藤さんの凄さが実感できる。
コメントにはベストテンで人口の一割を占めるとある。
さらに7000傑の苗字で日本の約96.3%。
しかし全苗字の数はロングテールそのもので、6万を超えるようだ。

昔所属した会社の仙台拠点は出かけて出てきた関連スタッフ7名が
全員佐藤さんだったことを思い出した。
ここには出てこないが、職場に54位の竹内(武内含む)が5名居て
それぞれ名前で呼んだこともあった。
仲間内ではばらばらになった今でも相互に
「ひろしが,...」などと名前で話しをする。

お酒の場で佐藤です、斉藤ですと挨拶されたときには
「キミの名前は苗字ですというのと同じだからフルネームで名乗れ」と冗談を言ったものである。

7000傑にはそれぞれ姓の由来の一行コメントがあるが、まあ当てにはならないだろう。我が家はその昔南北朝の頃までは宇野姓であったが、隈部姓となり、江戸時代には現在の姓になったらしいので、コメントの流れとは違っている。

写真:葉柏の若芽、冬の間枯れたかと心配するほど生命の雰囲気の無かった木に
   いっせいに若芽が芽吹いてきた。

善光寺への嫌がらせ

2008年04月21日 | Weblog
聖火リレーの出発点を辞退したのは、現場の治安問題とチベットの仏教弾圧という理由もはっきり述べていたので、それに由来する中国関係者の嫌がらせだとすると、ますます評判が落ちる。
マスコミは誰が?というのを極力コメントしていないようであるが、確かに色々想像できて、うかつにはモノが言えない状況ではある。しかし、ここはそのいくつかの可能性をあげて、やったことへの反省と今後の再発を起こさせないコメントをきつくメッセージとしておくべきだと思う。
たいていの人は、中国人留学生か?とか可能性を考えることだろう。そう見せて中国を貶めたい人もまた可能性が高い。
いずれにしろ、長野の聖火リレーなぞ辞退するのが良かったのではないかと思う。
まあ、あとは無難に有森が怪我したりしないことを祈るのみだ。

写真:八重桜満開写真の帰りに手を出すとこのとおり、ぺろぺろと舐められた。
 その手を自宅で猫達にだしたら、くんくんざらざら、と同じ所を舐められた。

男子ゴルフが変わる

2008年04月20日 | Weblog
石川遼、初戦惜しいが5位タイ。
しかし、あの受け答えは女子ゴルフの宮里の衝撃ににて、気持ちがいい。
解説の青木が言葉を選ぶほどに、遼君のゴルフは素晴らしい。
なんと本日のドライバー平均飛距離は並み居るプロの中でトップと報じた。
300ヤード越えの連発、(僕と同じ(笑))2アイアンが好き。
なんと240ヤード飛ばす。さすがである。一緒に回ったプロのドライバーと
同じくらい。いやはや怪物君である。
ギャラリーは1万5千人を超えた。

言葉を発しない内向きの男子プロではもう駄目。

優勝した宮本選手会長、遼君を見に来たのでしょうが、ありがたい、と。
生かせ!そして、次がどんどん出てきたら、
くら~~~~~い日本の男子プロも変わる。

写真:近所の八重桜並木満開。ゴージャス!