日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

新高値でひける!

2006年12月29日 | Weblog
それに,トヨタ,ホンダ,ソニーも戻してきたし,日本の優良株に世界の投資家が金を投げつけているような感覚.

それでも今年の相場ももう10分を切った.

上げ相場で投資家には心穏やかな年末年始のおやすみ.年が明けてこのままいくのか?それともどこかで急ブレーキがあるのか,まるでジェットコースター,恐ろしい気もする.
特に鉄鋼株はご注目.今からの参入はリスクが大きいが,でも可能性は残る.
自分はちょっとだけ500円弱で.

年末恒例の早めの温泉に行って気まーす!

年末のどたばた

2006年12月28日 | Weblog
わがオフィスも今日で仕事納め。
この一年内外、例年以上にいろいろあった。よいこともだが、悪いことも。
それに昨日の10月半ばの陽気、各地で起きた龍巻き被害。温暖化の影響だろうなと心配。
来年は少しでもいい方向に世界が動かないものか?
明日からの休みでもう少しいろいろ考えてみよう。

シャングリア(理想郷)と中国の奥地の山々

2006年12月25日 | Weblog
番組の設定ではシャングリア(理想郷)の名前を持つ都市Zhongdianから一目見ると心が洗われると言う山を見に行く話し。
シャングリアの紹介は日本だと鍾乳洞にある炭酸水による棚田風の白い自然構築の段々池が斜面に無数に並ぶ白い景観から始る。さらに、そこで絵を描いている現地の画家に理想の山の絵を見せてもらい、車で見に行く。
恐らく数百キロ砂利道を車に乗り続け、到着すると赤や黄色の綺麗な花が一面に咲く夢のような村にたどり着く。更に、その山の見える高台にたどり着く。元々昆明が既に3000メートルを越える台地にあり、そこから更にのぼり、4000メートルの高地である。よく車が走るなと思うくらいに空気は薄いはず。
到着したが山は雲に覆われて見えない、しばし待つと気を持たせるが、結果として朝焼けに赤く輝く神々しい山々を拝むことが出来た。
その画像の印象が残っている間にグーグルアースで昆明から西北のZhongdianを見つけ、山を探し回る。
その地方はびっくりしたが、長江(揚子江)とメコン川と更にもう一本のタイやミャンマーに流れる3大河川が立てにまさに川の字で3本並んで南北に流れているところ。それぞれの河が深い谷を堀り、付近の山々は4000メートル級。
ものすごい秘境である。それでもところどころにちゃんと町があり、人家も見える。

その山は、グーグルアースの立体化する機能を使って明らかに特徴の一致する真っ白い峰々であった。
凄いの一言。お試しあれ。

突然ながら株価に一言。

2006年12月22日 | Weblog
電機のデパートNECは経営状況が評価されず500円台に落ち込んだが、この数週間じわりじわりとあげている。その主たる理由を推測すると、恐らくNTTのNGNプロジェクトへの食い込みであろう。他の電機企業の株価と比べても一人負けの感があるが、いずれは戻すと見た長期戦の買いは間違いがないのではないだろうか?
倒れない負け組みを拾う面白さ。いまやトップの三菱電機の推移は好事例。

新日鉄はあっという間に600円台に突入した。年初の価格から見ると凄いあげようだ。が、世界的な鉄鋼業界の再編に対抗してアジア連合、そしてブラジルと着実な手を打っていることが評価されているとおもうし、それよりも、PERや利回りのよさという数字の裏づけが強力。リスクの少ない投資として損はないだろう。

但し、あくまでも株式投資はご自分の判断です。

H2Aは安定したなと思う。

2006年12月18日 | Weblog
H2A11号機、打ち上げ成功 最も重い人工衛星搭載(朝日新聞)- goo ニュース
成功おめでとう!
だが、まだまだこれからが心配。例のテニスコート並みに広い面積最大の折り紙アンテナを開くのには一週間かかるらしい。静止軌道に乗って、これがうまくいってそれから各種の通信実験が始まると言うことだが、うまくいって欲しいもの。

中国は有人宇宙衛星の成功を通じて次は月着陸を狙っていると言う。そのことで、月は中国領土だとはまさか言わないとは思うが、最近も起きた過剰品質管理による嫌がらせとも思える販売停止や回収命令などを見ているとあるかもと思いたくなる。化粧品にパソコン、その前に中国自国製品は大丈夫なのかと問いたい。

が、一方で、日本の宇宙開発戦略の展望のなさを嘆く人もいるようだ。軍事だけでなく今回の通信を初め今後の様々な方面で宇宙の果たす役割は増大していくはず。その内容は既に数十年前からSFではないきちんとした研究書として発刊されてきている。
結果としてそれらの予測が様々なアニメにも影響を与えてきたのではないかと想像する。もちろん逆もあるのだろうが。
惑星(地球)の利用段階については、環境問題への影響も大きいので、あの予想と同じにはならないのかもしれないが、静止衛星の浮かぶ空間は土星の輪のようにつながる人工物のリングとなるということは大いにありそう。それがいつの間にか惑星全体を覆うシェルになるのが究極の第三段階だったかという記憶がある。

あとは太陽の発するエネルギーをすべて逃がさずに利用する気の遠くなる話があったような気がする。たしかお堅い岩波新書、がもうどこかへいってしまった。

今回の打ち上げの位置づけはこのような展望の中で進められているのかしらと問うたら、多分ノーだろうというのが困る。宇宙開発というのはそのようなものだという認識が求められる。

そういう長期展望は中国が強い。うーむ。
十五夜の月の表面に五星紅旗が見えるようになるという悪夢もあるなあ。

クリスマスソングの英語

2006年12月17日 | Weblog
1.Allは単数:サイレントナイトホーリナイトに続く英語の歌詞これまで何も考えずに口ずさんできたが,えっと気がついた.

