日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

前原辞任、やめてくれだな。

2006年03月31日 | Weblog
先祖がえりのおじいさんたちが出てくるようじゃ参議院選挙で消滅するよ。
そもそも、あーゆうメールで証拠と思ってしまうような非常識な政治家が、平気でITは分かりませんといってる国では、背筋が寒くなるのだが。技術力がないことを売りにするような法律家優先のこの国の風潮にはほんに閉口する。
しかし、この状況では自民党の対抗馬はなかなか困難だなあ。小沢とか菅とかオレの知ったことじゃないという無責任な年寄りを代表にするの~~~~~?
やめてくれだな。

~~~~~一部引用開始~~~~~
永田寿康衆院議員(党員資格停止中)が引き起こした「偽メール」問題の責任を取るもので、同日夕、この問題の調査報告書がまとまった段階で辞意を表明する。後継代表選は4月中に実施されるが、小沢一郎・前副代表や菅直人・元代表らの出馬が予想される。
~~~~~引用終り~~~~~

裁判所が検察に甘いと注文

2006年03月31日 | Weblog
判決文の引用が今朝の新聞にあるが、裁判所もなかなか言うときは言うのだと分かった。
我々の言葉で言えば「村岡さんは身代わりで橋本元総理、野中、青木が責任者だろが、本物をきちんと捕まえろ」って言ってるようだ。
でも結果としては、身代わりも逃して奥の院も放置で終りということになり、自民党としてはやれやれで終わることになるのかなぁ。なんとなくできレースって気もしないではない。
中国まで出かけて土下座する人達はこの際、再送検できないものか?

財政審、脅しの長期試算

2006年03月27日 | Weblog
民間企業はまず費用削減からはいるが、そのほとんどは人件費である。また、始めている新規プロジェクトもどんどん潰す。前にも述べたように、最末端まで縦割りで仕事を持つ形の官庁の仕事の仕方では、最大の固定費である人件費の削減には手をつけないことになる。不要な仕事をたくさん抱えて人を減らせないと宣言している人達が、自分で試算した数字など信用できるわけがない。しかもいかにもそうなりそうな、国民の生活に密着したところの費用削減をしてみせるやり方には腹が立つ。5%削減などと言う悠長なことで言い訳はしないで欲しい。
トヨタ方式が郵政公社で意味がないように発想の違う人たちでは、やれることをいかにやらないかから試算が始ると憶測したくなる。
こういうのは、息のかかっていない民間に試算させるしか信用できないと宣言したい。地方自治体には昨日投票のあった横浜市のように、財政の健全化にまともに取り組んで成果を出しているところも見え出した。今回さすがに中田市長は圧倒的な支持を得ている。
小泉改革も言葉だけで繕う結果になっては、国家100年の計を危うくする。
この報道は、明らかに欺瞞に満ちた試算だろうと考えざるを得ない。
民主党も、この手の試算をやって見せるのがメール問題などで追求するよりはるかに効果的だが、官庁無しではその力量は期待できないのだろうね。
言い訳が聞こえてくる。

~~~~~引用開始~~~~~
11年度時点で13兆円削減必要 財政審が長期試算
2006年 3月27日 (月) 12:43
 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は27日、歳出削減のみで国の財政を健全化する場合の長期試算を正式に発表した。国債費を除く歳出を11年度時点で13.1兆円、15年度には26.9兆円をカットする必要があり、国民生活の様々な分野で影響が及ぶと分析。国の行政サービスを維持して財政再建を進めるには、歳出削減だけでなく増税が不可欠と結論づけており、政府が進める「歳出・歳入一体改革」を後押しする内容だ。
 経済財政諮問会議から谷垣財務相が試算の要請を受けていたもので、近く開かれる同会議に結果を報告する。
 試算は国債費を除く全歳出を一律で削減する場合▽社会保障の削減幅は少なく、その他の削減幅を大きくするなどメリハリをつけて削減する場合の2ケースで実施した。
 一律削減では15年度の医療費の自己負担が2.5倍に増えたり、公的年金の支給開始年齢が71歳に引き上げられたりするなど社会保障で大きな支障が出る。メリハリをつけた削減では社会保障の影響は和らぐ一方、国立大学授業料が3.8倍となったり、パトカーの到着までの時間が4倍に伸びたり、自衛隊の災害派遣などの活動が停止に追い込まれるなど、教育や治安、防衛などの分野で影響が出るとしている。
 試算は、国の基礎的財政収支(プライマリーバランス)が11年度に均衡し、15年度には対国内総生産(GDP)比で1.5%の黒字を確保することを財政健全化の前提とした。
~~~~~引用終り~~~~~


