今週は、経済超入門、危機後の世界がすべてわかる。というもの。
ざ~~~~と世界と日本の経済の話題をサーベイしているが、
ちょっと浅く広くで印象が薄い。その中で、The compass見開きの
「日本の学校教育は成功しているか」
教育の目的は、
1.社会生活のための価値観、道徳を学ぶ、
2.知性、教養を高める、
3.生きるための職業教育。
だが、この最後の職業教育が出来ていないという批判と提言。
確かに、大学も研究と称する自分の世界への引きこもりで、世界的には
何の貢献もしない研究所の巣窟のような見方も出来るし、その価値観で
学生に単位をとらせて卒業させるだけになっているといえるかもしれない。
高校はともかく普通高校がやたらと多く、フリーターの生まれるところと
化している。かえって専門学校のほうが職業教育に徹していて社会への
貢献度も高い。普通高校の評価尺度は大学進学ばかりで、その落ちこぼれは
救えない状況だと。
文部省も悪さをしていて、許認可では普通高校に甘い。
高校も大学も社会に出てすぐ職業に従事できる人を育成せよという。
一昔前は、とにかく出来る奴を頂いて会社で訓練して戦力としたが
現在は、即戦力でないと企業の余裕がない。
国は高校、大学の教育にもっと金をかけろという結びである。
全体に、賛成であり、これまで見てきたIT業界ではまさに、
米国とのソフトウェア創造力の徹底的な開きが出来てしまった
原因のひとつであろう。業界の集まりで話す機会があると、とにかく
日本のIT教育のカリキュラムから見直すべきだと主張してきたつもり
であり、一部の名門私立ではその取り組みも長い。
しかし、先日も指摘されたとおりこの国は高等教育の無償化への意思を
示すことさえ拒否状態である。戦後の教育の枠組みから徹底的な
見直しをすべきだという気がするが、硬直化した検討体制と我田引水で
とても良くなるとは思えないのが日本の不幸だと思われる。困ったもの。
写真:六義園のこぶし、満開。枝垂桜と一緒に咲いている。
ざ~~~~と世界と日本の経済の話題をサーベイしているが、
ちょっと浅く広くで印象が薄い。その中で、The compass見開きの
「日本の学校教育は成功しているか」
教育の目的は、
1.社会生活のための価値観、道徳を学ぶ、
2.知性、教養を高める、
3.生きるための職業教育。
だが、この最後の職業教育が出来ていないという批判と提言。
確かに、大学も研究と称する自分の世界への引きこもりで、世界的には
何の貢献もしない研究所の巣窟のような見方も出来るし、その価値観で
学生に単位をとらせて卒業させるだけになっているといえるかもしれない。
高校はともかく普通高校がやたらと多く、フリーターの生まれるところと
化している。かえって専門学校のほうが職業教育に徹していて社会への
貢献度も高い。普通高校の評価尺度は大学進学ばかりで、その落ちこぼれは
救えない状況だと。
文部省も悪さをしていて、許認可では普通高校に甘い。
高校も大学も社会に出てすぐ職業に従事できる人を育成せよという。
一昔前は、とにかく出来る奴を頂いて会社で訓練して戦力としたが
現在は、即戦力でないと企業の余裕がない。
国は高校、大学の教育にもっと金をかけろという結びである。
全体に、賛成であり、これまで見てきたIT業界ではまさに、
米国とのソフトウェア創造力の徹底的な開きが出来てしまった
原因のひとつであろう。業界の集まりで話す機会があると、とにかく
日本のIT教育のカリキュラムから見直すべきだと主張してきたつもり
であり、一部の名門私立ではその取り組みも長い。
しかし、先日も指摘されたとおりこの国は高等教育の無償化への意思を
示すことさえ拒否状態である。戦後の教育の枠組みから徹底的な
見直しをすべきだという気がするが、硬直化した検討体制と我田引水で
とても良くなるとは思えないのが日本の不幸だと思われる。困ったもの。
写真:六義園のこぶし、満開。枝垂桜と一緒に咲いている。