All is calm, All is bright.

なんと,Allは単数なのだ.
神様の周りだから宇宙全部が静かで輝いているのだろう.

2.もう一つ,ダッシングスルーザスノウで始まるサンタさんの歌だと思うけど,

One horse open sleigh.

馬一頭だてのソリでとなるが,トナカイが正しくないのだろうかと(笑)

弱者連合より強者連合

2006年12月15日 | Weblog
韓国との半導体メモリ投資競争で日本の半導体メモリ産業は壊滅した。そのひとつの要因は税制の違い。この問題がどうして取り上げられなかったのかが不思議である。米国からは補助金行政を徹底的に叩かれて、一時は世界制覇した日本の半導体産業は特に汎用CPUについて消滅してしまい、残るのはインテルとIBM位になってしまった。もちろん日本の強みと思われる組込み向けのCPUは残っているが、こちらも米国に押され気味の様子。
メモリについては逆に韓国の集中投資に負けて、こちらもいまやかろうじて生き残っている状態である。これらのことが日本のIT系産業の形を揺るがし、いまやビジネスの集中ができないと生き残れない。大手企業はお互いの半導体部門を切り離して合弁の別会社として延命している。
従来大手IT企業はどこもかしこも百貨店タイプであり、何から何まで揃えていたものだが、現時点ではNECと日立が未だに百貨店タイプのままであり株価の下落を招いている。一方三菱電機は選択と集中を実践して、年初の株価比較からは考えられない1000円超えで同業他社を圧倒しているのは想定外の快挙だ。
日立とNECも何もかも抱えるのではなく、日本勢不振のルーターはいっしょに別会社にしており、今後の反攻に期待したい。
鉄鋼業界では巨大連合に対抗して国を越えたアジア連合が動き出し、新日鉄などの株価が躍進している。ほんの少しだけ先読みをして大きく稼いでいる人達もたくさんいそうだ。
自動車でも想定外のトヨタいすゞディーゼル連合が株価を引き上げ、一時100円まで行ったいすゞの500円台復活はうれしい。
弱者連合と強者連合、様々な企業活動の集中がますます動き出すのだろうが、ほんの少しの先読みで、投資家には大きなチャンスが訪れる。

能力の開発には家庭教育が重要

2006年12月12日 | Weblog
これからのビジネスで求められる3Cとある。
1.Creativity  創造力
2.Communication コミュニケーション力
3.Cool     美的センス
自らは職場で営業に、語呂合わせで「創造力」と「想像力」と言ってきた。
相手の欲しいもの、願いを推察するコミュニケーション力と想像力は重なる。
最後のクールは提案書の品質といえそう。

これらを育てるための家庭環境として、山田さんの挙げるのは、
新しい能力をつけるための家庭環境
1.親が家で本を読んでいる。 → 創造力 
2.親が家庭内で知的会話をしている。→ コミュニケーション力
3.親が展覧会やコンサートに連れて行ってくれる。→ 美的センス

ふむふむ。
ま、この条件は何とか子育てでクリアしてきたか。
1.本は溢れているし、古典を読めと躾けてきた。いっしょに本を読んだ。
  今も大人になった子供とは読書仲間。
2.知的かどうか分からんが、子供は会話に対等に割り込みたかったと言ってる。  ご近所も含めた団塊の世代付近の集団行動で、子育ても集団であった。
3.親がコンサートをやってきた。よく行った。子供もコンサートに出る立場。
とまあ、満たしているようだ。
孫たちに向かってはどうなってるかな?

山田さんの言うことも良い指標だが子育てにはもう少し人間性を加味したいもの。
自分で考えて実行する行動力に加えて、優しさ、思いやり、それにハングリー精神。モノの溢れる現代日本でどうやってハングリーな気持ちを持たせるか、知恵の出しどころ。


ジェットが100機売れるって

2006年12月10日 | Weblog
2010年に引渡しが始まるものが,既に100機受注したと報道された.凄い話だ.亡くなった創業者本田さんの魂が生きている気がする.オートバイから,軽自動車,そして普通車へと進化発展してきた技術で小型ジェット機を発売するまでに来た.ソニーと並ぶ戦後企業の代表.
ソニーは電池やPS3でもたもたしている感じだが,ホンダは一昨年発売した普通の乗用車で初めて300馬力エンジンを公称したうえ,四輪の回転数をハンドリングに合わせて前後左右をコントロールするAWHをレジェンドで実用化し今年はCR-Vなどへ展開して米国では予定以上の売れ行きと,絶好調の様子だ.更にくわえてジェット機ビジネスにも参入して飛躍している.素晴らしいの一言だと感じる.
さすがにエンジンはGEとの合弁会社を設立して設計製造しているようだが,いまひとつホームページだけでは詳しく分からない.形で面白いと思うのは,一つは両翼の上にエンジン載せたところ.自分では飛行機を操縦するのはちょっと敬遠するが,米国のお付き合い先には自家用ジェットで通勤すると言うのがいたし,結構普通の感覚のようだ.そういえば,ソニーも社有機があったし,社長自ら操縦していたな.
2回目の国産旅客機計画が取りざたされているが,ホンダのように小型家庭用やタクシー向けでビジネスを展開して,きっといつの間にか中型,大型へと展開してきそうな期待もしてみたくなる.数十年スパンの長い取り組みとなるのだろうが,日本の空にホンダらしい革新的な技術を装備したユニークな飛行機が飛ぶ日を待ちたい.きっとクリーンで,乗り心地の良いものになるはず.
ホンダの宣伝になってしまったが,単なる技術のファンの一人である.