桜が咲いた

2006年03月26日 | Weblog
回りの山々も朧にかすんで峰峰の重なりは春景色。遠くの峰はうす青く、近ずくに連れて緑とやわらかい春色、ピンクも混じった茶色系統。霞がかかりなんとも目に優しい風景。近景には紅白の梅や桃、加えて白や黄色の木の花が真っ盛り。
でも日差しの暖かい場所では枝垂桜が全部背景にして輝いていた。
我が家の庭も八重咲きの梅の花と、藪椿とそれに少し遅れてきた豪華な花桃が競演。背景の緑も今は赤い芽をいっせいに伸ばして春。
芝生の手入れをサボっているのでいつの間にか雑草が我が物顔。
近所の公園の桜も開きだして、今日はもう見ごろかも。行って見よう。

JRでびっくり

2006年03月24日 | Weblog
スイカの出口がない!

改札で聞くと、ここでは使えませんと平気なご挨拶。え?と聞くと、ここはJR東海のエリアですから、ここで現金で精算してくれと。

うーん、参った。ひどいなあ。JR各社で違うことしてるのは困ったもの。
電話会社はたくさんあるが全部自動でつながり、料金も勝手に計算してくれる。
引き比べて、この身勝手なやり方にはあきれる。財布の中には数千円しかたまたまなかったので更に困った。帰りは現金で切符を買った。スイカの出場証明書なるものに判子を押して、おりるときこれで処理してもらえと。現金の残りがなんと千円札一枚と言う非常に心細い状態で帰宅。駅のATMで銀行から引き出して不安解消。

救われたのは、帰りの横浜の窓口。従来のむさいおっさんたちはいなくなって、若い女性職員がてきぱき。ご迷惑でしたとにっこり声をかけられて、少しは治まった。

御殿場線の車両はおもしろい。待機中はヨーロッパの車両みたいに、自分でボタンを押してドアを開閉する。運行中は普通の列車と同じに全体が開け閉めされる。
寒い時期に待ち合わせの車両でドアを閉めるためらしい。

ニャンゴローJr.と大輔

2006年03月22日 | Weblog
2匹で机の上に飛び乗って、ねずみのおもちゃがいつ出てくるか真剣に集中しているところ。
ホルスタインのニャンゴローJr.の白黒は髪の毛の黒い人と並べるとその黒さで髪が茶色に見えるほど、際立つ真っ黒。足が長くてジャンプが得意。腕力が凄くて重たい襖も軽々とあける。
全身茶トラの大輔は、まだ成長過程、先日去勢に獣医さんに連れて行ったらまだ早いということ。たまたまがちゃんと発達しないと、尿道の発達が止まるので将来おしっこが出にくくなる危険性があるとのこと。しばらくオスのままで、執行猶予。
仲良しの二匹。大きさはまだ3:2位か。よく食べる、よく出す。毎日トイレの世話が大変とぼやく人あり。
先代は二匹ともまだ小さいときに庭に来た鳥を捕獲したが、こいつらちょっと臆病みたい。鳥が来ると関心は示すが、庭に出るとどうも実戦は駄目のよう。

世界一おめでとう、イチロージャパン

2006年03月21日 | Weblog
なんといっても相手投手の制球の乱れに乗じて一回に先制で来たのは大きかった。しかし、最後にイチローのダメ押しヒットで勝利が転がり込んできたと確信できた。キューバに勝っての世界一で、日本に二勝した韓国もさすがに一緒に勝利を喜んでもらいたいもの。

松坂も横浜高校甲子園優勝以来のファンの一人として最優秀選手受賞おめでとう!
来年はいよいよ大リーグからの引きが大きくクローズアップされそうだな。

それにつけてもアメリカは反省すること多いだろうな。ちょっとしたところをつまんでメジャーのチームを作れば軽く優勝できると踏んでいたようだが、そうは許さないくらいにマイナーと見てきた、アジアをはじめとする野球の広がりが力をつけてきていること、メジャーの力の低下もあるのかもしれない。ウインブルドン現象とはまだまだ言えないだろうが、メジャーで活躍するスタープレイヤーが実は多国籍化していることを、再認識したに違いない。
次回からは、もちっとまともに、公平なやり方をやってもらいたいもの。少なくとも次回は優勝国日本での開催を望みたい。
テレビでしか見る気はしないが、日本にはいい景気浮揚策になることだろう。

