日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

春分の日は世界中同じか?

2008年02月29日 | Weblog
今朝身支度をしながらふと疑問がわいた。

世界中同じ日に春分の日はくるのかしらと?

以下のWikiからの引用が面白い。
赤道、南北の極からみると、なーるほど。
両極では太陽が同じ様にくるりと地平線を回るわけだ。

~~~~~以下引用~~~~~
春分を含む日には、太陽は真東から上って真西に沈む。赤道上の観測者から見ると、太陽は正午に天頂を通過する。北極点または南極点の観測者から見ると、春分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、上ることも沈むこともない。
~~~~~引用終り~~~~~
さらに、この日は昼と夜が同じ長さというが、実際は太陽の直径の分昼が長くなるので、昼夜が等しくなるのは春分の日の4日ほど前だそうだ。
小中学生には喜ばれそうな話題。

見苦しい

2008年02月26日 | Weblog
"鈴木宗男議員、二審も実刑 収賄など4つの罪 即日上告(朝日新聞) - goo ニュース"

あくまでも言い張る中に自殺した人のせいにまでしているのが情けない。
とっとと辞任すべきではないのかと思われるが、あくまでも言い張る。
自分でやったことをすっかり忘れているのだろうか?
あるいは、忘れる術を身につけているのだろうか?
最高裁はどう裁くのだろう?

サブプライム時代の資産防衛術

2008年02月26日 | Weblog
文芸春秋3月特別号、
なんと、先日紹介した「お金は銀行に預けるな」勝間和代のダイジェスト版。
タイトルが違うので、文春の読者向けにひねっているかなとおもったが、基本は同じことであった。
文春の記事は良く新書になるので、驚かないが期待はずれというか、本の後からダイジェストを書かせるかとなんとも気になる。そのわりに本の宣伝をしていないのは、出版社が違うから?

ちなみに特別号というのは芥川賞の発表。「乳と卵」拾い読みしても決して面白くない。
しょうもないことをよう書いたなと言うのが感想。

昨日の写真の見方

2008年02月25日 | Weblog
新しい携帯(905i)で撮った写真の精度はかなり高いので、ブログに上げるとき縮小していたのですが、もったいないという声もあり、今回は精度の高いままに添付しました。

PCの方はいちど写真をクリックするとまともに見えます。
そのあと元に戻るにはブラウザの戻るをクリックしないと
全体が終わりますので要注意。ご面倒様。

携帯の場合はもともと縮小されていい塩梅に見える様子です。

今後も綺麗な写真はこのようにするつもりです。
参照がちょっと面倒になるかとおもいますが、どうぞよろしく。

梅の花芽

2008年02月24日 | Weblog
こちらは実のなる梅の枝。つぼみが膨らんできた。八重の花が咲くとあたりは花一面の季節。まだまだ時間がかかりそう。
背景の緑は藪椿。青空に映える。
右下に見えるのは壁を塗りなおした我が家の一角。白いペンキも青空に映える。

「お金は銀行に預けるな」勝間和代、光文社新書324

2008年02月24日 | Weblog
金融リテラシーの基本と実践、
この手の本は信用しないたちで、また業界の裏話が読めるなくらいの気持ちで読んだが、結論的には非常にまじめで真摯な、お金に関する解説である。
若者に読ませたいものである。

日本では公にお金の話をすることは品が悪いとされるとか、学校ではお金の事をまともに教えないとか、日本人のお金についてのあまりにもナイーブな弱さをまず示しているのは、女性らしい丁寧な語り口からも、読み進みたくなるイントロである。その中で年を経てしまった今も今後の参考になるのは、家は買うものではない借りて住むほうが、金融商品としてみたときは確実に安いし、効率的であるというところだ。
この国だけでなく世界中の国が国民に住宅を買わせようとしているのは結果的には景気浮揚策であるが、買い手の国民ほうは余計な金利や税金を搾取されているだけだと解説している。現時点では既に我が家を今後どうしようかと言う時期にさしかかり、都心に近い便利なマンションを買ってしまおうかという案もあるし、やっている人も居るが、これは賃貸マンションにすべきだなと結論が見えた。
これまですごしてきた我が家のことも、よーく計算すると金融商品と見れば負担が大きかったと言うことになろうか、ま、そこは済んだことで忘れても、確かに今後の自分たちの寿命も考えると、また残された人たちの残務整理のことを考えてもいまさら購入ということにはならないことが、確信できた。この点は、自分も学べたことである。

全体としての初心者のための投資入門は、本当に初めて投資を考える人のための考え方と実践の初歩を懇切丁寧に解説してあり、リスクとリターンも最初は安全に、そして徐々に歩き出すところまでのマニュアルになっている。
さらに進む人のための本なども紹介してあり、良心的な解説としてお勧めである。

東京藝術大学創立120周年企画、再現コンサート

2008年02月22日 | Weblog
東京音楽学校第1回定期演奏会再現コンサート
http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20080220.html

いいものを聴いた。
瀧廉太郎が芸大出身とは知らなかったが、創立120周年企画で、上記の演奏会が開催され、聴くことができた。
再現のピアノは当時米国より輸入されたスクエアピアノの一台。芸大に袋をかぶって朽ちかけていたものを、日本ピアノ調律師協会の皆さんが8年をかけて復元したもの。低音域では少しチェンバロのようなジャランという音が入るが、いい音が聞こえた。研修生瀧廉太郎の弾いたイタリア協奏曲ヘ長調を当時の聴衆はどう聴いたのだろうか?
今回の演奏は日本デビューの若いときからのファンになっている青柳晋。この人が弾くとそのジャランという音が聞こえてこない、抜群のタッチ感覚が伝わる息もつかせぬ名演奏であった。彼もいつの間にか芸大の准教授、いいことだ。

合唱もいくつかあり、第1回のプログラムも印刷されているが面白いのは、バハ氏とはバッハのことだったり、スケルツオ(scherzo)のカタカナ表記がシェルゾだったか、笑える部分もある。もっと笑えたのはヘンデルのオラトリオの題が「天岩戸」とある。なるほどと思わせるが、いくつかの歌の歌詞も実に愉快なもの。
また二人の女性による2つのバイオリンのための協奏曲では、黒の羽織袴姿に客席にどよめきがあがった、素敵な演奏であった。
全体にコーラスの発声も素晴らしく、芸大のレベルはさすがはと思わせるもので、3時間をゆうに越える演奏会であったが、楽しんだ。