引退した元木大介に肖った故ネコの先代大ちゃんに代わり、大ちゃん二世は松坂大輔に肖ることにしよう。ユニフォームは完全にトラだが(笑)。

財務省の試算、増税しないと

2006年03月17日 | Weblog
郵政公社では、トヨタ方式で効率化を図ろうとトヨタからその道の人材を招いて、鳴り物入りで業務改革プロジェクトを走らせたが、結果は数値的に無残なものであったと数ヶ月前に報道された。なぜだろうと、しばらく考えてきたが、推察してみるとこれだなというのが思い当たった。あくまでも個人的な仮定のうえでの議論であるが。
昔書いたように官庁では自分の仕事の範囲を自分で決めるところがある。細かい仕事に人を貼り付けて、極端に言えば区役所窓口の人は住民が来て何かを頼まない限り、そこでじっと待っている。この無駄さ加減は中央官庁でも起きていることのような気がする。
自分の部署や担当の範囲で仕事がないと、これを作り出して予算を請求することになる。年度予算を使い切らないと次年度に削減されるから年度末に必死で予算を消化するようなことも起きる。
実際は窓口たくさん人が来ていて、もっと窓口の人を増やしてよと言う状態のときしか役所には行かないから、あっちでぼーっとしている人、こっちへ来てやってよと思うことの方が多い。
基本的な考え方、組織の仕事の役割がこういう末端まで縦割りのとき、いくらトヨタ式を導入しても効率が上がるはずがない。というのが、思いついたことである。
お役所の組織の論理は、いかにして仕事を増やして予算を増やしてゆくか、それに必要な人を増やしてい行くかというものである。
これに対して、トヨタなど民間企業の論理は、いかにして儲けるか、という数値の追求が基本である。この基本的なところの考え方を根本から変えなければ、効率化などできるわけがなく、木に竹を接ぐという大間違いになったのではないだろうか?
郵政公社から会社になるが、ユニバーサルサービスは求められるし、人員削減もままならないことだろう。しかも中間管理職のみなさんの基本的な考え方は、なかなか変わらないもの。3~4世代の交代がないと無理かなと思う。
JRも松田さんの第一世代が引退するが、まだまだ下々までお役所体質、現在接する駅員さんたち、あのくらいで変わったなどというのは不遜だと思う。

この脅かしの増税ターゲット試算は、ことをますます分かりにくくする目眩ましだ。民間シンクタンクあたりから対案を出していただきたいものだ。

文芸春秋4月号の昭和天皇

2006年03月15日 | Weblog
芦田はロシア革命のおきたときまさに、レーニン、スターリン、トロツキーのいた都市、十月革命の現場ペテルブルグにいた。第一次大戦の時期をロシアで過ごし、このとき30歳の外交官補、日本大使館で会議場である冬宮を襲撃する銃声を聞いている。この経験を書いた「革命前後のロシア」という本を書いている。
その後、年が明けて大使館全員はシベリア鉄道で日本へ帰国している。その道中もすざまじい話題に満ちていたようだ。沢山の乗客の乗った客車が機関車がなくて駅で待たされてるとか、乗った急行列車も途中で機関車を奪われて動けなくなるとか、それを日本大使館のこわもてが交渉して取り返す話など、つわものがいたんだなと、現在の弱腰外交とつい比べたくなる。
この連載、これだけでなく、大正天皇、昭和天皇の人となりやエピソードがおもしろい。

二塁塁審の判定にむかっとしただけ

2006年03月14日 | Weblog
イチローの先頭打者ホームランはご立派。最後にぽかんと打たれて逆転は想定内。ほとんどの日本ファンも本音は勝てるとは思ってもいなかったのだろう。そこにあのようなぎりぎりのところの判定でおかしくされたことには、ひょっとしたらの希望が潰された思いの大批判が集中するのは当たり前。さらに韓国がぎゃんぎゃん言ってるのも自国の対戦時の牽制に過ぎないだろう。標的はあくまでも米国。
よく考えると、かわいそうなのは実力もないのに引っ張り出されて今後の人生もおかしくなりかねない主審殿だろう。コストで折り合わず現役メジャーの審判が出てこなかったというところにもともとメジャーの見方、この大会の軽視があるのだから。米国は今回必死で勝とうとは思ってもいないのではないだろうか?
まあ、お祭りだという意味で出てきた選手は頑張るだろうが、それはあの国の常。現場では力が出る。しかし、基礎的な準備の段階でビジネス優先のために審判の質を下げ、不公平とも思える審判構成で自国に有利にしたと丸見えに見える。
実際はレベルの低い国にはやらせられない、米国は常にトップで、公平だという思い上がりだろう。
なにかにつけて、交渉の場で利用できると外務省もしっかり事実を押さえるべきだね。例えば、テレビ映像の瞬間写真をプリントしておいて、横田空域交渉の会議室に飾ったらいかが?
不公平米国の象徴。